KITI in GIFT2024
会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)
会場:Gallery IYN
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KITI 経歴
・コピックアワード2023 入選
・2023年卯年年賀状デザインコンテスト 入選
・2019年:KITI初個展「I LOVE YOU展」開催
・2023年:デザインフェスタvol.58 出展
・2023年:IYN Gallery様主催「死神と薔薇2023」展 参加
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
好きな漫画作品の模写や二次創作をしてみたり、オリジナルキャラクターを描いたり・・・幼い頃から絵に親しんできた KITI。
中学の部活動から美術に本腰を入れるようになり、シャーペンや鉛筆だけの描画から、コピックマーカーや絵具など使用画材の幅が一気に広がった他、絵を描く楽しさ、喜びを彼女は“生き甲斐”として認識するようになる。
「一生絵を描いていきたい」思春期の頃から、その胸の内には表現者としての自我が芽生え始めたのだった。
更に表現技法をより深めるために、芸術系大学へと進学し、そこで陶芸やデザインなど様々な分野に触れることが出来た。
中でも一番楽しかったのは油絵。
油彩ならではの、幾重にも重厚に色を塗り重ねていく作業工程において、彼女はいつも愛用のコピックに応用ができるのではとイメージしていたのだとか。
非常に濃密な塗りで、絵画的とも言えるKITIのイラストレーションは、在学中にその基盤が出来上がったと言えるかもしれない。
また、少年少女たちが抱える様々な物思いを主題とし始めたのも大学時代の後半だった。
以後、社会に出てからは増々感性に磨きをかけ、なにものにも替え難い自己表現手段として、KITIは創作活動を続けている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
KITI:完全オリジナルの作品を本格的に作り始めたのは2016年頃からでした。
それ以前は2次創作活動をメインでしてましたが、元々表現者として生きたい欲は強かったので、版権物ではなく、自分だけの創作物を生み出す活動をもっとしたいと強く思うようになり、現在に至ります。
旧名「猫星」→「KITI」にペンネームを改名したのをきっかけに、2次創作活動はしなくなりました。
(極たまにファンアートを描くことはありますがw)
当初は ただ描くことが楽しくて、その時々の思い付きや閃きで筆を進めることに夢中だった。
それから段々と心の中に蟠るもやもやとした感情を絵で昇華するようになり、大学3回生の頃からKITIの作品のコンセプトは明確になってきたのだそう。
もともと自分の思いを言葉で相手に伝えることが苦手であった為、彼女の胸中には、捌け口がないままに蓄積された数多の感情があったのだろう。
それらがイラスト表現と結びつき、現在は社会に出たことで得られた経験・見識も加わって更に深く、かつての己の心の深層を見つめることができているという。
大人になり、視野が広がった今だからこそ描ける作品たち・・・
勿論、その世界観に共感してくれる人があれば嬉しい。
しかし、作品が何を語らんとしているかは「鑑賞者一人一人の心に委ねたい」と彼女は考えている。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
KITI:私は自分の作品を細かく説明をしないタイプの作家で、理由としては、鑑賞者が目の前の作品を見て、心の中で感じた事が、その鑑賞者にとっての素直な気持ちであり、それを大切にしてほしいからです。
例えば映画を観た後の感想は、人間皆それぞれ違いますよね。映画には伝えたいコンセプトやメッセージがあると思いますが、そのメッセージが100%の正解で、100%鑑賞者に伝わるとは思わないからです。
また、私は美術館に行くと、キャプションは作品を見た後に見る事が多いです。
面白いのが、私がその作品を見て感じたメッセージと、キャプションに書かれている説明文がかけ離れてる事なんてザラなんです。
でもそれでいいんだと私は思います。
だからアートって面白いんだと思います。正解がないから面白いんです。
なので、私が鑑賞者にGIFTしたい気持ちは、ただただ自由に見ていってください。
私の作品を見て、何か少しでも感じる事があれば、それがきっとあなたの正解です。
展示に向けての意気込み:
今年は自分にとって大きな変化が訪れる年なので、作品も面白いものを作る予定です。
楽しみにして下さると嬉しいです!
絵の道を志しながらも、仕事の忙しさから筆を折ってしまう人は数知れない。
自分は絶対に描くことをやめたくないという思いから、KITIは大学卒業後にSNSへのイラスト投稿に力を入れるようになった。
創作を続ける上で、作品を見てくれる人の存在は大きい。
彼女の作品を見て「心臓が爆発する程に感動しました」と言ってくれた人もあり、そうした言葉の数々が心の支えになっているという。
とはいえ、社会人になりたての頃は、なかなか絵のために時間を割くことができなかった。
だが、コロナ禍で勤め先の勤務体制が在宅ワークになり、通勤時間を制作時間に振り替えられたことが、仕事と制作の両立する環境を整える好機となる。
仕事をする部屋と絵を描く部屋を分けることで気持ちにメリハリをつけ、ここ数年は安定した状況でどちらの作業にも打ち込めているそうだ。
絵を描くことができなければ、自分の生きる毎日は意味を失ってしまう。
時には思うような描写ができず苦しくなることもあるが、「とにかく描いてさえいれば、いずれは解決するとこれまでの経験から解かっているので、諦めないことが私のポリシーです」とKITIは語ってくれた。
そんな彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
KITI:現代社会に欠落していると感じる事:
・思いやり
・ネットリテラシー
・物事の背景を考える力
自分自身に欠落していると感じる事:
・他人に対しての関心
・(今はあまり感じなくなったが)他人に認めてもらえる人間力
(取材/執筆:大石)
KITIの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
KITIのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @kiti_art_illust
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《 KITI プロフィール 》
薄暗い心の中を描いてます。