田辺由美子 in GIFT2024
会期:2024年3月29日(金)~4月1日(月)
会場:ART STORE IYN
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田辺由美子 経歴
・横浜赤レンガ倉庫 和楽2023 出展 春
・愛知美術館 和楽2023 出展 秋
・つくりびと冊子掲載
・2024.春 芸術紀行掲載決定
・2024.2.4〜2.8まで タイバンコク 「Art for All 2」 出展決定
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
粘土本来の質感を生かしたマットな仕上がりは勿論、磨き上げれば、まるで陶器と見紛うほどの光沢になる。
絵の具のように豊富な色の粘土を混ぜれば更に色を自作することが出来て、専用の粘土を用いればガラスに近い透明感が出せる・・・
そんな無限の可能性を持つハンドメイド素材、ポリマークレイ。
ポリマークレイに魅せられた田辺由美子が特に多用しているのが、「ミルフィリオ」と呼ばれる技法だ。
その細やかな図案の美しいアクセサリーを目にして「粘土に絵付けをしているのですか?」と聞く人も多いが、然に非ず。色付きの粘土を組み合わせて模様を作っており、金太郎飴を想像してもらうと解りやすいかもしれない。
「千の花」という意味を持つこの技法で生み出すことが出来るのは、草花などの植物図だけに留まらない。
まだまだ開拓の余地があると、田辺は日々独自の表現を求めて試行錯誤を続けている。
彼女の創作活動の始まりは、ママ友始めたトールペイント教室。
教室のレッスンの他に通信講座も受講して基礎をマスターしてからは、習ったことの模倣だけでは満足できず、描画後にレースを貼り付けてみたり、画面に凹凸をつけてみたりと、自己流のアレンジを加えるようになったのだそう。
独創性と挑戦意欲、そして好奇心溢れる田辺とって、ポリマークレイとの邂逅は、まさに運命の出会いであった。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
田辺:25年程前にトールペイントのレッスンやオーダーでウエディングボードや看板など制作をしていた時にポリマークレイと出会う。トールペイント作品とコラボする事も出来そうだとワークショップで体験してみたら造形出来て技法も用途も幅広い事に魅力を感じて資格取得をする。レッスンだけでは物足りなく合間に独学でオリジナルのアクセサリーなど制作。周りからオーダーを頂くようになりポリマークレイ作家として4年前から活動を開始。
コンセプトは
『上品で着け心地の良い大人可愛いアクセサリー。暮らしの中に楽しみを』
肩が凝らない.軽くて耐久性、耐水性あるポリマークレイの素材と技法の特徴を活かし
着物にもお洋服にも『和洋折衷』のコーディネートが楽しめます。
洋服と同じようにアクセサリーもお着替えしませんか。
SNSで知り合ったポリマークレイ作家のワークショップでポリマークレイに初挑戦した田辺は、自分の作りたいイメージを実現する術を知るために、初心者とは思えぬ熱意と勢いで指導を求めた。
彼女の探求心は留まるところを知らず、その後もあらゆるポリマークレイ教室を調べ、自身の望むも答えを与えてくれると直感すれば、教えを仰ぐために県外へも赴いたという。
ポリマークレイは、陶器や硝子のような質感にもなるが、非常に軽い素材であるため、アクセサリーとして身に着けるのに非常に適している。
また、価格を押さえることもできるため、買い求めやすい。
もちろん晴の場で着用するような高価な装飾品も素晴らしいが、普段から着用する服とのコーディネートを日々楽しんでもらえるよう、気に入ったアクセサリーを何点か持ってもらえれば嬉しいと田辺は語る。
彼女の手掛けるポリマークレイには、アクセサリーや小物雑貨だけでなく、額装して飾れる平面作品も含まれる。
型にはまらぬ・・・というよりも、新しい型を自ら作って田辺は、ポリマークレイ表現をこれから増々極めていくことだろう。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
田辺:一番に!作品に使っている描いているような模様はミルフィオリ技法で作っている(切っても切っても金太郎飴のように同じ模様)柄を見て頂き魅力を知って頂きたい。それを使ってアクセサリーや壁飾りや置き物など異素材との組み合わせも可能
こんな風に作っているんだ
私も作ってみたい
飾りたい
身に付けたい
彩りどりの作品を見て楽しんで頂ければ嬉しいです。
マルシェやデパート、様々なデパートで作品を展示・販売するようになってから、田辺は出店場所の雰囲気や客層に合わせた作品作りを心掛けるようになったという。
また、会場で出会った人との対話などからインスピレーションを受けて創作に生かすこともあり、出店時以外でも常日頃から色々な方面にアンテナを張っているのだそう。
これまで自宅でポリマークレイ教室を開いていたが、2024年からはアトリエを借りて、活動内容をより充実させる予定だ。
アトリエには複数の部屋があるので、「おから再活プロデューサー」の資格も生かし、味噌づくりや食に関する講座など、様々なことを体験できる場にしたいと田辺は考えている。
また、ポリマークレイ以外のジャンルの作家も招いて あらゆるコラボも試みたいと、夢はどんどん膨らんでいく。
何歳になっても、生き生きとした生活をしたい。
そんな望みを持った人が集い、夢を叶えられる場所を作らんと動き始めた 田辺由美子に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
田辺:『こうでなければいけない』という固定概念にとらわれていてもっと発想を豊かに自由に素直に表現する事。
安ければ安いほど良く、大量生産される物がまだ好まれている。
(取材/執筆:大石)
田辺由美子の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
田辺由美子のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @mi_12.yu_08
いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。
田辺由美子へのお仕事ご依頼、お問合せは下記アドレスまたはホームページへ!
exexlove12@gmail.com
《 田辺由美子 プロフィール 》
ポリマークレイを始めたきっかけは25年前に始めたトールペイントの作品にデコレーションする物を造形出来ると思ったのがきっかけです。
色鮮やかでまるで絵付けをしているような細かい模様や立体的で粘土とは思えない質感も表現できることに魅了されました。
アクセサリーや小物などアイディア次第で自分の可能性が広がるのも作る魅力です。幅広い年齢層に癒しや感動を。心豊かに過ごせるきっかけになれたらと思っています。
県内.県外.海外でのイベントでの出展販売.そして自宅近くのアトリエでは、日本ヴォーグ社認定クレイクチュールインストラクターとクラフト工房藍公認講師.クラフト工房藍研究科の資格取得を活かし単発や資格取得レッスンを行っています。
そして『心と体.環境にも優しい食事を手作りで』をモットーに一般社団法人豆腐マイスター、おから再活プロデューサーの資格も活かし、おからで作るお味噌作りのワークショップや自家製発酵調味料作りレッスンの活動も行っています。