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Sakura☆ in GIFT2025


会期:2025年5月1日(木)~5月4日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!

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スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。

独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・

新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





一寸法師
「 一寸法師 」

 

子供の頃は勉強の合間・・・それこそ時には親の目を盗みながら漫画制作に耽った時期もあったが、大人になる頃にはすっかり創作とは縁遠い生活を送るようになっていた。

「寧ろ、描くということに苦手意識すらありました」とSakura☆は語る。

手を休めることなく創作を継続してきた人と比べれば、自分は到底太刀打ち出来よう筈もない。

それでも、誰かに自分の絵で振り向いてほしいと思うなら、一体何が出来るだろうか・・・

そう考えて辿り着いた彼女のモットーは、兎に角“丁寧に”描くということ。

画中人物の衣服の模様まで細やかに描かれた、華やかな水彩イラストの数々からは、優しい魅力が匂い立つようだ。

その香に足を止めてくれる人が居るということ、SNSをフォローして活動を見守ってくれる人が在るということ、そして何より、作品を買い求めてくれる人の存在・・・

応援をしてくれる人たちに励まされ、背中を押されながら、Sakura☆は独自の創作手法を追求すると共に、どうしたら作品を沢山の人に受け入れて貰えるだろうかと、日々思いを巡らせているという。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


Sakura☆:最初は子供にリクエストされたアニメの映画を観に行った事から、絵を描くことに興味を持ちました。その後段々と自分だけのイラストを描いてみたいと思うようになりました。


和装の女性
「 大正浪漫 」

アニメ映画を鑑賞して以降、好きなアニメ作品の絵を模写してみたり、好きな漫画家が生み出す“線”を真似てみたりする余暇の一時は楽しくもあったが、同時にSakura☆は自らの力不足を改めて実感する。

難しい、なかなか思い通りに描けない・・・だからこそ「どうしたら、思うがままに作品を描けるようになるだろう」と、彼女は貪欲に、様々なアーティストの作品の中に答えを探すことが習慣になった。

街頭で見かけたポスター1枚をとっても、それは彼女にとっては貴重な教材である。

嘗てなら「素敵だな」と感じるだけで終わったところが「この魅力はどうやって生み出されているのか」と作品の裏側にまで思いを馳せるようになり、鑑賞者から描き手へと立場が変わったことで、視界も大きく変化したのだとか。


そして、一番大きな変化はやはり、自分の絵を買い求めて貰う喜びを知ったことだろう。

作品の代金以上の“幸せ”を、彼女は購入者たちから受け取っているのだ。

「皆さんとの交流もまた楽しくて、私の人生を語る上では無くてはならない経験となっています」 そんな風に、彼女は話してくれた。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


Sakura☆:以前のイラストのスタイルが変わってきていて、果たしてジャンルが合うのか、どなたかの心に届くのか分かりませんが、今の自分の好きなスタイルを出展しようと迷いながらも決断しました。


盛装の女性
「 祝福 」

クリエイターである前に3児の母であるSakura☆が、創作に打ち込める時間はどうしても限られており、しかも絵以外にも関心事は増えていく。

描画に付けペンを用いていたことから、ガラスペンや万年筆にも興味が湧き、色とりどりのインクにも魅了され、その流れから今はカリグラフィーにも着手しているそうだ。

カリグラフィーに専念してしまうと、絵を描く時間がなくなってしまう・・・

そこで彼女は、作品の中にカリグラフィーを取り入れることを思いつき、その融合方法について、現在試行錯誤を重ねている最中だ。


また、丁寧に描くというスタンスは貫きつつも、どうにか作品の完成までの時間を短縮できないかと新たな描画手法を試している。

水彩絵の具だけで画面の密度を上げようとすると途方もない時間を要するため、隙間時間にペンだけで書き込み量を着実に増やし、絵の具を塗る作業は最後に淡く色を乗せるだけに留めることで、完成度を下げることなく、描画速度を上げているのだとか。


但し、自分が良いと思った描き方でも、その仕上がりを鑑賞者が好意的に受け止めてくれるとは限らない。

「この作風で喜んでもらえるのだろうか。方向性を間違っているのではないか」と、不安になることもしばしばだ。

誰からも省みられない作品になってしまっては創作意欲も減退してしまう。

なので、新しい試みは積極的に行いながらも発表作品への反応を伺いながら、軌道を調整をしていきたいとのこと。


GIFT展においては、これまでの作品とカリグラフィーを取り入れた作品とを、半分ずつ披露する予定だ。

Sakura☆の探求と葛藤・・・決して一人よがりではなく、鑑賞者との関わりの中で歩みを進めんとしているその情熱を、是非とも会場で直に感じ取って頂きたい。


取材の最後に、彼女に敢えて次のような質問を投げかけてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


Sakura☆:特にありません。


(取材/執筆:大石)

 

Sakura☆の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2025を、どうかお見逃しなく!


Sakura☆のSNSも、是非ご覧ください。

X(twitter): @Sakura7soda

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