猫覆面 in GIFT2024
会期:2024年9月12日(木)~9月15日(日)
会場:Gallery IYN
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猫覆面 経歴
・2011年 pixivにて作品の投稿を開始。版権と創作のイラストや漫画を多数掲載
・2022年 Webtoon漫画にてピッコマ様掲載、俺TUEEE系【復讐のトップランカー】のメイン仕上げ担当に任命
・2023年 Gallery IYNにて【ゆめものがたり展】にイラスト出展
・2023年 Gallery IYNにて【Beautiful2】にイラスト出展
・2024年 Gallery IYNにて【ゆめものがたり2展】にイラスト出展
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。
様々なクリエイターの作品を見て、その描画技法を分析し、模倣する。
また、インターネットで閲覧することができる技法紹介講座を見て、そのノウハウを吸収する。
猫覆面はひたすらに「見て学ぶ」姿勢を貫き、独創的で物語性のある不思議な世界を描き出している。
中学生の頃、家庭に導入されたパソコンでデジタル画に着手し、その後タブレットで描くようになった際も、描画技法はすべて独学で習得。
漫画家を志していた高校生時分は、画力に伸び悩みを感じてしまい、その夢を諦めた。
だが、SNSで目にする魅力的なイラスト作品の数々に「どうにか自分もこんな風に描きたい」と、創作への思いが駆り立てられたという。
しかし 気持ちは逸れども、自分の求める絵を描くにはどうすれば良いのか、行き詰まりを解消する術がわからない。
そんな折にウェブ漫画サイトWebtoonで「俺だけレベルアップな件」を読み、色の塗り方やアクションの描画表現など「自分のやりたいことの全てが詰まっている!」と感じ、創作における活路が開けたのである。
SNSに本格的に絵を投稿するようになったのは高校を卒業してから。
アプリケーションゲームのキャラクターの二次創作を披露すると好評で、「あなたの絵を見て、そのキャラクターが好きになりました」「あなたの絵で興味が湧いてゲームを始めました」といった声が寄せられた。
「自分の絵が誰かに影響を与えることができる」ということが自信に繋がり、一昨年からスキルシェアサイト Skimaで制作依頼を受け付を開始。
はじめから順風満帆という訳にはいかないが、少しずつ実績を積み、Webtoonの作画募集もに応募をしたところ、それまでの努力が実って仕事を任されるようにもなった。
本職の勤務時間が長いので、制作に費やせる時間は限られてしまうが、猫覆面の頭の中では常に物語が展開しているという。
脳内で膨大な数の物語が生まれるので、それら全てを漫画に描き起こすことは難しく、短編かイラスト作品で一場面を描き出すのがやっとなのだとか。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
猫覆面:自分は子供の頃から絵を描く事がとにかく好きでした。漫画を描く事に興味が出たのはまだ幼児の頃、絵だけの物語を母親に見せると「1人で考えたの凄いね」と褒められたそれが、自分にとっての初めての創作でした。
小学生の時、学習ノートに鉛筆やボールペンで「こんな展開が起これば」「もしもこんな存在がいれば」と、様々なキャラクター達を生み出し、その子達が架空世界の中で各々生きる姿を思い描いて想像し、形にする楽しさを知り、それから中学高校、そして成人した今でも創作を続けています。
アニメ作品や漫画作品、それから映画を鑑賞して蓄積されたあらゆるイメージが、猫覆面の頭の中で様々に混ざり合い、結合する。
「このキャラクターが、あの作品の世界に登場したなら、どんな風に立ち振る舞うだろうか」「あの場面を、こう変えてみたなら、続きはいったいどうなるだろうか」
ふとした思い付きからスタートし、そこからキャラクター達が独自に動き出す。
自分の意図から離れて自由に歩み出したキャラクター達が物語を紡いでいく様を傍観しているような、そんな感覚であるのだそう。
これまでに特に影響を受けた映画作品について訊いてみると、選ぶのが難しいと前置きをしつつ猫覆面は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」と「ラストサムライ」、の2作品を挙げた。
人の生き死ににまつわる話は、必ずしもハッピーエンドとは言えないかもしれないが、悲しい場面、むごい場面もあったとしても、どこかに報われる点や救いになる点がある・・・そんな物語に心惹かれるのだそうだ。
自身の中で育む物語もまた同様に、必ず希望を見出せるような結末になるという。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
猫覆面:漫画やアニメ、映画に触れていると時間を忘れる程にその物語の展開に夢中になれる瞬間があります。熱い展開にはドキドキし、悲しいシーンには涙する、その感動から来る高揚感に己の創作意欲が強く駆り立てられ、自分が感じたものを周りにも共有、共感してもらいたいという気持ちで作品を手掛けてもいるので、GIFTでも同じように鑑賞者様にご覧になって頂ければと思っております。
幼少期からのアニメーションの世界への憧れから、イラスト制作にあたって猫覆面は“あたかもアニメの一場面のような”“キャラクター達が今にも動き出しそうな描画”にこだわっている。
着彩は、アニメ塗りで。
配色を考える際は悩むことも多く、自分の望む色調にたどり着くまで、とても時間がかかるのだそうだ。
色彩表現はひとつの課題であり、今も模索を続けているという。
高校生の頃、猫覆面の描いた漫画作品を読んだ級友が、よく「続きを描いた?」と催促をしてくれた。
自分の創作物で誰かに楽しんでもらうことの充足感を知り、その後も創作にあたっては常に鑑賞者の存在が念頭にある。
「自分の表現したかったことが他者に伝わり、共感してもらえれば良いな」 また「この絵はどんなふうに鑑賞者に受け捉えられるのだろうか」など・・・
自分が描いていて楽しい事は勿論だが、それが誰かにの喜びにつながる作品となることを願いつつ、脳裏の物語を摘み取っては画面に落とし込む。
そんな猫覆面に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
猫覆:完成を早く見たい、早く完成させて次の作品も描きたい。そんな先走った気持ちを抱くも表現に試行錯誤して悩む時間が多く、描きたいものに手が回り切れてないのが現状です。
事前に練習して取得するのでなく、本番で学びながら描いて仕上げてから改善点を見つけて次に進む事をしており同じものを続けて描いている事が少ないので描写一つ一つの技術を身につけるのがとても遅く、悩まず描きたいもの表現したいものがすぐに描き出せれるようになる為にも、ただ一つに集中する機会も取り入れるべきかと考えています。
(取材/執筆:大石)
猫覆面の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
猫覆面のSNSも、是非ご覧ください。
X(twitter): @nekohukumen
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「素敵なご縁をお待ちしております。」by 猫覆面
《 猫覆面 プロフィール 》
現在フリーのイラストレーターとして趣味と仕事で絵に携わってます。
ファンタジーやアクション描写、エフェクトを使った演出を好んで描き、基本アニメ塗り、最近独自の絵柄を開発中。
猫と暮らしており、作業中は猫飼いあるあるが日常茶飯事。