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Marchin in 個性について考える 2025


会期:2025年3月20日(木)~3月23日(日)

会場:Gallery IYN


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女性のイラスト
「Japanese Summer」




Marchinがイラスト作品の中で追及しているのは、エロティック且つカッコイイ女性像。

彼女らの肌からは血の通ったぬくもりが伝わってくるようであり、また豊満な胸や肢体からは溢れんばかりの生命力が感じられるとうだ。

生々しくて清々しい、そんな独特の色香がとても魅力的である。

また、そこに“和”のテイストが加わって、新時代の浮世絵とも呼ぶべき独特の趣が作品に一層の魅力を与えている。


時間と紙さえあれば好きなアニメの模写に夢中だった少年は、大学生になってから教室に通ってPhotoShopやillustratorなどの描画ソフトの使用方法を学び、そこでデジタルイラストの基礎を習得した。

更にCG制作会社に入社してからたくさんの経験を積み、知識も増やし、イラストの描画スキルにも磨きをかけた。

女性たちの存在感、画中世界のリアリティを支えているのは、その確かな技術力であると言えるだろう。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


Marchin:和風でありアメコミ風でもあり。

カッコイイというお言葉をいただきます。


女性のイラスト
「Bath Girl」

学生の頃はあまり“和”の要素への阪神は薄かったそうだが、近年は日本のアニメなどが海外から注目されるようになったこともあり、日本の文化を改めて意識するようになったとMarchinは語る。

その歴史と懐の深さ、多様性など、他に類をみない文化であるのだと知ったことで、自身の作品に僅かながらでもそのエッセンスを入れることが出来るようにと考えるに至ったのだそう。


アメリカンコミック調との融合は意図していたものではないが、恐らくこれまでに夢中になった漫画やアニメ作品をはじめ、見聞きしたあらゆる物が自然と混ざり合い、欧米文化と自国文化の双方を軸とする現代の日本社会そのもののような作風が生まれたのだろう。


特に好んでいるモチーフは和装とボンデージ。

また、描いていて一番楽しい部位は髪の毛とのことで、その一本一本の流れの中に描き手の思いが垣間見えるようである。

どんな装い、どんなシチュエーションで描くにしても、画中の女性たちは飛び切りにセクシーでありつつも決して下品にはならないようにと留意されており、その絶妙なバランスが彼女達に鑑賞者のハートを射抜く力になっているのかもしれない。


“部屋に飾りやすい絵”であることも重要なポイントだ。 Marchinの描く女性たちはいずれも魅惑的だが、特に心を揺さぶる作品に出会ったら是非とも家に持ち帰り、毎日の生活に溶け込ませてみてほしい。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


Marchin:特に自分がアーチストなどとは意識はしていません。作品を意識したときほどいまいちなので思いつきのまま描いています。少額でも作品が売れるとうれしいです。



女性のイラスト
「Kiseru」

制作時はスピーディさを重視しており、彩色もベタ塗りで手早く済ませた後に、紙の質感に近いレイヤーを重ねるのがMarchin流の描き方だ。

また、構図をあれこれと考えあぐねることなく、閃いた瞬間のイメージをそのままに描くことに注力するようにしており、集中して一気に仕上げるために、作業はまとまった時間がとれる時に限定しているそうだ。

狙い通りの作品になる時もあれば、結果が芳しくない時もあるが、いずれにしても制作に没入する際は、時間が過ぎるのも忘れて無心になることが出来るのだそう。


取材の最後に、彼に次のような質問を投げかけてみた。



Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


Marchin:田舎だったので娯楽が少なくアニメや漫画の模写ばかりしてました。今は東京に住んでいますがモノが多くすぐに手に入る環境なので田舎の不自由さが懐かしい。自分で娯楽を作り出す能力が鍛えられたかも。


(取材/執筆:大石)

 

Marchinの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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