木芽るい in GIFT2024
会期:2024年10月11日(金)~10月14日(月)
会場:Gallery IYN
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木芽るい 経歴
・2021年「Boy's Generation展」出展(AAA GALLERY)
・2021年「幸せの花園展」出展(Gallery IYN)
・2022年「わたし色に染まれvol 2」出展(Creation Cafe IYN)
・2022年「PROMISING ARTIST展」出展(Gallery IYN)
・2023年「Beautiful展」出展(Gallery IYN)
※写真は光調整などの加工をしております。
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日常の中に、こんな要素が加わったなら、こんな物語が展開したら、どんなに楽しく素敵だろうか。
そんな閃き、空想から 木芽るい のイラスト創作は始まる。
また、「あの時の自分の気持ちを絵で表現すればどうなるのだろうか」と、過去の己の心と対峙して、作品に昇華することも。
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の気質を持ち、時にはマイナスな感情に押しつぶされそうになることもあるが、たとえ辛い思いであっても全て創作の糧にすることが出来ると知っているからこそ、彼女はポジティブさを失わずに過ごせていのだそう。
絵を描くこと、それは言うなれば心の換気。
社会に出てからは特に悩みや不安を抱えることも多くなったが、その感情を絵にすることで、作品が完成する頃には心が少し軽くなることに気が付いたという。
心を落ち着けるために、前を向くために、創作は彼女の人生になくてはならないものだ。
繊細な感性から生み出される作品ゆえだろう、鑑賞者から「優しさに溢れていて、ずっと眺めていられる作品ですね」と声をかけられたことがある。
その言葉を思い返す度に励まされるという木芽は、評価された点をより伸ばせるよう、磨けるよう、常に心を込めて制作に取り組んでいる。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
木芽るい:物心ついた頃から絵を描くのが好きで、幼少期は広告チラシの裏面に描いたり、物語を考えたりして遊んでいました。高校生の頃、友人にSNSを勧められたことがきっかけで創作活動を発信するようになりました。
小さな幸せを感じる瞬間や不思議な世界などを好んで描いています。
中学生までは鉛筆で絵を描いていたが、何度も何度も描き直すため、完成する頃には画面が真っ黒になってしまうことが多かったと、木芽は自身のアナログ描画時代を振り返る。
デジタル画に移行したのは高校生の頃。
修正の跡を残すことなく試行錯誤ができるので、納得のいく作品をきれいな状態で仕上げられるようになった。
細部までこだわって描き込み、またイメージに合う色を探し当て、想像した世界に作品を近づけていく。
敬愛する漫画家、クリエイターの作品を手本に練習に励み、また資料集を参考するなどして、現在も木芽は独学で表現技法を探求し続けている。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
木芽るい:心が癒されるような、穏やかな気持ちをGIFTしたいです。
様々な雰囲気の絵があるので、どれか1つでも、見てくださった方の心に寄り添って癒すことができたら嬉しいです。
過去最多の作品数で出展するGIFT展は、私にとっては大きな一歩なので、これまで以上に創作と準備に力を入れて頑張っていこうと思います。
心の動揺を静めるために絵を描くこともあるが、描き手の心が千々に乱れてしまっていては、人の心を癒す作品は生み出せない。
そうした考えから、木芽は自身の心理状態を見極め、敢えてペンをとることを控えることもある。
そんな折は好きな景色を眺めたり、漫画を読んだり、音楽鑑賞や、ゆったり戸外の雨音に耳を傾けるなどして、リラックスするようにしているそうだ。
「優しい気持ちを養うことを大切にしています」そう木芽は語る。
どんな時でも、誰に対しても常に優しくありたいと思うが、それが難しい時もある。だからこそ優しさを見失わないように、また見失っても思い出せるように、意識を働かせているのだ。
他のクリエイターや鑑賞者から貴重な話を聴くことが出来たり、たくさんの刺激を与えてもらえるので、今後も展示活動に力を入れると共に、可能な限り在廊をして多くの人と交流したいと木芽は考えている。
また、絵本作家として活動したいという夢も持っている。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
木芽るい:自分自身気をつけていることなのですが、忙しさに追われ心の余裕がなくなってくると、誰しも思いやりが欠落してしまうと感じます。そんな時、不本意に誰かを傷つけてしまい相手も自分も悲しい思いをしないよう、気持ちが晴れる何かが身近にあればいいなと感じます。
日々頑張る方へ、心を亡くしてしまいそうになる前に、いろんな作品に触れることでそのひと本来の優しさを思い出してもらえたら幸いです。
(取材/執筆:大石)
木芽るいの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
木芽るいのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @plu_ria
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「ご依頼ありましたら、X・Instagramより@plu_riaまでご連絡くださいませ。」by 木芽るい
《 木芽るい プロフィール 》
●作家名:木芽るい(このめるい)
●生年月日:1997/7/14
●好きな食べ物:和菓子、焼肉
●好きな花:プルメリア