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  • 執筆者の写真: Shi Ma
    Shi Ma
  • 1月30日
  • 読了時間: 5分

更新日:2月19日


エーベ in 個性について考える2025


会期:2025年2月20日(木)~2月23日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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女の子のイラスト
「無題」
 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。







昨年秋に開催された「GIFT2024」を振り返り、エーベは次のような感想を聴かせてくれた。

「多数の作品をスペースいっぱいに並べてみてたことで自身の目指す世界観がより明確に把握できた気がする」と。

「GIFT2024」でも何点か見られたが、来たる「個性について考える展2025」においては、より“食べ物と少女”の組合せを主体とした作品を中心にして、作品を披露する予定であるという。


“かわいい”“きれい”“透明感のある”をキーワードに溌剌とした女の子たちを描く。

その創作理念のもとにデジタルイラストを描き、最近は一度完成させた作品に更に加筆を加えることで、更なる表現の探求をしばしば行っているそうだ。

新しいモチーフが加えられたり、色調を変化させたりすることで、当初の完成図とは雰囲気の異なる別の絵が仕上がる。

ひとつのアイディアを幾通りかに発展させられる点が面白く、自分でも想像もしなかった形に生まれ変わることもあって、それがとても楽しいとエーベは語る。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


エーベ:色使いが鮮やかと言われることがあります。

綺麗にまとめた色使いに憧れるんですが、つい

色々な色を使ってしまいます。これも私の個性

なのかも知れません


スイーツのイラスト
「Pudding a la mode」

画中の少女の魅力を引き出すアイテムとして描く“食べ物”に対して、エーベが抱いている思い入れについて訊いてみると「食べ物そのものへの愛着というよりも、食べ物屋さんに漂う雰囲気が好きなのだと思います」と答えてくれた。

例えば、パン屋さん。

店内に多くの人が集まって、パンの香りに包まれながら「どれを買って帰ろうか」と悩む姿さえ楽し気で幸福そうだ。

その場にいるだけでワクワクできるような、そんな空気感を自分の絵の中からも感じて貰えたら・・・それが彼女の目標のひとつ。


自身の個性であると考える色調に関しても、心が躍るような色味を求めた結果として生まれたものだ。

もともとは青色や緑色など落ち着きのある寒色が好きだったそうだが、見る人にまで元気を与えられるような少女像を描こうとする内に、ピンク色やチョコレート色など、色の好みも増えたそう。

鮮やかな色彩には見る人の目を引き付ける力がある。けれど、ただ主張の激しいだけの色になってしまってもいけない。

いつも予定以上に賑やかな色合いになってしまうが、エネルギッシュかつ“かわいらしさ”も感じられる画面になるよう、組合せには気を配っているという。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


エーベ:絵を見た人が楽しい気持ちになれるような作品を作っていきたいです。

もっと多くの人に自分のイラストを見てもらうのが夢です。理想像…自分の好きを追及していく自分でありたい、といったところでしょうか。


女の子のイラスト
「Apple girl」

幼い頃から長年に渡り、創作はエーベの生活の一部となっていたが、ライフスタイルの変化に伴い、一時的にではあるがイラストから離れていた時期がある。


人は、絵を描かなくても生きてはいけるものだ。

心に潤いが必要であれば、他のクリエイターの生み出したアートに触れることで、癒しを与えてもらえば良い。

けれど、ただ見ているだけでは満足しない自分がいた。

手を動かさずにはいられない自分がいた。

だから、再び絵の世界に戻って来たのだと、エーベは語る。


創作をするために時間を作ることが厳しい時もあるが、描いている時間は兎に角楽しく、そして何より“絵を描いている自分”が好き。

この気持ちが、彼女を突き動かす原動力だ。


展覧会やコンテストへの出展はこれからも続けていくが、まだコミティアへの参加経験がないので、そちらも挑戦してみたいと、今後の活動についても意気込み充分。

また、作品を紙に印刷するだけでなく、何層かに分けてアクリル板に印刷し、合体させることで半立体的な表現も出来ればと、新たな表現手法の開拓にも意欲を見せる。

そんな彼女へ、取材の最後にこんな質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


エーベ:家のそばに神社と教会のある地域に生まれ育ちましたが、教会の結婚式や神社のお祭りなどの華やかな雰囲気がとても好きでした。その辺りが作品に影響しているかもしれません。

今は故郷を離れた土地に住んでいますが、自分の根っこはやはり生まれた場所にあると感じています


(取材/執筆:大石)

 

エーベの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える2025 を、どうかお見逃しなく!


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Instagram:@eebe1211

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《 エーベ プロフィール 》

イラストレーター

女の子とスイーツや小物を描くのが好きです。

2025年1月26日発売artbook事務局様発行「Girls2025」に掲載中です

XをメインにSNS展開しております。どうぞご覧ください

X:@jury051

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