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綿棒画家yuca in GIFT2024


会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)

会場:ART STORE IYN


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綿棒アート
【日常Ⅱ とある町の夕暮れ】 2023年6月制作

綿棒画家yuca 経歴


・展示実績:2023年12月現在

84回(2024年1月分含む)

内、個展2回


・海外出展2回

◯2022年8月中国重慶企画展

『重慶市 佳想安善芸術』

◯2024年2月ART JAPAN 2024クリエイター ジャパン in Australia 展出展


・デジタル出展

10/30-11/5デジタルサイネージ

第3回 Art collection produced by Lift

『京急電鉄 羽田空港駅第2ターミナル駅 京急ステーションビジョン羽田2』


・綿棒作品

2011年第44回KFSアートコンテスト準入選

2013年第46回KFSアートコンテスト準入選

2013年第55回KFSスチューデントギャラリーインストラクター賞

2022年8月GalleryIYN『Message展』にて

企業協賛賞

2023年10月

Lift 現代芸術界優秀作家認定

綿棒作品以外

2004年 相撲イラストコンテスト入選

2005年 愛・地球博環境絵本コンテスト入選。瀬戸会場展示。その後、CBC TV 1Fギャラリー展示

講談社フェーマススクールズ内

2009年(?不明)月のイラストコンテスト入選

2010年フェーマスアートフェスタ特別賞

2010年第4回KFS創作絵本グランプリ入選

2010年デザインフェスタ(東京ビックサイト)展示用イラストコンペ展示賞

2011年第13回コミックイラストグランプリ入選

がくぶん挿し絵展第2~第5回まで毎年入選。

以上。


・個展

◯2021年4/1-4/30

JCAT―GALLERY.comにて、

ONLINE-EXHIBITION

◯2023年9/22-9/28

色奏空間ギャラリーMidart様にて

『暗闇を照らす灯火 綿棒で描く世界展』



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。




















アクリルガッシュと綿棒を用い、静物や風景を無数の点の重なりから表現する 綿棒画家yuca。

彼女の重厚で写実的な点描表現は、そのクオリティの高さによって鑑賞者の目を強く引き付けるだけでなく、あたたかい色調で安らぎや安心感を与えてくれる。


yucaは、綿棒アートという手法に辿り着く以前は長らくコミックイラストを描いていたのだそう。

子供の頃から少女漫画が好きで、絵が得意な親類や友人の影響も受けながら、我流でイラスト制作に没頭していた。


社会人として自立してからは、講談社フェーマススクールズの通信講座を受講。

仕事が多忙ゆえに幾度となく中断しながらではあったが、コミックイラストにデザイン、絵本創作について学んだ。


カラーインクやアクリル絵具による非常に細やかな描写を得意としていたyucaだったが、細密すぎる作業は次第に目のストレスに繋がってしまう。

また、段々とデジタル技法が一般化されていくコミックイラストの世界で、アナログ画を描き続けることに行き詰りを感じ始めたが、それでも「絵を描きたい」「色を重ねて何かを表現したい」という思いは消えなかった。


すぐに毛が抜けたり傷んだりしてしまうという難点から、筆に替わる画材としてyucaが目を付けたのもの。それが、綿棒だった。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


綿棒画家yuca:創作コンセプトは、『light』【光り】【明かり】【輝き】灯火、街の明かり、水滴の光り、目の輝き、魂の喜び等の精神的な部分の輝きを表現。モチーフとして制作しております。

活動を始めたきっかけは、

色奏空間【Midart】

愛知県小牧市大字大草2531-6

こちらのギャラリーで、初めて作家として名刺を持った瞬間から活動開始したんだと思っております。

※2023年9月初個展開催場所"


綿棒アート
「灯火シリーズ⑱【アルコールランプ】 2023年5月制作

講談社フェーマススクールズ内のコンクールで、コミックイラストや絵本イラストで入選・入賞経験を重ねてきyucaは、綿棒アートで出展した際にも準入選を果たし、新しい自分の作風が受け入れらるという手応えを掴んだ。


