kurosuke in GIFT2024
会期:2024年3月7日(木)~3月10日(日)
会場:Gallery IYN
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kurosuke 経歴
2023年 9月『Gister central Exhibition 』 出展
(主催者:つくしチーム 開催場所:愛知 名古屋セントラルパークギャラリー )
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
子供の頃から家族の一員として、嬉しと時、悲しい時、様々な時間を共に過ごしてきた kurosuke の愛猫「くろ」。
ツンデレな性格・・・というよりも、ほとんど尖りっぱなしで、まるで kurosuke のことを子分だとでも思っているような、そんな横柄な態度すらも愛おしく、「くろ」を見送ってから kurosukeの心には、ぽっかりと大きな穴が開いてしまう。
「くろ」がしょっちゅう散歩していた家の庭に目をやれば、一緒に歩いた日のことをありありと思い出され、その姿が瞼の裏にはっきりと浮かぶ。
しかし 現在 、 kurosuke はただ寂寞の思いに駆られて「くろ」を懐かしむのではない。
「くろ」を絵にすることで、彼女は「くろ」と毎日を共に生きているのである。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
kurosuke:もともとイラストを描くのは好きだったのですが、よく描くようになったきっかけは、ペットロスだと思います。
21年一緒に過ごしてきた猫『くろ』が亡くなってしまい……気がついたら「もう一度逢いたい」という気持ちで、机にかじりついて絵を描いていました。悲しくてたまらない時でも、『こうして思い出して、絵にしたらまた出会えるんだ』と思ったら、どんどん夢中になっていきました。このことがきっかけで、デジタルでイラストを描くようになったと感じています。はじめは「くろ」だけのイラストでしたが、もともと小説やオリジナルキャラを創造することが大好きだったので、少しずつ人物も描くようになりました。
かつて大学のサークルで小説を発表していた kurosuke は、登場人物の設定を考え、性格に肉付けをしていくのが得意だった。
その才を生かして、「くろ」の以外にも個性あふれる仲間を増やし、「くろ」が住んでいる画中世界はとても賑やかだ。
元保護猫で、甘えん坊かつ食いしん坊の「くぅ」
祖母の家で飼われていた耳の聞こえない「みぃちゃん」
以前姉が拾ってきた子猫をモデルにした灰色毛の「アオ」
祖母が大切にしていたぬいぐるみまでも、本物の「トラネコ」として登場する。
彼等のことを考え、その生き生きとした姿を描くことに集中すると、気持ちをリフレッシュさせることがでいる。
そうしていると、以前のように寂しさでふさぎ込むことが少なくなったそうだ。
SNSで見る他のクリエイターの作品を参考に、独学でデジタル画技法を実践してきた kurosuke は、今も手探りで表現方法を模索中である。
トライ&エラーを繰り返しながら、頭の中のイメージにだんだんとイラストを近づけていく。
上手くかけた時の充足感と、上手くいかない時の苦しさが交互にやってくるが、難しさも含めて創作の醍醐味。
自身の“直感”を頼りにして、描画作業を進めているそうだ。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
kurosuke:創作をしている中でいつも大事にしていることは、見てくださる方に少しでもいいので、「ほっこりあたたかな瞬間」を届けることです。
忙しい日常の中で、息が詰まる瞬間というのはたくさんあると思うのですが、ふと見た時「かわいいなぁ」と思ってもらえたら、その一瞬は「息抜き」ができるんじゃないかな、と思います。
今回の展示でも、そういった瞬間に寄り添えたら嬉しいなと思います!またこれを機会に、自分自身新しいステップに進めるよう、頑張りたいと思います。
勿論、いつでも絵のアイディアが思い浮かぶわけではなく、気持ちがのらない時もある。
イラストを常にSNSにアップし続けなくてはという焦燥感があった時期もあったが、「発表しなくては」という使命感のようなものを勝手に背負いこんで苦しんでみても、何にも良い事はないと気付いた。
「いいね」の数が気になることもない訳ではないが、あまり振り回されずに、程よい距離感を保ってSNSを活用していきたいと考えている。
何よりも、「くろ」達と過ごす豊かな時間を楽しんで・・・
イラストの販売やアイコンイラストの依頼受注、クリエイターフェスティバルの参加など、今後活動の幅を増やしていきたいと考えている kurosuke 。
彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
kurosuke:昨今、「間」を楽しむことが少なくなっているのかな、と感じています。私は人とべったり、が好きではないタイプなので、特にそう感じるのかもしれませんが……。人と人との距離感が近すぎて、少しでも違和感があると許容されないような空気を感じます。音楽や映像などを倍速で見てまで、人と同じものを共有しなければならない、という話を聞いたときは、残念でなりませんでした。
イラストの中においてもそうですが、どんな作品にも、「間」があると思います。曲で言えばイントロのような。
何もない空間、なにもないという部分こそ、自分たちで感じ取ってたのしめるものなのにな、と感じております。
(取材/執筆:大石)
kurosuke の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
kurosukeのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @KURO_SUKE97
twitter: @kurosuk86490824
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「ハチワレ猫の「くろ」と「くぅ」をメインに、オリジナルイラストを描いています。まだまだこれからのkurosukeですが、よろしくお願いします!」by kurosuke
《 kurosuke プロフィール 》
ハチワレ猫を中心にデジタルでイラストを描いています。
カラフルで元気なイラストをよく描いています。
見てくださった方に、「ほっこり」していただけたら嬉しいです。