くるえもん in GIFT2024
会期:2024年10月17日(木)~10月20日(日)
会場:Gallery IYN
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くるえもん 経歴
・Gallery IYN「青と藍の境界線2022」出展
・Gallery IYN「幸せのカケラ」出展
・Gallery IYN「Art planet vol.2」出展
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。
くるえもん が絵を描くようになったのは物心がついて間もない頃。
人気長寿アニメ番組「ドラえもん」のエンディングで流れる「ドラえもんえかきうた」に合わせて絵を描くようになり、アーティスト名もその名を模す程に夢中だったそう。
紙とペンがあれば夢の世界は無限に広がり、創作は彼女の存在の核と呼べる程までに日常生活に溶け込んでいた。
中学生時分にはクリスマスプレゼントとして家族から贈ってもらった100色色鉛筆を愛用し、高校生からはデジタルイラストに着手するようになる。
大学生になった今、くるえもんが画題として取り上げるのはセーラー服姿の少女たち。
自身の母校ではセーラー服は採用されておらず、袖を通したことがない故に憧れは募り、“青春”をテーマにするに当たって最も相応しいシンボルであると彼女は考えている。
自分にとっての大切な青春を画中に描き留めると共に、鑑賞者にもその懐かしさや眩さが伝わるイラストレーションを目指しているという。
以前は専らアニメ塗りで彩色していたが、重厚さの中にぬくもりの宿る表現がしやすいという点から、最近では厚塗り技法を積極的に取り入れているそうだ。
今、彼女は或る夢を追っている。その夢は、高校生の頃に目にしたテレビのコマーシャルから始まった。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
くるえもん:私の創作コンセプトは「胸を撃たれるような夢と希望に溢れたアート作品を」です。
そもそも私が絵師くるえもんとして創作活動を始めようと思ったきっかけは大成建設のアニメCMです。皆さん、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?「同窓会には行けません。今私はシンガポールに居ます。」のセリフのCMです。あのCMを見て感動した私は大成建設で働きたいとさえ思いました。私のように心を打たれるような人が多いであろうこのアニメCM。私はこういう作品を作りたいんだと初めて気づきました。アニメは人の心を動かす力がある。私はそんな誰かの背中を押せるような作品を作り、世の中をより夢のある世界にしたいと思っています。これが私が創作活動を始めたきっかけになります。
大成建設のアニメCMの他に、もう一つ くるえもん を創作の道へと誘った出来事がある。
それは中学3年生の時こと。
推薦受験で一早く進学先が決まり、時間を持て余していたところ、担任教諭の教えが強く胸に響いた。
「影で努力できる人間になりなさい」暇があるからといって時間を無為に過ごすのではなく、誰かのために役立つことを何かしたい・・・そう考えた彼女に出来ることと言えば、絵を描くことより他になかった。
級友全員との思い出を漫画化しようと思い立ち、絵描き仲間の親友に彩色を手伝ってもらい冊子を仕上げ、卒業式の前日にクラスで配ったところ、結果は大好評。
自分が行動すること、描くことで、こんなにも人を喜んでもらうことができるという実感が、自分の“為すべきこと”への意識に繋がった。
自身の絵を目にした誰かが、ひょっとしたら元気になってくれるかもしれない。
自分の作品で、励まされたり、少しの勇気を持ってくれたなら・・・
そんな願いを原動力に、彼女はSNSで広く作品を発表するようになったのである。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
くるえもん:私の作品を見て皆さんには「いつでもあなたは1人ではない」ということを伝えたいです。私は作品を見てくれるあなたに向けて作品を作っています。あなたの心の支えになるように。あなたを救う手となるように。大きな力ではないかもしれないけど、私の作品で1歩でも進められるように。皆さんが未来に向かって歩む手助けとなるような作品をひとつでも多く届けられたらなと思っています。
イラストレーションもそうだが、動画においても知人・友人にアプリケーションやツールを教えて貰いながら、くるえもん は独自に表現手法を習得。
好きなボーカロイド楽曲のミュージックビデオを作成・公開し、それを見た歌い手から動画創作の依頼も来るようになった。
クライアントが歌詞やメロディーに込めた思いをリサーチし、自身の解釈も投影させつつラフ案を提出し、打ち合わせを重ねて丁寧に作品を仕上げていく。
それは、大きな夢への小さな一歩かもしれないが、着実に彼女は歩みを進めているのだ。
かつて大成建設のCMを見た時のような感動を、次は自らの作品によって多くの人に届けたい。
長年自分の生活の一部だった創作をただ趣味として終わらせるのではなく、絵によって社会貢献がしたい。
それが彼女の願いだ。
時にはスランプに陥り、苦しい事もあるが、そんな折も彼女は多くの人に支えられている。
絵を描くという行為は単独作業でも、一人のようで、決して一人ではない。
また絵に打ち込むことで、他の悩みや悲しみから解放されて救われることもある。
「たくさん助けられて来たからこそ、次は私の手で誰かを支えたい。そう思っています」と語る くるえもんに、敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
くるえもん:今は多様性の時代と言われています。個人個人を尊重すべきという考え方が増えてきていますが、実際問題すべて上手くいくのは難しいと思います。そんな時、心のどこかに拠り所があると安心できるかもしれません。いつも自分という存在を押し殺して周りに合わせて動いたり、好きなものを好きと、嫌いなものを嫌いだと素直な気持ちを言えなかったり。それって皆さんが他人のことを想える優しい人なんです。無意識の優しさが溢れているんです。でもたまにはひと息ついてリラックスしてみてはいかがですか?深呼吸して力を抜いてみるのも良いと思います。毎日頑張っている皆さんに向けて私の作品が少しでも心の支えとなりますように。
(取材/執筆:大石)
くるえもんの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
くるえもんのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @kuruemooon
X(twitter): @Kurukuruemon
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「イラスト依頼、歌ってみたのサムネイラスト依頼などいつでも受付中です!興味ある方良かったらお声がけ下さい。」by くるえもん
《 くるえもん プロフィール 》
絵描き大学生のくるえもん
幻想的な空と人物たちの人間らしい表情を描くのが好きです。
風を感じたり温もりを感じたり、音を感じそうなそんな立体的な作品を目指し日々練習に取り組んでいます。
私の作品を見てくださった皆さんが、少しでも勇気と希望を持てたらいいなと思っています。