堀充里 in GIFT2025
会期:2025年1月23日(木)~1月26日(日)
会場:Gallery IYN
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大学に上がってから徐々に制作に費やす時間が減っていき、いつしかペンをとることもなくなっていた堀充里の心に創作への思いが再燃したのは、社会に出て数年が経過した頃だった。
「やっぱりもう一度、漫画を描きたい。」
漫画は彼女にとって、少女時代から追い続けてきた一つの夢だった。
7年程のブランクがあったため、「ずっと描き続けていたら、今頃もっと上達していた筈なのに」と悔やしく思いもしたが、制作に打ち込む時間は兎に角楽しく、漫画は彼女に充足した毎日を与えてくれた。
日常の中でのふとした出来事、見聞きしたニュースに対して感じたこと・・・
あらゆる場面々々を「どう表現したら良いだろうか」と考えるようになると、より多くのことに意識が向くようになったそう。
またイラストも併行して描いており、漫画が熟考を重ねて構想を練り上げていく創作であるが、こちらは瞬間々々の閃きでペンを走らせているそうで、制作に向かう際の姿勢は対照的であるようだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
堀充里:就学前から絵を描くのは好きでしたが、小学生の時にマンガを読んだのが創作のきっかけです。

漫画に関心を持ってから間もなくして独自の創作を始めた堀だったが、物語を上手くまとめられず、初めて作品として仕上げる事が出来たのは高校生になってからだった。
「漫画を描きたい」という思いを形にするまで長い月日を要したが、それでも粘り強く彼女は挑戦を続けて来たのである。
漫画の道を志す切っ掛けとなったのは「カードキャプターさくら」だったので、自ずと初めは少女漫画を描いていたが、成長を重ねて読むジャンルも広がっていき、現在はヒューマンドラマに分類される作品に取り組んでいるそうだ。
作品ジャンルが変われば絵柄も変化する。
少女漫画タッチから、よりシンプルさを求めるようになり、それから写実寄りの表現へと移行した。
デジタル技法を取り入れたのは創作再開以降。その利便性に助けられる点は多々あるが、アナログ技法への愛着もあるため、描画の際は水彩のような色の滲みや暈しを意識しているのだとか。「GIFT2025」展ではアナログイラストの展示も計画しており、会期までに制作が間に合うかはわからないが、可能なら「デジタルとアナログそれぞれの表現を楽しんで貰えると嬉しい」と堀は語る。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
堀充里:どんな気持ちでも、作品を見て自由に感じてもらえたら嬉しいです。何かしら感想を持ってもらえるよう頑張ります!

学生時代は絵を通じて交友の輪が広がり、社会に出てからは制作の中で培われた視覚的なセンスが書類や資料作成時に役立つなど、創作はあらゆることを堀に“GIFT”してくれたのだった。
今後の目標について訊いてみると、「創作を開始して間もなく出版社に持ち込んだ漫画はアナログだったので、次はデジタルで仕上げたものを見て貰いたい」と答えてくれた。
SNS上で制作過程の投稿に対して寄せられる応援のメッセージに背中を押され、彼女はこれからも挑戦を続けて行く。
彼女に敢えて、次のような質問を投げかけてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
堀充里:ネット上の広告や動画など、興味のあるジャンルについては知りやすいけれど、興味のないことは見えづらいように思います。
知らない分野や物事の多面性に気付けない時があるので注意したいと思っています。
(取材/執筆:大石)
堀充里の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2025を、どうかお見逃しなく!
堀充里のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @mi.sato.h
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《 堀充里 プロフィール 》
滋賀県在住、マンガやイラストを作成しています。
今企画展への参加は自分自身の創作する才能を見つめなおす機会となりました。そして誰しもが何かしらの才能を持ち、誰しもが夢いっぱいの存在なんだと改めて気付きました。
夢いっぱいを軸にして制作した作品です。ぜひご覧下さい。