はぴやべにまるin GIFT2024
会期:2024年9月12日(木)~9月15日(日)
会場:Gallery IYN
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はぴやべにまる 経歴
・日本デザイナー学院漫画学科卒業
・2018年からコミティアにて創作物を頒布開始
・2022年、Gallery IYN にて作品展示を開始
・実力を高めるために沢山の創作を浴び、日々日進月歩中
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。
幼い頃とにかく漫画作品が大好きで、書かれているセリフがまだ理解できなくても、絵を見ているだけでワクワクし、十分に楽しむことが出来たという はぴやべにまる 。
小学館刊行の「ザ・ドラえもんズ スペシャル」が特にお気に入りで、自ずと登場キャラクターの模写をするようになったのだそう。
1コマ1コマ生き生きと躍動する登場人物の魅力も然ることながら、表紙のカラーイラストにも魅了され、キャラクターデザインの配色に心を奪われた。
“カラフルなものへの憧れ”は、この当時から既に彼女の胸の内に芽生えていたのかもしれない。
また、ディズニーアニメーションや「美少女戦士セーラームーン」などのカラフルでありつつ、キャラクターデザインや感情表現などの細かな描写にも心惹かれるようにもなる。
小学校の高学年からはオリジナルイラストも描くようになり、その後 徐々に使用画材もペンやコピックなど本格的なものに。
デザイン学院ではデジタル技法も習ったが、よりアナログ技法に関して多くを教わった。
創作途中での修正が難しいからこそ、構想・下絵の段階で完成図の見通しをつけるべく、熟考に熟考を重ねる・・・
きちんと順序立てをして、着実に作品を造り上げるプロセスにこそ、アナログ画作品の魅力があると はぴやべにまる は考えている。
時には途中の閃きで描きで筆を進めることもあるが、計画的に制作を進める際の方が、自身の追及せんとする理想に近づきやすいのだそうだ。
“思い描いたものを形にする楽しさ”と、“頭を使って、何度も挑戦するハングリー精神”
この二本柱に支えらえて、はぴやべにまる の世界観は築かれている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
はぴやべにまる:学生時代から創作活動をしつつ、心労の為長く創作とは疎遠になりました。本格的に創作活動を再開したのは2018年から。
自分に素直に、カラフルでかわいく、見た人に一瞬でも衝撃を与えられるように…をテーマに活動してます
創作に関する様々な経験を積むことができ、実りがあった一方、あらゆる要因が重なって精神的に追い込まれてしまった はぴやべにまる にとって、学生時代は必ずしも輝かしいだけの日々ではなかった。
何とか課題はこなし卒業することはできたが、心の健康を取り戻すまでには時間がかかってしまい、絵筆を取れない期間が5年以上は続いたという。
描きたくても描けないもどかしさ、自分への苛立ちや失望・・・それは、光が失われたモノクロームの世界を生きているような感覚だった。
ある時、学生時代の友人が「コミックマーケットに出展をするので、売り子として手伝ってくれないか」と声をかけてくれた。
友人や、他の参加クリエイターたち、来場者の熱気に触発され、ようやく はぴやべにまる は再起することが出来た。
空白の期間を「勿体なかったな」と思うこともあるが、心身共に回復させるために必要不可欠な時間であったとも彼女は考えている。
今は、自分が再び“可愛らしいもの”“カラフルなもの”を生み出せていることが嬉しくてならない。
彼女の作品からは、生活に彩りが戻ったことを喜ぶ気持ちが 眩く溢れ出ているようだ。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
はぴやべにまる:カラフルさ、使った素材、テーマにしたもの…自分の全てを使った作品で驚きや衝撃を与えてみたいです。最終的には、自分の作品でハッピーになって欲しいと思っています。
展示するか凄く迷いながら、やっぱりやめてしまうか葛藤しつつ、今の自分の持っている実力で「かわいくてカラフルでハッピー」を届けるために、やれるだけやりたいと思います。
「描く」ことだけでなく、「作る」ことにも同様に好き。
そんな はぴやべにまる は幼少期から手芸にも親しんでいた。
現在、彼女の作品には一般的な描画材料だけでなく、ビーズなど様々な素材が散りばめられている。
創作再開後しばらくは純粋な平面作品を描いていたのだが、それだけでは物足りないと感じ、ミクストメディアアートへと作風が発展していったのだという。
作品画面の装飾の他、独自に額縁をデコレートすることもあり、絵という枠を飛び越えることで、彼女の世界観はより鮮やかに開花した。
創作をする上での悩みは絶えないが、少しでも成功した点があれば未来を切り開くことができる・・・そう信じて、挑戦を続け、また ブランクの遅れを取り戻そうとするかのように、はぴやべにまる は毎日ペンを走らせる。
たとえ5分間であっても良い。落書き程度でも、デッサンが狂った絵でも構わない。「とにかく手を動かさなくては上達は望めない」と、意識的に紙に向かうようにしているのだそうだ。
今の自分を支えてくれている“カラフルなパワー”を、自分の絵を見てくれる人にも届けたい。
そんな思いもまた、創作に原動力になっている。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
はぴやべにまる:他人への思いやり、自身への余裕、人生の彩り
寂しくて悲しい時代だなと感じつつ、彩りがあるところとないところもあるので、そういったモノクロの世界が少しでもSNSでもいいので、自分の世界がカラフルになる何か…心が動くほどの好きになったもの、推しや作品を見つけられたらいいなと思います。
(取材/執筆:大石)
はぴやべにまるの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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X(twitter): @benimarusan3111
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「カラフルでかわいいものが好きな方、そうでない方にも沢山のhappyがありますように!」by はぴやべにまる
《 はぴやべにまる プロフィール 》
みんなをHappyにさせたいためハッピー屋さん→はぴやを名乗る
カラフルで賑やかな作風が得意であり、カラーリングと発想力を武器として制作、創作をしている