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サナ in GIFT2024


会期:2024年3月15日(金)~3月18日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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くらげの絵
「 たゆたう 」

 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。














学校教員として慌ただしく毎日を過ごしていたサナが、「仕事だけではない・・・なにか自分の軸になる確かなものが欲しい」と感じた時、心の拠り所となるべきそれは、絵以外に考えられなかった。


一時は美術大学を目指していたこともあり、高校時代はデッサンにも取り組んでいたほど絵が好きだったサナ。


家庭に入ってから子育てに追われていたこともあり、10年以上は制作から離れていたが、外へ勤めに出られる程には育児も落ち着いており、「もう一度絵を描こう」と絵画教室へ通い始めた。


そこから7年もの歳月が流れた。

現在サナは、柔らかい色彩のなかにたゆたうクラゲや宙を舞う蝶々の姿に、「自由に、のびやかに生きたい」という願いを託し、主に仕事や家事を終えた後、彼女は静寂な夜の帳の中で絵具と戯れている。


再び絵筆をとることは、「人生に大きな喜びを与えてくれた」とサナは語る。

筆を持つ時、ペンを走らせる時、彼女はいつもワクワクと心を弾ませているのだそう。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


サナ:「ぬくもり」を創作のコンセプトにしています。優しい気持ちや穏やかな気持ちを多くの方に届けたいと思いながら描いています。

幼い頃から絵を描くことが大好きでした。本格的に絵を描くようになったのは7年程前ですが、今のスタイルで描くようになったのは1年程前からです。アクリル絵の具と金や銀色のペンを用いて表現しています。水彩のような滲みや、白い絵が私の作品の特徴です。

この1年で多くの絵画展に出展させていただき、沢山のことを吸収してきました。これからも描き続けていく中で、成長していきたいと思っています。


春風の絵
「 ひなたの風 」

淡く優しい色合いが特徴のサナの画風だが、絵を再開した頃はもっと重くるしい色調で、もやもやとした鬱屈した感情なども画面にぶつけていたのだとか。

だがキリスト教へ入信したのを機に、見る人に優しさや、穏やかな愛情が伝わる絵を描くようになった。

自分の感情を吐き出して満足するだけでなく、自分の絵が鑑賞者の心に与える影響も考えて、鑑賞者のためにこそ絵を描こうと思うようになったという。

サナが生み出すその色彩は、信仰を持つことで得られた安らぎの色そのものであると言えるかもしれない。



当初は水彩絵の具を使っていたが、色を重ねるうちに下層がにじんでしまったり、色が濁ってしまうため、現在はアクリル絵具を愛用している。

乾燥後は耐水性になるという特性を生かし、幾重も色を重ねながら、明るく淡く鮮やかに、サナは理想とする色彩を探求しているのである。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


サナ:普段何気なく近くに存在する「ぬくもり」。例えば、朝のスープの湯気とか、かじかむ手を温める息とか、カーディガンの匂いとか、そのようなものと同じくらいささやかで、そして失いたくないもの。

心に悲しみや痛みがある人にそっと寄り添うような、優しくぬくもりのある絵を届けていきたいと思っています。

繰り返し繰り返し描く中で、やっと出会うことのできた子どもたち(作品)を出展します。見ていただけると皆さんに温もりが届くといいです。


蝶々の絵
「 自由の園」

SNSを通して作品を発表したり展覧会に参加する中で、同じく絵の道を歩む同朋とたくさん知り合うことが出来た。

「この人は、こんな風に考えながら作品を描いているのか」と、話をする度に刺激を受け、また新しいアイディアを貰い、こうした交流が非常に楽しいとサナは語る。



今でも十分に優しい思いが伝わるサナの絵画だが、色面からの印象を重視した抽象表現に限界も感じることもある為、よりメッセージが明確になるよう、今後は具象的な要素も増やしたいと考えているそうだ。

幼い頃から描いていた絵は、花や風景など、描くモチーフは具象的なものが多かった。

その片鱗は色面の上に描き込まれたクラゲや蝶の姿に現れているが、過去と現在のスタイルが融合してどんなアートが生み出されるのか、彼女の作風の発展に是非ともご注目頂きたい。


表現方法を模索する中で、日々進歩し、成長する自分の可能性が感じられる。

その実感に喜びを見出しているサナに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


サナ:戦争、いじめ、病…。この世界は大切な命を奪っていくもので溢れている。けれど、私たちは決して愛や希望を捨てずに、日々のささやかな「ぬくもり」を大切にしながら、人と交わって生きていくことが大切なんだと思います。喜びで心が震えるような、そんな世界を作るために微力ではあるけれどアート活動を続けていきたいと思っています。 


(取材/執筆:大石)

 

サナの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


サナのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @anemos.0523


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