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Yuzuharu in GIFT2024


会期:2024年1月19日(金)~1月22日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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天使
「 無題 」

Yuzuharu 経歴


・2022 Guto Ajayu Culture (スペインのアートブック)に参加


・2022 マユミプロジェクト(オーストラリア出版のアートブック)に参加


・2023「Art planet vol.1」出展(Gallery IYN主催 会場:神戸阪急百貨店)



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。















 







幼い頃から絵を描くことが好きで、好きな漫画やアニメの模写と同時に独自の世界を鉛筆で描き続けて来た Yuzuharu。


モノクロ画での表現に限界を感じ、また「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる漫画家・荒木飛呂彦の鮮烈なカラーイラストに衝撃を受け、自身も色を自在に操って表現の幅を広げたいと、アクリル絵の具に挑戦したのは大学生の頃。

美術専攻ではなかったので、絵はまったくの独学である。


何度も何度も塗り重ねて描くため、下層の絵の具が安定しない水彩絵の具は向いておらず、また油彩だと時間がかかりすぎる事から、アクリル絵の具を愛用している。 絵具での描写は鉛筆と比べて細部が難しい。上手く表現できず、もどかしくもあるが、反面、作品の完成度は一気に上がった。 独特の感性による色の組み合わせと不思議な画題によって、yuzuharuの絵画は、鑑賞者の好奇心を掻き立てる。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


Yuzuharu:コンセプトは童話の世界。シンプルで鮮やか、物語性がある作品を目指しています。

もともとインパクトがあって色鮮やかな絵が好きでした。アクリル画を学生時代から始めましたが、マンガ好きもあり落書きに鮮やかな色をつけるというイメージです。


人物画
「 無題 」

Yuzuharuの作品は、ある意味では極めて非論理的な世界である。

童話的な、物語性を感じられる絵を目指しているが、明確な物語を設定して描いている訳ではない。


筆を走らせながら、「人物に天使の後輪をつけてみてはどうだろう」「天使の顔を描かず、仮面のようなものをかぶせてみてはどうだろう」「ここに篝火があったらどうろう」と、思い付きで画中の世界を肉付けしていく。


段々と遠近感が崩れていったり、画面の中の辻褄が合わなくなっていくが、その不思議さによって鑑賞者は「いったい、この絵はどんな状況が描かれているのか」と気になってしまう。

Yuzuharun自身、描きながら想像を膨らませて加筆するので、当初の構想からかけ離れた情景が浮かび上がる事もしばしばだそうだ。


理屈ではない。一般的な、上手い下手の概念にも拘らない。

ただ、そこに描かれている空間を感覚的に楽しみ、それぞれの絵解きを試みてほしいとYuzuharuは考えている。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


Yuzuharu:自分の絵で何かポジティブな気持ちになってもらえたらいいなと思います。


人物と月
「 無題 」

仕事や家庭で多忙な時期があり、気が付けば Yuzuharuは20年程アクリル画から離れていた。

時間に余裕ができて制作を再開したのは、ほんの最近のことだという。


絵を描くことに没頭すると、彼は自身の心の深層に入り込み、頭の中を整理することができる。


気ぜわしい日常とは全く違う時間が流れるこの特別なひとときは、自分にはとても大切なものだと、Yuzuharuは語る。


Yuzuharuの描く世界には、明確な答えというものが存在しない。

作者たるYuzuharuも含め、誰もが絵を通して自分だけの物語を紡ぐことができる、つまりは自由な個性が尊ばれる世界とも言えるだろう。

芸術の楽しみの本質を知るYuzuharuに、、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


yuzuharu:自分に足りないのは周囲を見渡す力だと感じますが、現代社会については、よくわかりません。


(取材/執筆:大石)

 

Yuzuharuの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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