NAOMI in NAOMIIFT2024
会期：2024年3月15日（金）～3月18日（月）
会場：Gallery IYN
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NAOMI 経歴
・神戸阪急出展
・中崎町ＩＹＮ メッセージ展出展
・フランス古城日本選展出展
・イギリスHYPER JAPAN出店
・Excellente Coeurサロン開業
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
幼い頃から、NAOMIは “言葉” に惹かれていた。
嬉しくなる言葉、幸せになる言葉、笑顔になれるような、そんな言葉を探すのが好きであったという。
本の中の一文や、人との対話からこぼれる言の葉たちを広い集めて、彼女は生きて来た。 小学生の間は書道を習い、社会人になってからも日本筆文字教室に入会するなど、文字を筆で綴ることも好きだった。
5年前の大病が切っ掛けとなり、彼女にとって「言葉」の存在はそれまで以上に大きなものとなる。
病を宣告され、これから始まる闘病生活に心が沈み切っていた折、筆文字教室の師から「作品をフランスに出展してみませんか」とメールが届いた。
「挑戦したい」その思いが、NAOMIに生きる活力を取り戻させたのである。
辛いことがあっても、すぐにポジティブに変換できるのが、NAOMIの特技でもあるのだそう。
病床で改めて書と向き合い始めたその日から彼女は、自分自身や目の前にいる人、または社会や世界に対して最も相応しいと直感した言葉を紡ぎ、日々筆を走らせている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
NAOMI：コロナ禍で、乳がん手術、抗がん剤治療をしている時、一日一日を大切に生きるメッセージを書くことを始めました。
自身の病のことは勿論、コロナ禍で社会全体が大きな不安に包まれていた。
けれど、その不安を吹き飛ばすほどに、希望を信じる己の魂の声を書き記し、SNSで発表をしてみると「元気をもらえたよ！」という感想が寄せられた。
発信することで、誰かに自分の希望を届けることができる。
その実感が、彼女の活動の原動力となっているのだそう。
海外での展示を経験したことで、日本の文化を通して世界と繋がる喜びも感じることができた。
作品を通して多くの人とのご縁が繋がり、心が繋がる。そして笑顔で繋がることができる。
アートによって繋がるその輪を、これからもどんどん大きくするために、彼女は文字を綴り続けている。
思い浮かんだ言葉をどんな形で紙の上に表すか、NAOMIはその時々手法を変えて、メッセージに合った書き方を選んでいる。
右手で書くこともあれば、左手で書くこともある。
時には力強い書体で、時には美文字、また丸文字を用いることも・・・。
自分のコンディションや心境にも影響されるので、その時々の変化も楽しみながら筆を遊ばせているのだという。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
NAOMI：一度きりの人生、様々な体験をして、
喜怒哀楽の全ての感情も、味わって、後悔のない日々を送りましょう。展示会を通して、素敵な出逢いに繋がることを楽しみにしています。
これまでの人生経験・・・もちろん、つらかった闘病生活も含めた全ての出来事が糧となり「今の生活に潤いを与えてくれている」とNAOMIは語る。
以前は周囲を優先して、つい自分は我慢しがちな所があったが、書に思いを託すようになってからは、自分の心の奥底を表現できているので、心がとても安定しているそうだ。
毎日を後悔しない為に、今日できること、今できることをきちんと成す。
そのコツコツとした繰り返しが大切であると、NAOMIは考えている。
少しでも多くの人が、自分を表現できるようになる手助けをできれば・・・そんな願いから、彼女は自身の作品を発表するだけでなく、筆文字の楽しさを発信する取り組みも行っている。
育児と仕事の合間で時間を作ることは難しい点もあるが、限られた時間を有効に使って夢を追いかけている彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
NAOMI：人を不安にするようなニュースが際立つことが目立つ。前向きな気持ちで社会で安心できるニュースが増えて欲しいと感じる。
（取材・執筆：大石）
NAOMIの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく！
NAOMIのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @youkihi4
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