top of page


鷹花空星 in GIFT2024


会期:2024年10月11日(金)~10月14日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!

お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!

スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。

独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・

新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





ミモザと少女の絵
「 綻ぶ 」

鷹花空星 経歴


・2004年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒




















 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。













自身の感情を画中の植物と人物に託し、淡く優しい色遣いの水彩イラストを手がけている鷹花空星。

しかし、幼い頃の彼女は水彩絵具を水で薄めることが嫌いで、希釈することなくチューブから直接画用紙に塗り付けては、美術教室の先生から注意されることが多かったという。


現在とは趣向が真逆で、中高の美術部では油彩表現の面白さを知り、大学でも油絵を専攻。

絵具を厚く盛り上げたり、画溶液をたくさん使ってみたり、またはペインティングナイフで削り取ってみたり・・・描き方が自由で多様な点に惹きつけられたそうだ。


社会に出てからもしばらくは油絵具を使用していたが、出産後は育児に追われる中で制作環境を整えることが難しく、そんな中でも手軽に広げられる画材をと思い水彩画を描くようになった。

もともと苦手意識のあった画材であるため、はじめは使い勝手が全くわからず、扱いにとても苦労したそうだ。

だが、現在は「制作に向かう度に、水彩ならではの色の滲みの美しさに癒されています」と鷹花は語る。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


鷹花空星:絵を描く時に感じる温かさや癒しが心地よくて描き続けています。

創作活動は幼少の時に絵画教室に通い始めてから、休みながらもずっと描いていると思います。


横たわる少女の絵
「 記憶 」

画材を油彩から水彩に切り替えてから、鷹花の画風は大きく変化した。

しかし、学生の頃から変わらぬものもある。

それは、植物をモチーフとしている点。

草花がつくりだす独創的なシルエットに魅力を感じ、油彩画においてはその形状の美しさを捉えることが創作のコンセプトにもなっていた。なので、植物には並々らぬ愛着がある。

ただ、感情を表現するにあたっては、それらけでは描き尽くせぬこともある。

その為、いつしか彼女は人物も画題に取り上げるようになり、現在の作風が確立したのだそう。


運転中に見た景色や、読んだ本、耳にした音楽などからインスピレーションを受け、湧き上がった感情をイラストに昇華しており、創作は自分の心との対峙によって生まれる。

そこから更に一歩進み、「今後は自分の心情を表現するだけでなく、我が子らの心模様もまた画題にしたい」と鷹花は語る。

人は成長すると共に、抱える悩みもまた大きくなっていく。

末の子供も思春期を迎え、皆それぞれにその年頃ならではの葛藤がある。

彼等の心の揺れ動きを見守る中で、「様々な思いに寄り添える絵が描けたら」と考えるに至ったそうだ。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


鷹花空星:少しでも心に寄り添えたらいいなと思います。

自分の思いをそのまま表現できるように描きたいです。


紫陽花と人物の絵
「 包む」

育児に追われ、絵筆を止めていた時期もあったが、そんな折に熊本地震が発生。

鷹花の住まいは被害が少なかったが、被災地域の現状を目の当たりにして、人生においてはいつ何時なにか起こるかわからないのだということを痛感した。

「できることを、できる時にやらなければ後悔をする。」 そう感じたことから、創作も、またSNSでの作品発表も再開したという。


水彩をまだ使いこなせず自信を持てなかった時期は、鑑賞者からの好意的なコメントに勇気づけられた。

また、知り合った絵描き仲間とビデオ通話で技法を教え合うこともあり、彼女にとって創作は、決して孤独な作業ではない。

もともとコミュニケーションをとることは苦手な質であるが、「そんな私でも絵のおかげでたくさんの方と縁を持つことが出来ました」と鷹花は語る。


仕事を終え、家事を済ませ、家族が寝静まった深夜が彼女の自由時間。

日中の疲労から「今日は何も描けないな」と感じることもあるが、机に向かえば不思議と絵筆を持つ手はすんなり動いてくれる。

絵を描かないとむしろ精神的に辛くなってしまうので、毎晩のこの日課こそが、彼女の生きる力の源なのかもしれない。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


鷹花空星:ふと足を止めて空を見上げるような、心を休める時間がたまにはあってもいいんじゃないかなあと思っています。


(取材/執筆:大石)

 

鷹花空星の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


鷹花空星のSNSも、是非ご覧ください。

X(twitter): @taka_hana6336

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。


鷹花空星へのお仕事ご依頼、上記X DMへ



《 鷹花空星 プロフィール 》

鷹花空星(たかはなそらほし)と申します。

透明水彩で日々感じたことに植物を合わせて描いています。

作品を見て、少しでもほっこりしていただけたら幸いです。

bottom of page