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さほき in GIFT2024


会期:2024年3月1日(金)~3月4日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





人物イラスト
「 海の底、光射す方 」

さほき 経歴


高校時代、市の選挙コンクール優秀賞受賞


・Gallery IYNにて『顔展』出展


・Gallery IYNにて『花飾り2022』出展


・Gallery IYNにて『花飾り2023』出展


YouTube、TikTok、Instagramにてイラスト動画更新メインに活動



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。


















地域のスポーツ少年団に所属し、長距離走に打ち込んでいた小学生時代・・・

「自分が絵を描くようになるとは夢にも思わなかった」と、さほき は語る。


1年生で初めて大会に参加してから幾度も入賞を果たし、華々しい成績を残した一方で、高学年の頃には周囲の期待が重荷となり、思う結果に繋がらず、純粋に走ることを楽しめなくなってしまった。

中学へ上がるのを機に、彼女は6年間の陸上生活にピリオドを打つ決意をする。


周囲の反対を押し切って辞めた後ろめたさと、目標を失った虚無感から、鬱々とした気持ちで始まった中学校生活。

しかし ある友人との出会いが切っ掛けとなり、さほき の毎日に彩と輝きが蘇るのだった。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


さほき:元々絵を描くのは不得手で、どちらかと言うとアクティブで走ることが好きな子供でした。絵を描き始めたきっかけは、それまで約6年続けていた陸上を周りの期待に応えるのが辛くなりすっぱりやめてしまった時に、絵を描くのが好きな友人との出会いでした。身近に好きを表現するために細かく繊細な絵を描く人と出会い、私も自己を表現したい、この子に負けたくない、自分の意思を伝えるのにこんな手段があったんだ、そう思ったことが今でも原動力となっています。私の絵は私が大好きだと思ったものをいつも表現しています。



ネモフィラと少女のイラスト
「 ネモフィラ 」

もともと絵は苦手だったため、始めた当初はまったく思うように描けず、周囲から「褒めるべきところが全くないぐらいに下手」と評されたことさえあった。 しかし、生来の負けず嫌いであるため、否定されれば「見返してやりたい」と闘志が沸きあがる。

改善点を考えながら毎日ノートにたくさんのイラストを描き、描画力を磨いたという。

はじめは二次創作が主だったが、自分の好きなものを思うがままに表現するには、他者の生み出したキャラクターに思いを託すだけでは不十分。次第に、さほき はオリジナルイラストを描くようになった。

陸上を辞めて心に穴が開いてしまったと思っていたのに、自分の中にはこんなにも表現したいものが溢れている。その気付きが さほき の毎日を支えくれた。

「もっと上手く表現できる技法を知りたい、方法を学びたい」と高校・大学で専門的に絵を学び、使用画材も水彩色鉛筆から不透明水彩と、自身の描きたい内容に最適なものを模索し、試行錯誤を重ねた。 最近愛用している透明水彩は、社会人になってから始めたそうだ。 水の分量を変えることで生まれる色の強弱で、淡く儚げな印象にも、鮮やかに発色させて強く心に残るような画面にすることもできる・・・そこが魅力であるという。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


さほき:私は作品を通じて常に自分に嘘はつかない、見た風景やモチーフから自分の好きなものを表現することを忘れずに向き合おうと思っています。そんな私の「好き」の気持ちを同じく好きと感じてももらうことや、暗い時でも前向きな気持ちになって欲しいと思います。


ハロウィンイラスト
「 Witch!!! 」

音楽を聴いたり本を読んだり、趣味の舞台観劇をする際も「この要素が自分は好きだな」「自分なら、どんな風に表現できるかな」と、常に さほきは自身の嗜好についてアンテナを張っている。


自分の「好き」をさらけだして表現したイラスト作品達は、いったい他者の目にはどう映るのか。

不安は常に付きまとう。

負けず嫌いの努力家である半面、自己肯定感の極めて低いという さほき だが、たとえ少数でも「良いね」と言ってくれる人のために、作品を発表し続けたいと考えている。


思えば大学時代、同じ絵の道を志す仲間とたくさん知り合い、各々が其々の作風とこだわりを持っていることを肌で感じた。

互いの長所を見つけ合い、切磋琢磨した日々は、さほき にとって大きな財産だ。

みんなが思い思いに自己表現をするように、自分も自分の「好き」を貫いて良い。


自信を持てない点はたくさんあるけれど、絵に関してだけは、少しは自分のことを認めても良いのかもしれない。

そんな風に感じているという さほき に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


さほき:私自身が10代から鬱病を患い、成人してから発達障害が発覚し、常にネガティブな思考をしてしまいます。そのためポジティブな考え方が自分には欠落してしまっています。それはかつて自分を否定されたり、周囲と比べられたり、とにかく周囲と少しでも違ったら否定される、笑われる、自分を受け入れてもらう経験がとても少なかったことに起因していると思います。しかし、今多様性が呼びかけられる世の中で、人よりできなくてもいい、自分のペースで、自分自身は自分を否定しないように、そのために私は創作する時には自分に素直に、好きだ、これが私だと思った感情を大事にしています。


(取材/執筆:大石 )

 

さほき の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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「YouTube(@sahoki_illust)、TikTok(@sahokisaho)もよろしくお願いします!」by さほき



《 さほき プロフィール 》

さほきと申します。

主に透明水彩を使用し、創作活動を行っています。

黒髪、長い睫毛、丸眼鏡、キラキラしたもの、中性的キャラクター、角が好きです。
















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