小里 in GIFT2024
会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)
会場:Gallery IYN
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新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。
小里 経歴
・イラストデザイン系の学校を卒業。
デザイナーをしながら個人で活動を少しずつ広げていく。
・2022年12月〜 副業として本格活動開始
・2023年3月 Gallery IYN きゃわいい共和国~光~ 作品出展
・2023年9月 AAA Gallery ゆるっと。展 2023 vol.2 作品出展
・個人で自分のデザインのスキルを活かしつつ、今後も様々なところでコラボやご依頼をいただけるように日々精進中!
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
かつて漫画家を志し、同人漫画とイラスト制作に明け暮れていた小里は、いつしか一枚の絵で完結する作品よりも、実際に手に取ってもらえる商品・・・購入者に長く愛されるような品物を作りたいという思いから、デザイン分野に関心を持つようになる。
彼女の理想とするものは、ぬいぐるみのように持ち主にとって家族や友人のような存在に成り得たり、お守りのように思ってもらえるグッズだ。
現在 勤務先で雑貨のデザインを引き受けるなど、高校から専門的学んだ物づくりのスキルを生かしているのに加え、小里はインターネットや展示会を通して、独自の世界観を体現するキャラクターたちを発信している。
イラストチックなものから絵本のようなテイスト、アナログ作品にデジタルイラスト、GIF・・・
披露する場所に合わせた手法・作風を用いるため、キャラクターたちは自由自在に姿を変えて鑑賞者の前に現れる。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
小里:小学生の頃、夏休みの課題に厚めのノートにびっしり鉛筆の漫画を描いて提出したあと、夏休みの宿題ついでに漫画のコンテストに応募してみないか?と担任の先生に薦められたのがきっかけです。
小里がモチーフとして取り上げるものの共通点は、“その瞬間にしか存在し得ないために魅力を増す”という特性だ。
例えば美しくデコレーションされたケーキには、食されることでその完成形が崩され、消え去ってしまうという儚さがある。
しかしケーキ職人たちは、ナイフやフォークが入れられるまでのその僅かの間の視覚的感動のために、持てる技術を尽くすのである。
また、火が灯されることで溶け落ちていく蝋燭は、その身を代償にしなくては輝くことが出来ない。
避けようのない終焉は悲しいことではあるが、小里が見つめようとするのは、許された束の間を全うせんとする 限りある命の一瞬の煌めきだ。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
小里:みなさんが生活している中にもなにかしらのストーリーがあること。
絵の奥にある寂しさ、儚さ、そしてそれを気にしないで自分らしく生きようとする気持ち。それが伝わってくれればと思います。
漫画家になるという夢を見つけた小学中学年の頃、あまりに直向きであった為に周囲と意見が合わず、孤立することが多かった。
それでも小里は、漫画からデザインへと途中で方向性を変えつつも、決して創作の道を捨てることはなかった。
「誰に何を言われても折れることなく作り続ける力があったこと、そして それを作ったことによって生まれる笑顔が見れたことで、今のお仕事に繋ぐことができました」と、これまでの歩みを振り返り、彼女は胸を張る。
もちろん本業が最優先なので、個人的な創作に費やせる時間が限られている。
たとえ30分でも、1本の線を引くだけであって良い。
どんなに短い時間でも毎日継続することに大きな意味があると小里は考える。
そして彼女曰く「時間は自ら作るもの」。
ただし、仕事も創作も体が資本なので、睡眠時間はきちんと確保し、健康管理にも気を配る。
いつか自分のキャラクターたちを、ぬいぐるみにするなど商品化をし、多くの人の手に届けることができたら・・・
夢に向かって歩を進める小里に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
小里:速さを求めすぎて当たり前のささやかな大事な事を見逃していると思います。
私は皆が思うできて当たり前な事が上手く出来ない人間で、周りから浮きがちになることがよくあります。
タイパに気を取られて、足元の花を見逃しているような気がしています。
(取材/執筆:大石)
小里の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
小里のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @monacan100
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《 小里 プロフィール 》
ゆるゆると、時々ぴりりなキャラクターを制作するのが得意なデザイナー兼イラストレーター。
テーマによって絵柄が変わったりするけれど、作品のストーリー性をとても大事にしている。
現在グッズ制作やキャラクターデザインなどのお仕事受付中です。