それから、知人の紹介を切っ掛けに色奏空間Midartで作品を常設展示するようになり、綿棒作家として歩み始める。

色奏空間Midartはアート作品や雑貨の展示販売も行っているカラーセラピーサロン。

yucaの作品は、セラピーを受けに来た人やカラーセラピー等の講座受講生たちに好評で、またオーナーに勧められて始めたInstagramがきっかけとなり参加した展覧会において、初めて作品の販売が成立した。

その作品は蝋燭の灯火を描いたもので、心に灯る光でもあるこのモチーフは、yucaにとって極めて重要な画題となっていく。



彼女は、自身が発達障害を持っていることを知らないまま、社会人として長い年月を過ごして来た。

ままならぬことが多くありながら、何事も出来るように見せようといつも必死で、空回りをしたり、周囲と摩擦が生じてしまう事も頻繁で、幾度も苦杯をなめてきたという。

愚痴をこぼすしかない己に余計に落ち込んで、精神的な暗闇の中にいたyucaを救ってくれたものが“絵”であった。

制作に没頭していると、抱え込んでいる悩みが取るに足らないことに思えてきて、むしろ不得手なことばかりの自分を寛容に受け入れてくれる人々への感謝の気持ちが膨らんでいくのだそう。

人間関係や仕事で苦しい思いをすることは今でもあるが、どんなに辛くても絵の中に光があることをyucaは知っている。

希望の火を灯すために彼女は絵を描き続け、その灯りのぬくもりを鑑賞者の心に届けているのである。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


綿棒画家yuca:作品が誰かの琴線に触れられたら、嬉しいです。

意気込みは、気負わないように、丁寧に準備したいと思ってます"


綿棒アート
【こぼれ落ちる】 2022年4月制作

点描画において、特に難しいのが細い線の表現。

しかしyucaは果敢にも風景画作品の中で電線の描写にも挑み、工夫をこらして、自身の作品の可能性を広げている。

描かれた風景は、ありふれた光景でありながら、コントラストを強めることでドラマチックな魅力を醸し出される。

彼女のモチーフ探しは、見過ごしがちな景色の中に潜む美の発掘作業と言えるかもしれない。



ひたすらに点を塗り重ねるという気の遠くなるような制作手法ゆえに、年から年中休みなく作品を描き続けることは出来ない。

1~2週間ほど、全力投入で作品を描き切ったら、しばらくは英気を養いつつ新しい主題を日常の中に探すのだそう。

容易ならざる創作ではあるが、今後も自身の世界観を掘り下げていきたいとyucaは意欲を語る。


また、色奏空間Midartで知り合った占い師とコラボレーションして、オラクルカードの図案を手がける計画も進行中だとか。


これから より大きく飛躍するであろう彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


綿棒画家yuca:現代社会に欠落していることは、今の私には分かりません。

自分自身の体験等から欠落していることは、空気が読めなくて、人の中に身を置くと、居心地が悪い。それは、今も変わりません。

ただ、自分の作品を通してなら、人と関われる。社会に伝える『言葉』が紡ぐ事が出来ると思っております。


(取材/執筆:大石)

 

綿棒画家yuca作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


綿棒画家yucaのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @yuca111888

twitter: @yucapjm358

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。


綿棒画家yucaへのお仕事ご依頼、お問合せはこちらから↓

yuca116@gmail.com



《 綿棒画家yuca プロフィール 》

使用画材/綿棒、アクリルガッシュ、ワトソン紙を好んで使用します。

※綿棒の補助画材として、竹串をたまに使用します。

作品コンセプト

『light』【光り】【明かり】【輝き】灯火、街の明かり、水滴の光り、目の輝き、魂の喜び等の精神的な部分の輝きを、表現。制作しております。

今回の出展作品は、上記コンセプト作品の他に、動物など、モコモコほっこりするようなモチーフ作品も出展させて頂きました。

また、画材を筆から綿棒に移行するきっかけになった作品【溢れ出す想い】、初めての綿棒作品【虹】も展示させて頂きました。

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