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まきあーと in GIFT2025


会期:2025年5月1日(木)~5月4日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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紳士のイラスト
「 しんしさん 」

 

小中学生の頃はミリペンやピックマーカー等を用いてアニメや漫画の模写をすることに夢中で、高校からはオリジナルキャラクターのイラストを水彩絵の具やポスターカラーで描き、大学からは日本画を専攻。

植物や動物、裸婦や和装の人物像などの授業課題をこなす内に まきあーとの描画モチーフのレパートリーが増え、またサークルから展覧会にも多数出展するなど、画学生生活を満喫する中で「自分はこういう表現が好きらしい」「こういう表現にも挑戦してみたい」と、自らの可能性も押し広げていくことが出来たのだそう。


卒業後は制作に費やせる時間の制限から、乾燥の早いアクリル絵の具や水彩色鉛筆を愛用するようになり、細々とではあるが独自の世界観の探求を続けて来た。

そして、偶然から生まれた或るキャラクターの存在によって、「どんな技法を用いても、またどんな主題を選んでも「これは私の作品である」という証明が出来るようになり、進むべき方向性も定まったようだ。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


まきあーと:5年ほど前に落書きから誕生したオリジナルキャラクター「ちょっとおちゃめなしんしさん」を作品に取り入れ始めたのがきっかけです。初めはおじさまが好きで可愛いから取り入れてみようと描いていましたが、描き続けているうちに「私といえばしんしさん」と周りの人に認識してもらえるようになってきて、しんしさんは自分の分身または相棒のようなキャラクターに感じられるようになり、今では自分にとってなくてはならない存在になっています。

作品のコンセプトとしては、好きなもの(モチーフ)× 好きなもの(しんしさん)を好きな表現で制作しています。


猫の絵
「 しんしさんと猫 」

「ちょっとおちゃめなしんしさん」はシルクハットと豊かな髭がトレードマークの、コーヒーが大好きであるため喫茶店にしばしば表われる“おじさま妖精”だ。

穏やかで紳士的な振舞をするが、茶目っ気もあるため、気分が良い時には陽気に踊り出すこともあるらしく、そんな彼の姿は鑑賞者の心にホッと一息をつかせてくれること請け合いである。

しんしさんと共に猫や犬、海の生き物など、動物との組み合わせが多いそうで、「可愛らしさに溢れたしんしさんの隣には、やはり可愛らしいものを描きたい」と、まきあーと は考えている。


これまでは一貫してスーツを着用していた しんしさん に、今年初めて七福神のコスプレをさせてみたところ、なかなか面白く、今後も様々に変身させることを予定しているそうだ。

その他、色々な風景の中に彼を佇ませることで、「しんしさん旅行記」シリーズの展開も検討しているとのことで、しんしさん の動向に是非ご注目いただきたい。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


まきあーと:作品を見た人の心を豊かに、日常生活に彩りを与えたいです。

私は、自分の好きなものを好きなように描いてくだけですが、その好きな気持ちが伝わったり、人に癒しや元気を与えられる作品を作りますので色んな人に見に来てもらいたいです。


クリスマスツリー
「 しんしさんとクリスマス 」

クリエイターによって創作姿勢はそれぞれ十人十色であるが、まきあーと の場合は寝食を忘れて無我夢中で制作に打ち込むといったタイプではないらしい。

つい展覧会の納期もギリギリになってしまうという程にマイペースであるようだ。

彼女が創作と向き合う時間がゆったりと流れているからこそ、しんしさんの過ごす時間もまたゆったりとしており、だからこそ鑑賞者に憩いのひとときを与えることが出来るのだろう。


「作品を見た人が笑顔になる絵を描くためにも、とにかく自分が楽しく描く」ことを信条に、これから まきあーと と しんしさん の時間は流れ続けて行く。


取材の最後に、まきあーと に次のような質問を投げかけてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


まきあーと:仕事や生活に追われて、心に余裕がなく、将来の夢や希望を本気で思い描くことができなくなってきていると思います。

実際私も絵が描けるからとその道を進んできましたが、将来どんな姿になっていたいかは、なかなか想像することができず、長い間迷走していました。

でも続けているうちに色んな人と出会い、経験をして、自信がついて、やりたいことやできることが広がってきました。

なので、想像も大事ですが、とりあえずできることから動いてみて、そこから新しい未来が見えることもあると思います。


(取材/執筆:大石)

 

まきあーとの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2025を、どうかお見逃しなく!


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