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とぅめい in 個性について考える2024


会期:2024年12月12日(木)~12月15日(日)

会場:Gallery IYN


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イラストレーション
「 近江の旅路と宿場町さん 」


学生時代から、とぅめい は歴史に思いを馳せての旅を学生時代から満喫するようになり、その旅情をイラストで表現するようになった。

特に“宿場町”の名残のある土地に心を惹かれ、度々木曽路の景色を画題に取り上げているが、彼女の故郷である滋賀県も宿場町として栄えた場所だった。

特に出生地である草津は、中山道と東海道が交わる地。

現代的な便利さもありながらも、嘗て貴人が宿として使った本陣などが残るなど、今も昔ながらの雰囲気を味わうことが出来るという。


宿場町に興味を持ったからこそ、とぅめいは故郷の魅力を再発見することが出来た。

「個性について考える」展では、近江の旅路と宿場町を擬人化したキャラクター達のイラストを披露する予定だ。

透明水彩の淡く美しい発色を最大限に生かしながら、町の雰囲気や細やかなモチーフをキャラクターに託し、その魅力を和やかに鑑賞者の方に伝えたい・・・そう とぅめい は考えている。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


とぅめい:旅先で出会った宿場町で感じた町の雰囲気やそこに根付く歴史を絵にしたいと思い、表現しています。


イラストレーション
「 清き流れに舞う魚とゆく道 」

滋賀県を題材にした、個性豊かなキャラクターたち・・・

たとえば夏に地蔵川の水面に咲く梅花藻が有名な醒井なら、その清流の冷たさを意識しつつ、ヤマトタケルゆかりの土地でもある事から、髪型や衣服で古の時代の趣を表した。

また、地域全体で蛍を守っている守山市の場合は、蛍の光と共に、比叡山延暦寺を守護する山という特性から、さながら僧兵のように長刀を携えている。


その土地々々の歴史や伝承、風土に着想を得たキャラクターたちで構成される、とぅめい の生まれ育った“滋賀”の姿・・・

展覧会の幕明けが、非常に楽しみである。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


とぅめい:普段は通り過ぎてしまうような何気ない町の風景を、その風景を知らない誰かの心にも留めてもらえるように描いていきたいと思っています。


イラストレーション
「 清流の里に佇む 」

毎年1月に開催される守山市勝部の火祭りに、とぅめい は今年初めて足を運んだそう。

以前から興味はありながら、近場すぎるが故に後回しになってしまっていたのだが、褌姿の男たちが松明を手にして駆けていく様は、テレビや写真で見るよりも何倍も迫力があり、その熱気の中に身を置く感慨は一入だった。


その時、その場所でしか味わえないイベントを、もっともっと体感したい・・・そんな思いから、同月末より開催された「木曽路氷雪の灯祭り」も見物に行ったそう。


同じ場所でも時間帯や天候、それから春夏秋冬それぞれの姿を見ることができ、たくさんの着想を得ることが出来るが、加えて今後は地域に伝わる祭りも可能な限り味いながら、そこで目にしたもの、感じたものを作品の中に取り入れたいと考えているという。


とぅめい に、次のような質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


とぅめい:私が生まれ育った町も、昔は旅人たちが通った街道の宿場町だった町でした。今でもその記憶は大切に残されて守り継がれていることに、心温まる感じがしています。


(取材/執筆:大石)

 

とぅめいの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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