無限自在流(武藤真仁) 個性について考える2025
会期:2025年2月27日(木)~3月2日(日)
会場:Gallery IYN
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Q1あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
ムトウ(以下*ム):ねえマサヒト、『個性について考える展』だって。皆んな有りのまま在る様にアルのにね。
マサヒト(以下*マ):そうだねムトウ、僕等が個性について問われるならば、規格通りに回答するのは極詰まらない。内部的な対談を以って返させて頂こうか。
ところでQ1.だよ、ムトウ。親切心を欠いて突っ走るだけなら表現者の信心に関わるからね、回答は真面目に致そうか、ムトウ。
ム:そうね。この質問、要約すると『個性的』と言っている点に質問者の意図がありそうね。『的』ですって。個性そのものではなく。
マ:そうだね。有って無い様なものを問うている点に僕らは眼目を置いて応えようか。先ず整理したいね、「個性と個性的との違いについて」。
ム:あら、案外乗り気じゃない。それならねじ曲がった回答を用意する事もないのに(笑)。でもいいわ。私達なりに定義を整理しましょう。
先ず……『〇〇的』というものは、日本語の語法上、一般的に、「〇〇と人目に映ると想定できるそれらしさがある」と認識されることが大事だと思うけど。
マ:そう。その点で、僕等が感じるのは、「普通+α」の内、「+α」について、「語り易さ」があるという点で問題なんだ。「人と違う」を可視化するときに、「人と同じを差し引く遣り方を取る」のは、如何にも日本人的だし、現代病理的だね(笑)、と、僕等はこの問いを「〇〇的」というスケールで語ってみるわけだ。
ム:そうね、その点で、私達が興味があるのは、より本質に近い定義。「変わり者」と自他ともに認知する訳だけれども、‥「内在的な普遍をそのままに表現したら、他人と違ってしまった」というのが結果論であり、正当な、成り行きの表明よね。
マ:「外部的な視線は、どこまで内在的心理、あるいは内在の真理、に肉薄できるか?」という問題が浮き彫りになる。……ここに至って、僕等の視点は、「外部というもの・者にも内部性がある」という真実を見据えることになる。だね?、ムトウ。
ム:そうなのよ。本当は外部なんてないの。どこにも。
それなのに、「人々は対話を忘れて、表現者というものを特権(アーティストという特権)に押し込めようとしている。そこがモンダイね。
「貴方が感じるままに感じたら、それが貴方のシンリとしての表現よ」‥と、言いたいわね、私達は。
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Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
マ:そうだね。
であるからして、Q2.に関わってくるのだけれどもいいかな?、ムトウ。僕が思うにこの世界に表現者様(ヒョウゲンシャヨウ)の存在を認めるには、一回誰も彼もが「自分は表現者では無く、また、自分達は表現している訳でもない」という地点に立ち返らなければならないよね。小難しい話だけれども。
ム:『表現』というのが「何かしらの意図のもとにある特権的意識的行為」という認識をみんなで覆さなければならないということね。理解するわ。
その上で、「もう一度」「誰もが何時如何なる時でも表現者である」というところを認めることに価値がある。と。
マ:そうだよムトウ!そのことを今回のQ2.に対する提示としておこうか。
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Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
ム:Q3.よ、マサヒト。
マ:なんというか、…広い質問だね。僕等はこの銀河系に育った訳だけれども。宇宙に名前が付けられていないのが残念だけど、このマルチバース(:ユニバースに対する、「唯一でない複数ある宇宙を意味する」)の一つにいる訳だ。
ム:もう!不親切ね、人類にとって意味をなすアドレスは、この時代に至って、地球か、地球外の宇宙船か、宇宙人として存在するか、から下のところよ!!(笑)私達は地球のアジアの島国、皆様ご存知のニホンに生まれ育ったわ。
マ:それにしてもムトウも不親切だね。日本語話者は大抵日本人だというのが通説だろう?日本を恋てくれている外国籍の方や、移住者だっていることだろうに!(笑)
ム:関東の群馬県、北群馬郡吉岡町に住んでいるわね。
マ:ここはいいところだけれど、最近はベッドタウンの開発が進んでいるね。(どう思うかは主義主張の領域に入ってしまうから伏せるけれども。それは哲学や政治の領域だから……)
ただ、嵐の前の静けさがあるとしたら、この時間軸というのは、良きにつけ悪きにつけ、正にそうした座標としてのアドレスを指すだろうね。僕等は何かの変革期にいて、重要な時代柄を過ごさせて頂いているという認識があるよ。
ム:だけれども。質問者は地表のどこにいて何を感じるかを問うているのじゃないかしら?
マ:その様だね。地球という大きさを感じるには太陽系惑星の影響が必要だった様に、この吉岡町の大きさを感じるには僕等の身体性や心の大きさを知る必要があるね。それを育むには遊びがいのある、いい土地柄だよ。……飽く迄「時代に比して」「相対的に」だけれども。
ム:そうね。私達はとてつもないおおきなもの・こと・とき、の中で、とてつもなくちいさなもの・こと・とき、を感じているわ。
実際、ローカリズムとグローバリズム、ミクロとマクロは、スケール次第で変わるから……。
ワタシタチの、それぞれの座標はどこにどんな様態で、ソンザイするのかしら?
逆質問で返させて頂くわ。
マ:こればかりはね。。
補足質問1.どのようなコンセプトで作品を作っておられますか
ム:我流の流派についての説明をすればいいのかしら?
マ:我々は「無限自在流」。無限に広がり自在に楽しむ。
補足質問2どのような画材・技法を用いて作品を制作しておられますか
ム:手段は問わないわね。普段は書道をするけれども。言の葉も使うし。
補足質問3ご出身地(都道県・市町村)はどちらですか。そこはどんな場所ですか
マ:ここへの肯定は忘れたことがないよ。Q3.で答えた通り。喩え、宇宙の果てだって、陸続きだってことを忘れなければ、どこにでも我々は居るよ。歓迎しよう。我が母星地球へ。貴君らは既にアライブ(到来)している。気になるなら、このローカルにも脚を運ぶといい。いずれ、どこかの局所的な座標でも会うだろうし、極大的な時間軸の中ではもう触れ合っているとも言い得るね。
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