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さえころ in GIFT2024


会期:2024年10月31日(木)~11月3日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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女の子のイラスト
「Warmful」

さえころ 経歴


・中学時代に「毎日中学生新聞」でイラストや文章の投稿常連となる

・2020年春、コロナ禍でのステイホームでイラストを再開


・2020年10月、2023年10月、同年12月2020年10月、2023年10月、同年12月 SS(スモールエス)63号・75号と季刊エス84号に作品掲載


・2023年5月 Gallery IYN 夢見る少女 vol.2 、同年9月 Gallery IYN 夢宙2023年に出展


・2024年1月 Girls2024(artbook事務局)に作品掲載




 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。















SNSで様々な画風のイラスト作品を見ていて、つい見入ってしまうのは全面的に“美しさ”が際立つ作品。

そうした作品を自らも目指すべきかと考えたこともあるのだが、「どうやら自分が描いていてワクワクできる絵柄は違うらしい」と、さえころ は語る。

描画時に彼女の心を弾ませることができるのは、高彩度で、一目で作品のイメージが目に焼き付くような、溌剌とした“元気いっぱい”なイラストレーション。

鑑賞者から「ポップな色遣いが素敵だね」と感想を貰ったこともあり、そうした色調を生かすシンプルな色の塗り方もまた彼女の作品の特徴だ。

また ただ明るいだけでなく、暗がりの中に鮮やかに浮かび上がるネオンの光も好きで、煌煌と強烈なエネルギーを放つ夜の繁華街のような雰囲気も得意としている。

どちらの世界観においても、見ているだけでワクワクとテンションの上がるような、そんな作品を目標としているのだそう。

だからこそ「中途半端な仕上がりには出来ない」と、何度も修正を加え、納得が行くまで作品と向き合っているという。


周囲からは「仕事も忙しいのに、どうして絵を描き続けるの?」と問われることもある。

しかし さえころ にとって“創作”は、自分の存在を受け容れて貰うことの出来る大切な“居場所”なのだ。

他者との感性、感覚の違いさえも武器にして、誰もが自分らしくあることが許される・・・そんな「余地」がアートの世界にはある。

そうした世界に身を置いて、作品を通し鑑賞者と関わることができる。それは「とても幸せなこと」と、彼女は考えている。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


さえころ:コンセプトは『現役女医が処方するビタミンポップイラスト&ネオンスパイスイラストの元気の処方箋』!

カラフルポップ絵とキラキラネオン絵の二刀流イラストレーターです★

小さい頃から絵や漫画を描くことが好きでした。自由帳を一冊の漫画雑誌みたいにして表紙を作り、連載名も考えて作っていくのが楽しくて。色々あり小6から中2まで不登校だった時期もあったんですけど、その時も絵や漫画を描き続けていました。妄想がちな性格で頭の中に浮かんだイメージを表現するのがとても楽しくって、不登校の当時購読していた中学生用新聞の投稿欄に何度かイラストを掲載させてもらっていました。

学校へ行けず居場所を探していた自分にとって、お絵描きは心の拠り所でした。

高校へ進学してからは自然と描かなくなり、コロナ禍でお絵描きを再開するまでに20年弱のブランクができてしまいました。その時ハマっていた作品があり模写から二次創作に移り、だんだんとSNSに作品をupするようになり、気付いたオリジナル絵も含め創作活動が自分のライフワークになっていました。


美少女のイラスト
「ネオン de 辰年」

幼い頃から さえころ は周囲の目が常に気になって、自分の為す事、発言、全てがおかしく思われているのではないか、笑われているのではないか・・・と、不安に駆られることが多かった。

