A* in GIFT2024
会期:2024年10月11日(金)~10月14日(月)
会場:Gallery IYN
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A* 経歴
・2018.1…創作活動を本格的に開始
・2020.10.15~10.27 2020.10.15〜10.27 GalleryIYN様「仮装パーティ~trick or treat~」参加
・2021.12.10~2021.12.21 2021.12.10〜12.21 GalleryIYN様「スイーツの庭展」参加
・2023.8.18~8.27 GalleryIYN様「MESSEGE展 vol.5」参加
・2024.10.11~10.14 GalleryIYN様「GIFT展」参加(予定)
※写真は光調整などの加工をしております。
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A*が母親から聞いた話によれば、彼女は自身が記憶しているよりもずっと早い時期から絵を描くことが好きだったらしい。
母は塗り絵を趣味としており、また父は風景画をよく描いていた。
そんな両親の影響もあってか、A*にとって絵はとても身近なものであったのだろう。
小学校高学年の頃、毎日の学習成果を自由な形式でノート1頁に書きまとめるという宿題があった。
A*は必ずイラストを添えて提出し、その描画に段々と熱がこもって、深夜まで没入することも しばしば だった。
その力作具合は、担任教諭が「絵に時間をかけ過ぎているんじゃない?大丈夫?」と心配する程だったとか。
コピックマーカーやパステルに挑戦したこともあったが、長らく使ってきた色鉛筆が一番使い易いと感じ、現在も愛用している。
“画材”というと高価なイメージがあり、買い揃えるのにも躊躇してしまいがちだが、色鉛筆は誰にとっても馴染みのあるものだ。
「描きたい」という気持ちさえあれば、すぐに描画に取り掛かることが出来る。
手軽で、扱いやすく、何より親しみがある・・・それが色鉛筆の魅力であると、A*は考えている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
A*:「絵」という点では、気がついた時には絵を描くのがそれなりに好きで、就学前は子供向けのキャラクターやゲームキャラクターなど描いていました。
本格的に夢中で描くようになったのは、父が買ってくれた漫画の模写や真似をして漫画を描くようになってからです。
今の創作活動を始めたきっかけは、社会人になって絵から少し離れていた頃、また絵を描きたいなぁと感じていた時「SS(スモールエス)」という投稿雑誌を書店で見かけたのが始まりです。
そこから自分でも投稿してみようとオリジナルで絵を描き始めました。
1度オリジナルから離れた時期もありましたが、5年ほど前から本格的にオリジナルで絵をまた描き始めました。
創作のコンセプトは絵を描くにつれて色々変化していきましたが、今は
「色鉛筆で 愛しさを感じる絵を」
をコンセプトに作品を描いています。
投稿雑誌に触発されて創作を再開し、SNSにも投稿をするようになったことから、A*はたくさんの人と“繋がり”を持つことが出来た。
絵描き仲間同士と談笑したり、技法を教えてもらったり・・・絵はずっと独学だったので、アドバイスをもらえることはとても有難く、勉強になっているのだそう。
また、鑑賞者から自分の絵を「“推し”です」と言って貰えた時は何にも増して嬉しく、「愛おしさを感じさせる絵ですね」という感想を貰ったことで、自分の目指す方向性がはっきりと定まった。
技法的な面も、コンセプトについても、すべては自分を支えてくれる人々が一緒に造り上げてくれたものだ。
「皆さん、よく私の絵を見て元気をもらったり楽しさや癒やしの気持ちをもらえているとおっしゃいます。でも、私の方こそ皆さんのおかげでその作品が描けているんです。なので皆さんに、この感謝の気持ちを贈りたいです」 そうA*は話してくれた。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
A*:今の私の作品のテーマは
「色鉛筆で 愛しさを感じる絵を」
です。
愛しさと一言で言っても、愛しさの感じ方は人それぞれだと思います。
可愛い、
愛らしい、
癒やされる…
他にも沢山あると思います。
そしてそれぞれの愛しさに当てはまるような作品を描けたらと思ってます。
展示会であなたにピタッと当てはまる「愛しい」の作品に、私の作品がなれたなら幸せです。
“愛おしさ”とは、なんだろうか。
人によって感じ方はそれぞれだと思うが、A*が創作時に大切にしているのは、思わず抱きしめたくなるような、第一印象の“可愛らしさ”。
胸の内から溢れ出る感謝の思いを、愛らしく愛おしいキャラクター達に託し、「大好きな人達の心を癒せるように、喜びや幸福感を届けられるように」と、彼女は創作を続けている。
娘が生まれてからは、絵に割ける時間は以前よりも少なくなってしまったが、そのことで A*は 寧ろ”時間の有限さ”を学ぶことが出来たという。
以前なら、余暇をスマートフォンを片手に何を成すでもなく過ごすことが多かった。
だが今は、娘がテレビを見ている隙にラフ画を描き、眠っている間に着彩をするなど、僅かな時間を見つけ、有効に活用できるよう心掛けているとそうだ。
いつかは個展を開催したいし、LINEスタンプの作成にも着手してみたい・・・「やりたいこと、叶えたいことは沢山あります」とA*は語る。
夢を追いかけると同時に彼女は、無理をして体調を崩したり、また愛娘をないがしろにしてしまわぬようにと、“夢中になりすぎない”ことも大切であると考えている。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
A*:欠落していると感じるのは、自分が求めていることを返してくれる人や事に出会ってないからだと私は思います。
私は今育児中です。
育児中の社会での胸が痛くなる話題は沢山ききますが、私が今育児中の立場になってみると、励ましてくれる人やサポートしてくれる人、子どもと目があったら手を振ってくれたりあやしてくれる人、沢山の優しさに溢れています。
そういう点でいうと、社会に足りない部分は「素敵がいっぱいある社会を伝えること」でしょうか。
辛いニュース、不安になるニュース、その方が人の心理で注目を集めるのはわかっていますが、皆が安心して生活できるような世界がちゃんとあることも伝えられたらいいのでは…とも思います。
(もちろん危険があることを伝えるのも大切ですけどね…!)
(取材/執筆:大石)
A*の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
A*のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @a_momo_flower_a
X(twitter): @A_momo_flower_a
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A*へのお仕事ご依頼、お問合せは下記アドレス またはホームページへ
fuwafuwa_momo_flower@yahoo.co.jp
《 A* プロフィール 》
色鉛筆作家兼イラストレーター
「色鉛筆で愛しさを感じる絵を」をテーマに、一次創作イラストをメインに作品を制作しています