蒼湊 麟 Aoto Rin in 個性について考える2025
会期:2025年2月27日(木)~3月2日(日)
会場:Gallery IYN
~会期中の通販購入について~
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。


Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
画面の中の主人公が持つ様々な感情を花言葉に託して・・・
蒼湊麟のイラスト制作は、彼等の気持ちを的確に表し、またはその心に寄り添ってくれる花を探すことから始まる。
もともと花が好きで以前から絵の中に取り入れていたが、専門学校へ上がり本格的にイラスト表現に取り組むにあたって、自分が何気なく選んでいるモチーフについて詳しく調べるようになり、彼女は多彩な花言葉を知った。
花の一つ一つに込められた意味を理解した上で構想を練れば、より深みのあるイラストが描けるようになるのではないか・・・
そう考えるようになって以来、花は彼女にとって、ただ画面を華やかに演出するだけの小道具ではなくなった。
花々は人物の表情や仕草と同等に、思いを鑑賞者に訴えかける役割を担ってくれている。
花言葉の中には、ポジティブな意味の言葉もあればネガティブな意味のものもある。
「花言葉が自分の中のイメージとぴったり一致するものは作品のイメージも湧きやすいが、意外に思える言葉を持った花をどう取り入れてみるか、頭を悩ませることもまた楽しい」 そう蒼湊は話してくれた。
蒼湊 麟 Aoto Rin:「あたたかい絵」と言われることが多いです。明るい色を多く使っている訳ではないと思いますが、デジタルも水彩も色を混ぜて出来た"偶然"を使うことが多いので、自分の使う色味や絵柄でそう捉えてくれる人が多いのかなと思います。

蒼湊は作品毎にイメージに合わせてデジタル技法と水彩を使い分けているが、より前者の方が得意であるそうで、徹底して描き込みを行いたい作品は概ねデジタル画で仕上げている。
だが、水彩ならではの柔らかな風合いも好きなので、まだ扱いには自信がないが、表現の幅を広げられるよう今後も挑戦していきたいとのこと。
どちらの技法を用いるにせよ、画面の構成にはいつも熟考を重ねており、本描きを開始してからでも、構図に少しでも違和感を覚えたら、また新たに下絵を描いて再検討をしているそう。完成作品は、彼女が粘り強く探り出し、掴み取った最適解そのものだ。
その努力の結晶が一堂に会する「個性について考える展」において、彼女のこだわりと情熱を、是非ともご堪能頂きたい。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
蒼湊 麟 Aoto Rin:自分が見たもの、考えたことをそのまま絵に起こしている(つもり)なので、具体的な言葉をもっての活動はしていません。。
強いていうなら「自分の感情で相手の気持ちを侵略する作品」をつくれるようになりたいです。
あわよくば、自分の作品に感情移入してもらいたいです。

学生時代に学友と初めてグループ展を開いて以来、蒼湊は折に触れて作品を展覧会で披露している。
なるべく作品と共に感想ノートを設置するようにしているそうで、来場者からの寄せられる言葉は十人十色だ。
「自分の描いた絵から、こんなにも沢山の解釈が生まれるということが、とても面白いなと感じています」
これまでの活動を振り返りながら、彼女はそう話してくれた。
「個性について考える展」では、花を添えた人物イラストとは別に創作したオリジナルキャラクター、“カフェラテ”と“カフェモカ”の絵も展示する予定だ。
これまでに彼女等と花を組み合わせて描いたことはなかっただ、展示を機にこの二人にも花を見繕い描き始めたそうで、蒼湊の生み出す世界観に新たな風が吹き込みそうである。
取材の最後に、こんな質問を投げかけてみた。。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
蒼湊 麟 Aoto Rin:親私の周りの人達は皆いい人ばかりで、どんなに生きることが辛くなっても、自分のことを好いてくれている人たちに助けられて生かされてきました。私に「絵を続けてもいい」と言ってくれる人達がいるお陰で、今も創作活動を続けられています。
(取材/執筆:大石)
蒼湊 麟 Aoto Rin の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
個性について考える2025 を、どうかお見逃しなく!
蒼湊 麟 Aoto RinのSNSも、是非ご覧ください。
Instagram:@rinxx_10a
いいねやフォロー、ご感想やご依頼、お問合せのメッセージ大歓迎です。

《 蒼湊 麟 Aoto Rin プロフィール 》
すきなものをすきなだけ!
お花×女の子、うちの子をメインに作品作りをしています。
厚塗りと水彩がすきです。
みてくれたあなたのこころに残るような作品でありますように!