悩みを吐露すれば「気にしすぎなんじゃない?」と返されるだけで、彼女にとっての重大事は、世間的にはたった一言で片の付く問題であるらしい。

そんな中で自身を支えてくれたのが絵だったが、同時に挫折感も味わった。

毎日新聞社刊行の中学生新聞にイラストが掲載されたことは嬉しかったが、他の投稿者の作品と比べて「自分はこんなにも下手なのか」とショックを受けたそう。


自分に限界を感じたこともあって、いつしか離れてしまった絵の道だが、娘が小学生になって絵を描くようになり、せがまれて手本を描いたことから長いブランク期間に終止符が打たれた。

以前は参考資料も何もなしに描いていたが、今はインターネットで様々な画像が手に入る。

資料があれば、自分もそれなりに描けるではないかと自信が得られ、娘と共に模写をしながらSNSに投稿するようになり、段々とオリジナル作品も手がけるようになった。


他のクリエイターの作品を見てデジタルイラストに関心を持つようになったが、「おそらく自分一人では挑戦することはなかっただろう」と さえころ は語る。

アプリケーションをダウンロードするだけで、スマートフォンで手軽に描画を始めることが出来るという情報は、娘が見つけてくれたのだった。

彼女の現在の作風は、愛娘の存在なくしては決して生まれることがなかった。

そのイラスト作品の全ては、母娘の絆の結晶でもあると言えるだろう。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


さえころ:見てくれてる人達が私のイラストで元気になってくれたら最高です!イラストの中の世界に見入ってくれて、日頃抱えてる疲れとかモヤモヤした気分とかがどこかに飛んでいってくれたら…と。

そんな夢と希望を与えられるような心の栄養的存在なイラストを描いでいけたら… と思っております。

展示に向けては、今出来る精いっぱいのパワーを注ぎ込んで準備していきます。見に来てくれた人達が皆しあわせになれるになるよう全身全霊で楽しみながら頑張っていくので、ぜひお楽しみに♡


うさぎのイラスト
「 うさぎっ子2023」

SNSで作品を発表する中で知り合い、親しくなれた人もあれば、旧友が投稿を目にして「最近絵を頑張っているんだね」と声をかけてくれることもある。

創作は新しい縁を結び、また新しい旧交を温める切っ掛けを さえころ に与えてくれている。

彼女のエネルギッシュな作風に惹かれて、アイコンやプレゼントイラストを依頼してくれる人もあり、ファンの存在は掛け替えのない宝物だ。


多忙な毎日の中で、どうやって時間を無駄にすることなく有意義な制作ができるかが課題であり、またもっと画力を向上させられるよう勉強してたいと さえころ は語る。

どうにか時間を確保して、GIFアニメーションなど新しいことにも挑戦をしたとも考えているそうだ。

腕を磨くと共に表現方法を増やしたいと意欲を燃やす彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


さえころ:デジタル化が進んで便利になった反面、デジタル技術に支配された日々を送ってるように感じます。分からない事はネットで解決。SNSでの人気が仕事に繋がることもある。

自分の頭で考えて、オリジナルな思考を持つ機会が減ってきているように思います。本当に好きなものではなく、承認欲求などのため世間一般の感覚に合わせる、大衆ウケを狙うといったような…何というか、似たり寄ったりな表現や考えが増えてきているように感じるんです。自分は王道なものより「知る人ぞ知る」みたいな良さに惹かれるタイプで結構こだわりが強いなと思っているけれど、それも人から見るとまだまだ表面的なのかもしれないです。


(取材/執筆:大石)

 

さえころの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


さえころのSNSも、是非ご覧ください。

X(twitter):@38saekoro

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。


さえころへのお仕事ご依頼、お問合せはこちら下記まで

・saeka.hs.osaka.385@gmail.com


「アイコン絵やプレゼント絵などお気軽にご相談ください!」 byさえころ



《 さえころ プロフィール 》

現役女医イラストレーターのさえころです。見る者を元気にするビタミンポップなイラストとちょっぴりスパイシーなネオンイラストを処方しています。オリジナル、二次創作、アイコンやお祝い絵などを手掛けています。

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