長すぎるコロナ生活
コロナの脅威に怯え、初めての緊急事態宣言に対応し、各々が生活を守り、あまりの期間の長さにコロナに飽き飽きし、マスク生活にも慣れ、そんな日常も約2年が経ちましたね。
コロナが始まった頃はマスクをつける度に「来年には耳ちぎれてんじゃね?」と思っていましたが、今では慣れてしまったのか痛みは消えました。
もう2年もマスク生活をしていると、「もしかしてこのまま進化して、スタートレックのスポックみたいに耳とんがっていくんじゃね…?」と余計な心配をしているGallery IYNスタッフです。こんにちは。
人々の生活がガラッと変わり、在宅ワークやステイホームなどが増加しましたが、果たしてコロナ禍が明けたら元の生活に戻るのでしょうか。はたまた、現在の生活のように打ち合わせはテレビ会議、作業は基本的に在宅が続くのでしょうか。
コロナがもたらした「時間」と「思い」
生活に多大な変化をもたらしたコロナウイルスですが、ステイホームの時期に制作を始めたという作家さんも多くいらっしゃいます。
通勤や通学の時間がなくなり、自分の時間が取りやすくなったことも大きな要因でしょう。
私も絵を描くので頻繁に画材店にいくのですが、そこには派手な髪色をした「ザ・アーティスト」や、20代くらいの「ザ・美大生」の他に、髪型を整えスーツを着た「ザ・サラリーマン」もよく見かけます。
私の父親と同じくらいの歳の「ザ・サラリーマン」が必死に絵具を吟味しているのを見ると、少し微笑ましくなってしまいます。
時間ができて絵を描き始めた人には、少なからず「メッセージ」があることでしょう。
例えば……
「光を反射してキラキラ光る半熟卵と、深みのあるケチャップの赤。結婚を控えた友人と一緒に食べるオムライスは、見たことがないくらいキラキラ輝いていた。今思い出してもあの香りがどこかから漂ってくる。おそらくケチャップではない、デミグラスソースの味がほんのりするチキンライスは、オムライス全体に深みを与えていて……。
あぁぁあぁ!写真だけでは足りない…!思い出もあの日の匂いも含めて絵で表現したい!んあぁああ!」
という方。
「うちのネコが可愛くて可愛くて仕方ない、ほんと可愛い…もう……このかわいい鼻!丸っこい背中!なにこのかわいいおてて!もう、……描いちゃう!うちのネコ描いちゃう!」
という方。
きっと作品の裏側には、想像もできないようなたくさんの思いが込められているでしょう。
そんなそれぞれの思いや、作品に込めたメッセージを広く発信しようと生まれたのが「MESSAGE展」です。
「MESSAGE展」が持つメッセージ
「MESSAGE展」を開催するにあたって「我々がメッセージ展に込めた思い」をご紹介します。
・作品に込められた思いや、その思いを想像する楽しみを、多くの人達に体験していただきたい。
・アートは、コロナ禍にあっても、安心、安全に楽しむ事ができる娯楽である事を発信したい。
・アートを楽しむ事は、地球環境にも優しく、誰にでもできる事だと知っていただきたい。
・アートは、仕事にも役立つ事を発信したい。
上記の4つがMESSAGE展を開催するにあたっての我々の思いです。
もちろん、作品の裏側にたくさんの思いが詰まっているように、我々の思いも4つには留まりません。
この記事を読んでいる皆様も、思いが詰まった作品を一つはお持ちではないでしょうか?
自身で描いた絵画やハンドメイド作品、お金をためて買った腕時計、結婚して買った一軒家など。もちろんそれは個人の生活にとどまらず、仕事や製品にもあると思います。苦労して立ち上げた会社。そこで社員と必死で作り上げた自社製品。初めて自分が主導して作り上げた商品など。きっと、考えるとひとつに決め切れないほどのものが思い浮かぶのではないでしょうか?
MESSAGE展 協賛企業様 絶賛募集中
MESSAGE展では、作品の他に協賛企業様もお待ちしています。
上に記したような思いの詰まった貴社製品、余ったノベルティや、賞状だけでも構いません。
思いの込められた作品に、是非貴社の思いの詰まったものを進呈していただきたいと思います。
もちろん、見ていただくだけでも構いません。
見ていただく中で、作品に込められた思いを感じとっていただきたいと思います。
CHAGE and飛鳥が「言葉は心を超えない」と歌っていましたが、
超えられないものを超えようとした結果が「絵」や「歌」などの創作になるのかもしれません。
そしてそれらは、作者の心を表現するには最適な手段なのではないかなと思います。そこに、メッセージが乗れば尚更。