云宮遊鬼 in GIFT2024
会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)
会場:Gallery IYN
~会期中の通販購入について~
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。
云宮遊鬼 経歴
・2022.6.2~6.12 Gallery IYN企画展 「青い果実 vol.2」 出展
・2022.8.4~8.14 Gallery IYN 企画展 「鬼と式神 vol.2」 出展
・2023.2.3~2.13 Gallery IYN 企画展 「鬼と式神 vol.3」 出展
・2023.11.11~11.12 デザインフェスタvol.58 出展
・総合創作グループ『We Kid』メンバー
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
幼い日、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」シリーズに登場する怪獣や怪人に心惹かれ、“人間ではありえない造形”に魅力を感じるようになった。
そんな云宮遊鬼が描き出すのは、いわゆる“人外キャラクター”。
生々しさと翳りを帯びたキャラクターたちは、万人に好かれるものではないかもしれない。
しかし嘗て、賑やかなクラスの中心よりも教室の片隅で黙々と絵を描くことが日常だった云宮にとっては、光の当たらぬ立場にある者にこそ親しみを感じられるという。
好きなアニメ作品や映画、音楽、演劇など、あらゆるものの中から吸収した“好き”な要素の組み合わせにより、云宮のキャラクターのバリエーションはどこまでも広がっていく。
着想は既存の作品から得たものであるが、独自の感性で融合、発展させることで、独創的なものになる。
「どのキャラクターもきちんと違っていて、似ていたり、雰囲気が被るものがひとつもない」と鑑賞者から評価されたこともあり、その強みを生かせるよう、普段から多くのものをインプットできるよう心掛けているのだそうだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
云宮:イラスト自体は幼少期から描いていましたが、本格的に絵を描き始めたのは中学生のころからで、美術部に入ったのがキッカケでした。創作は基本的には一次創作がメインです。和や人外、その他所謂アングラな世界が好きで、主流から弾かれたようなものをコンセプトにすることが多いです。
中学では美術部、高校では漫画研究部に所属し、絵を描く仲間が増えたことで良い刺激も増えた半面、云宮は周囲と己を比較して、落ち込むことも増えてしまったという。
「自分よりも上手い人がこんなにもいるのだから、自分が描く必要がないのではないか」と悩むことも しばしばだった。
創作は、すなわち「苦しみである」という。
それでも創作を続けるもとができたのは、インターネットを通して絵を見てくれる人、応援してくれる人々に励まされたから。
誰かに認めてもらえる喜びがなければ、どこかの時点で筆を折ってしまっていただろう。
また 幼い頃から云宮とって、絵は唯一周囲から褒めてもらえる特技でもあった。
図画工作の時間に描いた作品が学内展示で選ばれたり、市の作品展に出してもらえたり・・・その時の嬉しい気持ち、誇らしい気持ちは、今も心を支えになっている。
自分には絵しかない。
それ故に苦しくもあるが、もし創作を手放して社会に出ていたといしたら、云宮はいま 仕事の他には何も持たない 空虚な日々を過ごしていたのかもしれない。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
云宮:同じ性癖を持つ人に刺さってくれたら嬉しいです。中々周囲では、同じような方はいないので。展示は……間に合うように頑張ります。
高校に上がってスマートフォンを持つようになってから、アプリケーションで絵を描くようになり、以来デジタル画作品が主になっているが、「かつて描いていたアナログ画にも、いつか立ち返りたい」と云宮は語る。
中学の美術部では、コピックや水彩でイラストを描く他にも、石膏デッサンや屋外での写生などにも取り組んでいた。
また、大学で学んだメディアデザインの知識は 作品の配色を考える際に役立っており、これまでの経験のすべてが、これからも云宮イラスト制作に力を与えてくれることだろう。
男性のキャラクターを圧倒的に多く描いているが、今後は女性をモチーフにした作品も増やしたいし、人外でも よりモンスターに寄ったキャラクターにも挑戦したいとも話してくれた。
云宮がキャラクターと向き合う時に、何よりも大切にしていることは、如何に自分がそのキャラクターを好きになれるかということ。
好きと感じられなければ、それは駄作だ。
自分の感性が納得するまで とことん造形を再考し、決して妥協を許さない。
そんな云宮遊鬼に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
云宮:余裕ですかね……?自分もそうですけど、働いてると本当に余裕が無くなっちゃうんですよ。いっぱいいっぱいになっちゃって。色んなことが起こる現代社会では特にそうなんじゃないかなぁと……。
(取材/執筆:大石)
云宮遊鬼の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
云宮遊鬼のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @arachne_yuki
X(twitter): @tyukei_yuki
いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。
云宮遊鬼へのお仕事ご依頼、お問合せはこちらから↓
yuki.iumiya@gmail.com
《 云宮遊鬼 プロフィール 》 2022.6.2~6.12
Gallery IYN企画展 「青い果実 vol.2」 出展
2022.8.4~8.14
Gallery IYN 企画展 「鬼と式神 vol.2」 出展
2023.2.3~2.13
Gallery IYN 企画展 「鬼と式神 vol.3」 出展
2023.11.11~11.12
デザインフェスタvol.58 出展