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Kana osuo in GIFT2024


会期:2024年8月8日(木)~8月11日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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イラストレーション
「 感情 」

Kana osuo 経歴


・人権啓発ポスターコンテスト 会長賞


・(某)感謝祭2015〜現在 参加

※似顔絵師として















※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。













小学校の図画の時間に描いた絵を褒めて貰ったり、学内冊子に絵が掲載されたり、コンクールでの受賞などを経験したことで、Kana osuo は自分の得意なものとして“絵を描く事”を意識し始める。

作品が病院で飾られたこともあり「絵を見た患者さんが元気になってくれれば良いな」と、絵を鑑賞してくれる人に対しても思いを馳せるようにもなった。

高校では美術科を専攻し、その後は専門学校へ。

絵画の基礎、イラストレーション、漫画、雑誌制作や写真作品等々幅広い表現手法を学んだ。


物心ついた頃から、創作は Kana の生活の一部であったが、社会人になってからは尚一層掛け替えのない日課となっている。


彼女が得意とするのは、人や動植物などの自然物の描写。

無機物と違って動作が不規則で予想不可能であり、故に底知れぬエネルギーを感じさせる生命の息遣いをペンとインクに託し、“生きた線”で鑑賞者に語り掛けることのできる絵を目指しているという。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


Kana:元々絵は好きでしたが活動するようになったのは、何かを描くと頭の中がスッキリすると感じてからでした。自分の中の感情や衝動、頭の中に浮かぶものなど内側から溢れるものを描いている感じです。今は、好きな自然のものや動物、主に猫などを描いています。


猫の絵
「 まどろみ 」

社会に出て、まだ間もない頃。仕事に追われて慌ただしく過ごす中、Kana は疲弊した心身を休めるべく睡眠時間を優先し、一切創作に手をつけられなかった時期があった。

すると体力の回復とは裏腹に、気持ちが段々と不安定に。

自身の感情や言動を、時に自分でも理解ができなくなる程であったという。


「自分が自分であるために、絵を描くことは絶対に必要だ」

そう痛感した彼女は、たとえ10分程度の短時間であっても、必ず毎日手を動かすよう生活を改めた。

ペンと紙の感触を感じながら描画に没頭していると、頭の中に渦巻いていた様々な葛藤が、霧が晴れるように消え去っていく・・・

制作を終えると、「なぜ自分はあんなにも深刻に悩んでいたのだろうか。何に苛立っていたのだろうか」と、不思議な気持ちにさえなるのだそうだ。


社会人生活に慣れてきたこともあるだろうが、絵を描き続けることで Kana は心の平穏を手に入れた。

徐々に時間にも余裕ができ、SNSや展覧会で作品を発表するほか、学生時代に取り組んでいた似顔絵師の活動も再開。

現在は年に数回程度しか参加できていないが、今後は仕事に支障のない範囲で、少しずつ似顔絵の仕事を増やしていきたいと考えているそうだ。



Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


Kana:今まで大勢の方に絵を観ていただくという機会が少なく、少し前から数点を出展していましたが、この機会に挑戦してみようと、初めてたくさんの作品を展示することになりました。まずは、私という人間と自然や動物たちの不思議さや可愛さ、生きている力強さなどを知ってほしいと思っています。


風景イラスト
「 自然との調和 」

ペン画の上から部分的に色を乗せることもあるにはあるが、「線描写ですべてを描き切ってしまうので、あまり色のイメージまでは思い浮かばないんです」と Kana は語る。

丹念に描き込まれ、単色ながらも彩色画に劣らぬ見応えの作品ばかりだが、敢えてそこに“色”を求めるならば「それは見る人それぞれの心に委ねたい」とのこと。

見る人によって異なる色彩が感じとることができるのも、モノトーンイラストの醍醐味と言えるかもしれない。


だが 最近は、スキャンしたペン画作品にデジタル着彩を施して、様々な色彩効果を探求することも思案している。

また、学生時代に体験した油絵への関心も高まっているという。

それは Kana が最も得意とする“線”の表現とは対極の手法である “色面”での描画表現であり、今後、彼女の描く世界観に何かしらの変革があるかもしれない。


どんな手法を用いるにせよ、Kana が制作時に心掛けているのは、自身の手から生まれる作品を必ず愛そうと努めること。

例え思うように描けなかったとしても、駄作と決めつけるのではなく、何か好きになれる要素を探してやるのだそうだ。

すべての作品に愛情を注ぎ込み、彼女はまるで 親友に胸の内を打ち明けるかのように、絵に己の心を預けている。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


Kana:自然災害等への防災意識の低さに少し、怖いと感じています。昨今、大雨や地震、猛暑などが続いており、生命の危険があるにもかかわらず、対策をしているという人達が周りに少ないです。


(取材/執筆:大石)

 

Kana osuo の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


Kana osuo のSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @miss.cat.k

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Kana osuoへのお仕事ご依頼、お問合せはこちら下記アドレスへ

nyankoyuhi@gmail.com



《 Kana Osuo プロフィール 》

私自身が生きづらさを感じており、それは人も動植物も同じではないのかと自然のものや動物、主にねこを描き始めました。

予測不可能である故に底知れぬエネルギーを感じさせる「生命の息遣い」を線で人々に語りかけることのできる絵を目指しています。今後は、「色彩」をメインとして作品作りをしていこうと思案しています。


・人権啓発ポスターコンテスト

 会長賞

・(某)感謝祭2015〜現在

 ※似顔絵師として

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