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鬼戸川あさき in GIFT2024


会期:2024年3月7日(木)~3月10日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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人物イラスト
「 ウルフ 」

鬼戸川あさき 経歴


・2020年8月 

PIXIVイラストコンテスト

「DIVE TO ZONEイラコン」にて

作品名【DIVE!!】入賞


・2021年12月

スキイチpixiv「私立一楠異能学園」にて

作品名【こんなはずじゃなかったのに】受賞


・2022年12月

独学でフリーイラストレーターとして活動開始



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。














小学校6年生で 兄のおさがりのパソコンで描画をするようになって以来、鬼戸川あさきはデジタル技法で多数のイラスト作品を生み出してきた。

水墨画やアクリル絵具、水彩色鉛筆などのアナログ技法にも意欲的に挑戦してきたため、彼女は「デジタルかアナログか」というジャンル分けに拘りはない。

しかし、様々な画材技法の要素を再現できるデジタル表現の幅の広さに魅力を感じ、自然とデジタルイラストがメインになっていったのだそう。


鬼戸川の描くイラストレーションは、彩度の高い はっきりとした色彩の効果的な配色と、動きのある構図が特徴だ。

絵の中に込めた思いや意図が正確に鑑賞者に伝わるとは限らないが、色彩から伝わる雰囲気は、多くの人にとって共通認識になりやすい筈と、制作時はカラーリングに特に熱量を注いでいるそうだ。

「絵を見た人が、その色から受けた印象で、新しく作品に意味づけをしてくれたら」と、鬼戸川は語る。


展覧会やコンテストのテーマ、またクライアントの希望によってモチーフは様々に変化するが、鬼戸川は胸の思いをいつも「色」に託している。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


鬼戸川:小さい頃から絵が好きでしたが、主に自分の感情や気持ち、頭の中にあるものを、完璧ではなくとも表現することに意味を見出すのが癖でした。特に物体を描くというよりも、色や抽象的なものを描くのが好きで、何か一つでも見ていただいた方に、何かメッセージが伝わればいいなと思い、絵を描いています。


人物イラスト
「 黄昏鳥 」

「イラストレーターになりたい」 そんな夢が鬼戸川の心に芽生えたのは、ちょうどデジタルイラストを描き始めた小学校高学年の頃。

周囲の大人や友人たちから「なれる訳がない」と、幾度となく水を挿され、傷つくことも多かったという。


大学に入学して間もなく、鬼戸川は学問に専念しようと自ら絵を封印した。

しかし、心中に溢れる感情を表現する手段を失うと、自分は毎日の中で何をしたいのか、何をすべきなのかわからなくなってしまう。

口数も少なくなり、考え方も段々ネガティブに・・・

絵を捨てて生きる人生に、鬼戸川は一ヶ月で限界を感じた。


たった1ヶ月と、他人は思うかもしれない。

だが彼女にとっては、その期間はおそろしく長い苦悩の時だった。


たとえ、イラストレーターになれなくても良い。

ただ、自分は絵を描かずにはいられないのだと痛感した彼女は、学問とイラストを両立するようになる。

多忙な学校生活の中で時間を作ることは難しかったが、積極的にコンテストに応募することで、「絵を描かなくてはならない状況」を作るよう心掛けてきたという。


そうした姿勢は社会人となってからも変わらず、2022年からは兼業でフリーイラストレーターとして仕事を受け付けるようになり、鬼戸川は毎日全力で其々の仕事に取り組んでいる。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


鬼戸川:出展した作品たちは、私がパッと頭に浮かんだものを描きました。多分今まで感じたことや、思ったこと、今秘めている気持等を描いています。だいぶ攻撃的で、マイナス思考の絵もありますが、誰かの心に響く作品があることを祈ってます。


人物イラスト
「 ワタクシの目が疼きますわ 」

絵を描いていると時間を忘れていしまうという鬼戸川は、つい限界点を越すまで制作に打ち込んでしまい、十分な睡眠をとれず倒れてしまうことも しばしば 。

体調管理が得意とは言えないが、それでも最近は疲労回復のためにビタミンを多くとるよう食事に気を配ったり、体の凝りを解消できるようにと制作時にストレッチを挟むよう心掛けているそうだ。


体力的に、しんどくないと言えば噓になる。

だが、同じしんどいのなら、描かないことで苦しむよりも描いて苦しむ方が良い。

そんな思いで歩み続ける中、動画サイトのサムネイルや挿絵、SNSアイコンやヘッダーの依頼が徐々に増え、夢に一歩一歩近づいていると実感が鬼戸川の創作の後押しをしている。


いつか誰かが「好きなイラストレーターは」と問われた時に、自分の名を挙げてくれるようになったら・・・

その日を目指して、鬼戸川は日々奮闘している。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


鬼戸川:楽しむことや、自由でいることが、現代社会では欠落というか、制限されすぎているような気がします。誰もがみんな同じように、輪を乱さないように、あの人に逆らわないように、自分の気持ちを表に出さないように等、我慢を強いられているように感じることが多く、私もその一人でした。今は多くの人の反対を押し切って、好きなことをできていますが、それも最近のことです。みんな違ってみんないいという考えや、楽しいことや自由でいる人は堂々としていて、かっこよく何も悪いことではないと、いつか変わってくれたらいいなと思います。


(取材/執筆:大石)

 

鬼戸川あさき の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


鬼戸川あさき のSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @kkido_6284

twitter: @kidogawa6284

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鬼戸川あさき へのお仕事ご依頼、お問合せはこちらから↓

mail : a.kidokawa@gmail.com



《 鬼戸川あさき プロフィール 》


北海道在住フリーイラストレーター

2023年12月より活動開始。

illustrator















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