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こめるこ in GIFT2024


会期:2024年8月2日(金)~8月5日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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イラストレーション
「 願いを叶えてしんぜよう 」

こめるこ 経歴


2021年 河原デザイン・アート専門学校 漫画クリエイター科卒業


















 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。















ある時、SNS上で他のクリエイターの描き出す “一つ目キャラクター”が 目に飛び込んできた。

不思議な魅力を放つその造形に心惹かれると同時に、表現者として、こめるこ の脳裏にある閃きが走る。

「こんな風に、目をピックアップする描き方もありかも」と。


もともと、こめるこ は人物イラストを描く際、目の描写に一番力を注いできた。

そんな 彼女が描く “一つ目”は、決しておどろおどろしい姿ではなく、その瞳には明るく澄んだ光が七色に煌めいている。


趣味であるゲームの影響もあり、ファンタジックな世界観を好む彼女は、“一つ目”の他にも 人ならざる異形のキャラクターをしばしば描いている。

“人外イラスト”の醍醐味は、なんといっても通常の人間ではありえない描画ができること。

獣耳や角など、独特の部位の描画が兎にも角にも楽しいという。


専門学校時代からデジタルイラストに本腰を入れている こめるこ の、その作風の根幹となっているのは、高校時代に取り組んでいた水彩画の手法だ。

どんな固有色を表現するにせよ、同系色だけでなく、赤や黄色、青色に緑などなど・・・幅広い色味を重ねることで、複雑且つ眩く華やいだ色が生み出される。

透明水彩絵の具と同様の色彩効果をデジタル技法でも生み出さんと、日々試行錯誤を重ねているそうだ。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


こめるこ:幼い頃周りに絵が上手い子がいて、私も描いてみたい!と思ったのが一番最初のきっかけです。そこから好きな絵の線をなぞり、模写をして、創作キャラクターを描いて…と、どんどんのめり込んでいきました。

また、自分の描いた絵をプレゼントした時に凄く喜んでくれた事が嬉しくて、もっとその反応が見たいと思ったのも今描き続けている事に繋がっているなと思います。


イラストレーション
「 春の一片 」

幼少期から、こめるこ にとって絵を描くことは交友関係の軸にもなっていた。

一人きりで自分の内なる世界に没入する制作も楽しいが、友人らとの雑談の中で互いに刺激を与え合い、イメージを膨らませて描く時間も格別だ。


今もタイミングさえ合えば、専門学校時代の朋輩と共に絵を描いているという。

時には創作について、夢について語らいながら過ごす楽しくて濃密な時間たちは、こめるこ の心の宝石箱の中でキラキラと輝いている。


また、絵を描くということは、即ち自分と向き合うこと。

様々な局面における悩み、葛藤に折れそうになった心を、いつも絵が受け止めてくれていたと、こめるこ は己の歩みを振り返る。

創作と絵の道を共に進む仲間たちは、これからも彼女の人生を支え、その毎日に豊かな彩を与え続けることだろう。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


こめるこ:今回は今まで私を支えてくれた子たちを中心に色々と描いてみました。

創作の楽しさ自由さ、こんな世界もあるんだな、と見ていただけると嬉しいです。


イラスト
「 君と 」

こめるこ は現在、漫画のアシスタント業務をしながら、自身のイラスト表現も追求し、腕を磨いている。

コマの中で物語が進行して展開していく漫画と、一枚の絵で世界観を表現しきるイラストレーションは、全く異なる表現手段であるとも言えるが、漫画ならではの人物や情景、場面の“見せ方”に学ぶところも大きいという。


漫画の世界からの刺激だけに留まらず、なるべく様々な情報を取り入れて視野を広げられるようにと、こめるこ は外の世界に心を向けるよう心掛けているそうだ。

絵に没頭するということは、ややもすれば自分の世界に籠りがちになり、社会と自らを遮断してしまい、思考の停滞に繋がる恐れがある。

柔軟な感性と探求心を忘れず、自身の世界観をより深め、創作キャラクターを増やし、活動の場も増やしていきたい・・・

今後の活動に意欲を見せる彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


こめるこ:こうでなくてはならないと固定概念に囚われてしまう事です。

最近はもっと気楽でも良いんだと肩の力を抜いて、やってみたかった事等にチャレンジしたりしています。


(取材/執筆:大石)

 

こめるこの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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《 こめるこ プロフィール 》




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