sukima工房 in 個性について考える 2025
会期:2025年3月20日(木)~3月23日(日)
会場:Gallery IYN
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小学生時分から絵画教室に通い、大学では日本画を専攻したsukima工房にとって、“絵の具”は長く慣れ親しんだ画材だったが、卒業後に始めたチョークアートは全くの未知の世界。
絵の具を溶く、溶剤で希釈する、筆で塗る・・・そうした工程とはまた別のアートにも挑戦してみたい。そんな思いから教室に通い始めたのだそうだ。
画面に直にオイルパステルを塗り重ね、指で擦って暈す作業は難しくもあったが、不慣れだからこそ試行錯誤することが面白くなり、気が付けばその深みにはまって、初めて挑戦した日から彼此8年以上は経過しているという。
新たに習得した手法で彼女が描き出すのは、生活の音や匂いまでも伝わってくるような日常の世界である。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
sukima工房:なるべくたくさんの色を使い鮮やかに見せること。
年齢を重ねても消えないこども心及び遊び心も時に絵に交えて描いています。

学生時代は主に動物を画題に選んでおり、よく動物園に足を運んで写生をしたものだが、sukima工房が今見つめているものは、家の中で自分を取り囲んでくれている身近でなモチーフたち。
普段から目にするもの、使用するもの、食すもの・・・
画面の中に人の姿は入り込んでいないものの、確かに人の存在とその生活感じられるような作品になるよう心掛けているそうだ。
なので、ただ表面的にモチーフの形態を捉えただけの静物画になってはいけない。
光の差し込み具合などから空気感も演出できるようにと気を配りながら、彼女は目指すのは「日常画」または「生活画」とも呼ぶべきアートであるという。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
sukima工房:つい見入ってしまうような、ずっと眺めていたくなるような作品を目指していきたいです。

“日常”は、今後もsukima工房が向き合い続ける大切なテーマ。
しかしその一方で、時には思い切り非現実的な空想の世界を描きたくなることもあるのだとか。
かつて沢山描いた動物たちを登場させることもある。
そんな冒険心を持ち合わせているからこそだろう。彼女が描く日常風景から“退屈さ”は感じられず、生活者の心の潤いや豊かさ迄もが伝わってくるようだ。
「個性について考える」展では出展作を日常画で統一する予定だそうだが、是非彼女のもうひとつの側面にも思いを馳せながら、彩りに満ちた日常の世界をご堪能きたい。
取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
sukima工房:幼少期は海の近くで育ちました。
幼いながらに感じた海辺で潮風やの空の色、水平線の尊さなどが今になり蘇り、ここ数年の間に海をテーマにした作品もたくさん制作しました。
(取材/執筆:大石)
sukima工房の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
個性について考える を、どうかお見逃しなく!
sukima工房のSNSも、是非ご覧ください。
Instagram:@sukimakobo68
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《 sukima工房 プロフィール 》
1985 和歌山県生まれ
2011 大阪芸術大学大学院博士課程前期 芸術制作課日本画専攻修了
2016 岐阜・graphical CHALKにてチョークアートを学ぶ
2020 chalk artホビーレッスン講師認定資格取得。
2017 第12回チョークアート展 技術賞受賞
2022 第27回アートムーブコンクール 入選
グループ展
2017 チョークアート展(岐阜)
2019 amazing CHALK ART展(岐阜)
2021〜海ヲ想フ(gallery&cafeAQUA/和歌山)
9月 ROOM+展(gallery&cafe AQUA/和歌山)
11月 灯展(gallery&cafe AQUA/和歌山)
2022〜AQUART (gallery&cafe AQUA/和歌 山)
2023空想世界展(gallery&cafe AQUA/和歌山)
chalk art展(Paris MIKIギャラリー/愛知)
2024 chalk art展(柳ヶ瀬グラッスル/岐阜)
2025 3月 個性について考える展(Gallery IYN/ 大阪)