top of page


moeko in GIFT2024


会期:2024年3月29日(金)~4月1日(月)

会場:ART STORE IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!

お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!

スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。

独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・

新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





バラの絵
「 内気な愛 」

moeko 経歴



「intersection 13」#1010 ギャラリー 愛知


「Salon Art Shopping Paris」カルーゼル・ドゥ・ルーブル パリ


「MESSAGE展vol.2」Gallery IYN 大阪


「舞・pop Japan展」Gallery IYN 大阪








 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

















透明水彩絵の具を幾層にも塗り重ね、重厚で写実的な趣で描き上げられた花々・・・

moekoが描き出す作品は、一見花をありのままに描き写しているしているように見えるが、目を凝らして見てほしい。

小さな小さな人物の顔が、花軸の影などに潜んでいる。


幼い頃から絵が好きで、学生時代まで独学で描き続けていたmoekoだが、社会人になってからは自ずと絵筆を取る機会が減っていき、気が付けば10年以上の歳月が流れていた。

その間、描きたいという気持ちはいつも胸にありながら、描けないもどかしさを常に抱えていたという。

コロナ禍が、そのブランクに終止符を打つ。

社会全体で生活様式が変わり、思いがけず生まれた時間を絵に費やしてみると、長年もやもやと心を覆っていた霧が吹き飛んだ。

絵を描いていると、胸の内に蓄積された様々な思い・・・言葉では伝えきれぬ感情を外に吐き出すことができる。

ゆっくりと心の深呼吸してみれば、己や他者、また様々な物ごとに対して深く穏やかに向き合えるようになったのだそう。



moekoの作品の中に、花の人格を視覚化した“花のこびと”たちが出現するようになったのは3年程前。

それより以前から花を多く描いてきたが、祖母との別れをきっかけに彼女が“花”への思い入れを一層強くしたことから、彼等は生まれたのだという。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


moeko:人と花の言葉と想い、""花のこびと""。花は人が花に託してきた想いを花言葉とし、一輪一輪意思を持って生きている。そして言葉では表現しきれない、目に見えない想いを伝える力がある。

植物が好きで、花を見て癒されたり花と一緒に気持ちを伝えたり、花の持つ魅力的な力を身近に感じることが多い。祖母が亡くなったとき、花の華やかさと強さ、想いを一番強く感じた。たくさんの心のこもった花に囲まれた祖母の姿を見て、これから先は花たちが祖母のそばにいてくれると感じた。悲しく寂しい気持ちの中、ほっとできたのを覚えている。想う気持ちは消えず、いつもそばにあることを花を通して表現したいと思い、描き始める。


水仙の絵
「 自分を大切に 」

亡き祖母に寄り添い、また自身を慰め、励ましてくれた花々の一輪々々に感じた“自我”、“人格”を視覚的に表したものが moekoの“花のこびと”シリーズである。

敢えて表情は明確に描かないことで、花が何を語らんとしているのかは、見る人の心に委ねられる。


また、「絵を見てくれる人には、是非こびと たちをゲーム感覚で探してみてほしい」とも彼女は語る。

何処に こびと が潜ませるか。

花の形状によっては潜ませにくいものもあるが、どうやって描き込むかと考える時間も楽しんでいるのだそう。


作品を描く際は、花言葉からもイメージも膨らませる。

一番のお気に入りは“幸せを運ぶ”スズランだが、好きな花を数え出せばきりがない。


四季折々の花々に心を寄せながら、moekoは毎日を花と共に過ごしている。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


moeko:大切に想う気持ちはすぐそばにあること、そして想う気持ちは消えないこと。花に紛れた"花のこびと"を見つける度に気づいて欲しい。水面に映った空色の服を纏う"花のこびと"はそっと寄り添い、想いを伝えている。


椿の絵
「 心にゆとり 」

小学生時分、学内や市のコンクールなどで絵を評価されることもしばしばあったmoekoだが、昔も今も自分の描画力にはあまり自信を持てないのだとか。

友人に薦められてSNSに作品を投稿するようになったものの、他者の目に触れると思うと恥ずかしく、当初は飽く迄も記録用という気持ちで運用していた。

展覧会に誘われ出展する際も、やはり緊張するのだそう。

けれど、自分の絵を褒めてくれる声は嬉しいし、励みになっているとも話してくれた。


これまでは画面に一輪のみ配置して描いてきたが、今後は何種類かの花を複数本描き込んだり、よりスケールの大きい作品作りにも挑戦していく予定だ。

また、花以外にも心惹かれるモチーフがある。

特に“食べ物”には作り手の真心がこもっているため、花の心を表現するのと同じ感覚で描くことができるのではと考えているそうだ。


今後その世界感を増々発展させ、そして深めていこうとしているmoeko。

彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。



Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


moeko:ゆとりと温かさが欠けていると感じる。

焦りと苛立ちを感じる出来事を目にしたり、何か立ち止まれない空気があったり、気持ちが疲れることが多い。

自分の心を大切に、周りに優しくなれるゆとりを、自分自身作れるよう努力したい。


(取材/執筆:大石)

 

moekoの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


moekoのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @fuu.o13

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。



《 moeko プロフィール 》

言葉や物に込められた、目に見えない想いを大切にしており、想う気持ちは消えず、いつもそばにあることを主に花を通して描いています。

[グループ展]

2021

「intersection 13」#1010 ギャラリー 愛知

2022

「MESSAGE展2」Gallery IYN 大阪

2023

「2023年春-Salon Art Shopping Paris」カルーゼル・ドゥ・ルーブル パリ

「舞・pop Japan展」Gallery IYN 大阪

2024

「花ことば展」Gallery IYN 大阪


[instagram] fuu.o13


bottom of page