Mash_A in GIFT2024
会期:2024年10月17日(木)~10月20日(日)
会場:Gallery IYN
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幼少期から「綺麗だな、美しいな」と感じたものを描き写すことが習慣となり、社会に出てからは、疲弊した心を癒す一役を“絵”が担ってくれたという Mash_A。
誰もが何かに追われるように、駆け足で動くことを強いらる現代社会から距離を置き、日光の温かさや花々の美しさ、小鳥のさえずりなど自然の奏でるハーモニーを感じながら、緩やか時間に心身を委ねられる理想郷・・・ それが、Mash_Aが描き出さんとする世界である。
また、最近は美しさに見入ってもらうだけでなく、見る人の想像力を掻き立てたいと、謎を投げかけるような作品も描いている。
「これはどんな情景なんだろう?」「この人物は何を考えているのだろう?」「描き添えられた花には、どんな意味があるのだろう?」
正解を見つけることを目的とするのでなく、ただ純粋に考えることを楽しんでほしいとMash_Aは語る。
彼にとって創作とは、言葉とは別の伝達手段・・・鑑賞者と自分を繋ぐコミュニケーションツールであるそうだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
Mash_A:綺麗で思わず見入ってしまいそうな絵を目指して絵を描いています。創作活動のきっかけは、仕事でイラストを披露した事から。自分の絵で、人の目を楽しませることができたことが嬉しかったからです。
以前、書店でアルバイトをしていた頃、Photoshopやillustratorなどのデジタル描画ツールの技法書の特設コーナーを作る際、技法の実用例として絵を展示したことがあった。
その出来栄えに職場の仲間が感嘆してくれて、店内に設置する別のイラストも頼まれたことは大きな自信に繋がった。
また、店頭で自分の絵をじっくり鑑賞してくれる人の姿にも勇気づけられ、「描いて良かったな」という実感も湧いてきたのだそう。
思えば その時から、絵を通した鑑賞者との交流が始まったのかもしれない。
Mash_Aがデジタル技法に着手するようになったのは、学生時代に愛用していたエアーコンプレッサーに近い表現ができることに魅力を感じたからだった。
創作の原点はアナログ技法であるので、デジタル手法を用いるにあたっても、加工や修正は極力控え、アナログ画に近い感覚で制作をしているという。
デジタル技術に頼り過ぎて、ぬくもりが失われてしまわぬように、描き手の温度感がそのまま伝わるようにと、一筆一筆に思いを込めて制作に取り組んでいるのだそうだ。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
Mash_A:ほっと一息、安らいで絵を眺める時間。
これまでは大人の女性を主に描いてきたが、今後は多感な年頃の少女像も描いていきたいとMash_Aは考えている。
会社勤めの毎日で心をすり減らして鬱病を発症して以来、闘病生活の中で彼は、自分のこれまでの人生を振り返ることが多くなったのだそう。
思春期の頃の彼は、心の中に渦巻く様々な感情を絵の中に叩きつけ、また世の中に対する苛立ちなどを吐き出すかのように、激しい作品も多く描いていた。
いつしか胸の奥にしまい込み、忘れてしまっていた当時の感情を、大人になった今の自分が俯瞰してみることで、少年時代とはまた異なる表現ができるのではないか・・・
彼はかつての自分と対峙し、同時に現在の己の心も見つめ、過去に置き去りにしてしまった思いを新たにアートとして昇華しようとしているのである。
これから作風が増々発展するであろうMash_Aに敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
Mash_A:あまりにも効率やパフォーマンスを意識しすぎて、その過程を楽しむ余地。
(取材/執筆:大石)
Mash_Aの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
Mash_AのSNSも、是非ご覧ください。
X(twitter): @Masha96085577
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