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花木ゆい in GIFT2024


会期:2025年1月30日(木)~2月2日(日)

会場:Gallery IYN


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バラと女性の絵
「 思い出の中にしまわれて 」

花木ゆい 経歴


・2022年3月華とランジェリー展出展(Gallery IYN)


・2022年4月〜11月 三部作展~十二の擬人化出展(Gallery IYN)


・2023年3月 幸せの花園vol.3展出展(Gallery IYN)


・2023年9月 青いvol.2出展(Gallery IYN)









花木ゆいが絵筆をとるようになったのは社会人になってからだったが、幼い頃からアニメや漫画作品に親しみ、漠然と絵を描くことへの憧れは抱いていたという。

淡い色調の柔らかい風合いの絵が好きで、そうした作品を自身も描こうとした時、自ずと画題は女性像に絞られていた。

女性の美しさ、華やかさ、奥深さ・・・それらを引き立てるためのモチーフとして、いつしか花も併せて描くようになったという。


インターネットで絵のメイキング動画を見ながら、様々なクリエイターの描画技法を参考に、独自の表現手法を模索。

しっかりと描き込みを重ねていく内に、気が付いたら写実よりの作風に落ち着いていた。


絵を描く以前、花木はこれという趣味を持っていなかったが、今では「次はどんな絵を描こうか」と、休日がとても待ち遠しく楽しいものになったのだそう。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


花木:絵を描き始めたのは3~4年前のコロナ禍で外出自粛期間の頃に何か家で出来る趣味はないかと始めたのがきっかけでした。

 創作コンセプトという大層なものは自分の中に明確には無いのですが、自分の好きな淡い色彩で女性と花をモチーフに好きなように描いてる感じです。


桜と女性の絵
「 いつかの青い日 」

独学で絵を描き始めた当初、花木が使用していた画材は色鉛筆とカラーペン。

その後、メイキング動画を見て興味を持ち、透明水彩絵具に挑戦。

はじめは扱い方がよくわからず、悪戦苦闘した。

小学校の図画の授業ではアクリル絵具を使ったが、それとは全く勝手が違う。

水の分量、水気の残る画面に絵具を含ませる程よい加減を計りかね、また絵具が予想外の滲み方・広がり方をすることにも戸惑った。

けれど、それは同時に水彩の面白さを知ることでもあった。

ひとつの絵具でも薄め方によって濃淡のバリエーションが無数に広がり、多様な表現できる点に、花木は魅力を感じいてるという。


絵のモチーフにするまでは花々への関心は薄かったが、いまでは作品作りのために花言葉を調べ、そこから絵のイメージが湧くこともある。

描き終わってから花の名を忘れてしまうことも しばしば あるが、戸外で咲いている姿を見かけると「以前描いた花だな」と親しみを覚えるようにもなったそうだ。

以前なら見過ごしていたでろうものが目に入るようになり、「絵のおかげで視野が広がり、良い事だなと感じている」と花木は語る。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


花木:まだまだ拙い絵ではありますが見てくれた方が癒やされるような、温かい気持ちになるようなそんな絵だと思ってくだされば嬉しいです。


ひまわりと女性の絵
「 きみは憧れなんだ 」

絵を描く際、花木が特に意識しているのは“光”の表現だ。

淡い光に包まれているかのような女性像を描きたいと、影の部分であっても濃い色は用いない。

画面から光が溢れ出ているような印象になればと考えており、鑑賞者から「まるで光に溶けていくような絵ですね」と評価を貰った際は、自身の意図がきちんと伝わっていると実感できて、とても嬉しかったそう。


集中して絵に没入すると無論疲れを感じもするが、同時に気分転換にもなっていると花木は語る。

とにかく描くことが楽しいので、「これからもずっと制作を続けていきたい」とも話してくれた。

絵を描くことで非常に有意義な休日を過ごせているという彼に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


花木:自分もそうですが他人の目を気にし過ぎて自分を出すことを怖がっている方が沢山いるのではないかと思います。


(取材/執筆:大石)

 

花木ゆいの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


花木ゆいのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @yui_watercolor

X(twitter): @yui25199414

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