《桃野サオ 出展歴》
・2019『SHOP IYNクリスマスCreatorsマルシェ』 (会場:阪急梅田OPA)
・2020『ふしぎな魔法少女』展
・2021『中崎レトロ』展
・2021『擬人化』三部作 展
・ 2022 個展『Relax time』
(企画・開催 すべてGalleryIYN)
“生活感”と“安らぎ”をコンセプトに、ささやかな理想の世界をイラストで表現している桃野サオ。
「こんな生活がしたい」「こんな空間や街で時を過ごしたい」など、実現不可能な程に突飛ではないが、なかなか現実にはできていない・・・そんな小さな夢や希望を描いた桃野の絵からは、見る者の心が自然と落ち着くような、とても優しい空気感が伝わってくる。
子供の頃から絵が大好きだった桃野は、様々なクリエイターが手掛けるボーカロイド曲のイメージイラストに強く影響を受け、ほぼ独学でデジタルイラスト技法を習得した。
イラストレーターや漫画家を志していたが、自分の技量に限界を感じ、アートとは違う分野で就職。
だがその後、その職を離れることになり、改めて「ずっと好きだった【絵を描くこと】をちゃんとやっていきたい」と強く感じ、意欲的にイラスト制作とSNS上での発表活動を開始した。
作品を発信する中でいろんな人から感想を貰い、それを励みに夢中で描く内に、作品数はどんどん増えた。
それらをまとめたポートフォリオを携えて就職活動を行い、現在はある会社のデザイン部門で勤務している。
一度は諦めた絵の世界に再度向き合ったことで、桃野は描く喜びを再確認するのみに留まらず、絵の技能を生かした仕事に就くことができたのである。
仕事としてのデザインとプライベートで描くイラストレーションを両立し、絵の世界に復帰した桃野だが、一旦は絵から離れていたことから流行に疎くなってしまい、絵柄が時代遅れと言われて悩む時もあったという。
だが現在は、見る人に懐かしさを感じさせるような、その“古さ”こそを強みにしたいと考えている。
セル画アニメを思わせるようなザラザラした風合いになるようノイズを入れてみたり、敢えて線と色面を僅かにずらしてみたりと、常に工夫を凝らしているそうだ。
作家活動の核にしているTwitterの投稿頻度を上げたいと思いつつ、慎重すぎる性格であるためにそれが難しく、今後の課題だと語る桃野。
ファン心理としては作家のちょっとした呟きや活動の近況を小まめに知りたくなるものだが、彼女の日々の成果は、ぜひ2023年5月に開かれる個展にてご堪能頂きたい。
(執筆者: 大石)
会期:2023年5月26日(金)~6月4日(日)
営業時間11:00~18:00
会場:Gallery IYN
大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田101
会場には、桃野が「見る人の心を少しでも癒せるような絵になるように」と描いたイラスト作品たちが並びます。どうぞご期待ください!
桃野サオtwitterアカウントはこちら→@momonosa_oekaki
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