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G-ship in GIFT2024


会期:2024年1月25日(木)~1月28日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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バイクと人物イラスト
「 『神様』なんていない、この道は自分次第だ 」

G-ship 経歴


フレンチレストラン“エビストロEBIZO”店内展示場 “ループル美術館”へ出展


AAAギャラリー展示企画 “[ハコのナカ]展”へ出展


アートプロデューサー色展示企画 “cells-illustration-vol.37・38”へ出品


youtubeマンガ動画チャンネルにて作画・プロット・動画編集担当(3社経験)


クリエイターグループ『realize』メンバーとして活動中。nizimaにてVモデル販売中



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。




















多感だった中学、高校時代。学校でも自宅でもうまく立ち回れず、焦燥感を感じていたG-ship。

苦しい思春期に心の拠り所としていたのは、高橋ヒロシの「QP」や「クローズ」など、たぎる思いを胸に少年たちが血と汗に滲んだ青春を駆け抜ける「ヤンキー漫画」だった。

迫力のある画風と、過激な暴力表現。しかし、どこか優しさとぬくもりが感じられる作品に、「自分の居場所を見つけた」と感じたという。


そんな経験からG-shipのイラスト作品には、若者ならではの心の葛藤と、反骨精神が描き込まれている。

かつての自分と同じ様に悩んでいる若者、または一触即発で感情を爆発させて犯罪を犯してしまうかもしれない若者や、すでに道を誤ってしまった若者が、一度冷静になって己と向き合うための糸口になれればと願っている。


自身は非行には走るに走れず、不完全燃焼であったとも感じるが、「馬鹿なことをしなくて良かったと思っている」と、G-shipは過去を振り返る。

当時の胸のわだかまりを受け止め、自身を俯瞰するきっかけを作ってくれた高橋ヒロシの漫画の様に、誰かの心に働きかける作品を生み出すこと。それが、G-shipの創作活動の目標だ。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


G-ship:創作のテーマとしているのは『人生への葛藤・挑戦/諸行無常』です。

今モチーフとしているのは主に「アングラ」「ヤンキー」といったジャンル。

私がこれまで葛藤し問い続けてきた「人生」というものを、彼らを描くことを通していつか答えにたどり着くことが出来る事を願っています。

また、同じように悩み葛藤しながら生きている人が、たまり場のような、ちょっとした居場所を見つけるきっかけとなればいいなと思っています。


創作活動を始めたきっかけとなるものはきっともうずっと昔、小さい頃から絵やマンガを描くのが好きで兄弟と一緒にやっていた所から始まるのではないでしょうか。

その頃はただ漠然と、マンガ家になりたい という夢を持っているに過ぎませんでしたが、多感な時期に様々な、人間関係の崩壊や孤独、葛藤、自身の身体と精神の不一致などを経験し、深く人生について考えるようになり、今のテーマに行きつきました。


煙草を吸う男性のイラスト
「 青と藍の境界 」

もうひとつ、G-shipの作風に重要なテーマを与えたのが、仏教的な死生観だ。

幼い頃から祖母と読経をしていたことから、悩みを抱えていた時期に、その内容について詳しく調べてみた。

万物はすべて移ろいゆくということ、各々が業を抱えて生きているということ。今生だけでなくあの世や来世までも続いていく魂について、知識が増えれば増えるほど興味が沸いたという。


この世の出来事には、苦しみにさえも全て「意味」がある。

G-shipは「人生とはなにかを問う作品を作りだすために、自分の心身は生み出され、作品を描く糧とするために、あらゆる経験を積ませてもらったのだ」と考えるに至った。


如何にして生きればよいのか。

誰にも相談せずに、ただひたすら自問し、己の道を見つけたG-shipだからこそ描ける作品たち。画中の人物たちの意思の強い眼差しは、描き手の半生をも物語っているのかもしれない。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


G-ship:きっと、これまでの人生で一度も葛藤し悩んだことのない人というのはいないと思っています。

一度も痛みを経験したことがない人もいないと思います。

なので、作品の前に立たれた方が人生のどこかで経験した痛み、葛藤の記憶に寄り添い、そこに意味を感じる事が出来るきっかけとなれたら幸いです。


今回の展示会は私にとって、GalleryIYNさんでの展示の集大成となります。

これまで作成してきた作品1つ1つに込めた思いを、見に来て下さった方に少しでも感じてもらえたら幸いです。


水面と女性のイラスト
「 夏の水面を引き連れて 」

独学で描画技法を習得し、クリエイターグループ「realize」へ その創設期から携わり、現在は運営チームにも加わっているというG-ship。

様々な画風のメンバーたちと切磋琢磨して、今後ますます大きく羽ばたく事だろう。


「創作は、自分の人生に意味を与えてくれた」とG-shipは語る。


現在はイラスト作品を主に描いているが、漫画家への夢も忘れてはいない。

漫画はイラスト以上に制作に時間を要するが、少し自分を追い込んででも挑戦していきたいとのこと。


根本的な創作の核ともいえる「コンセプト」が、クリエイティブ活動という長旅で迷わぬための羅針盤。このコンパスを手に、どこまでも自分の道を突き進んでゆくG-shipに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


G-ship:「自分で考え、悩み、答えを導こうとすること」でしょうか。

ネットが普及し、わからない事は何でもすぐに調べられてしまうので、答えを自分で見つけ出そうとする時間は無駄と思われがちなのではないでしょうか。


ネットのそういった便利な恩恵を受けて生活を豊かにすることは、全然アリだとは思います。

私も日々、そういったものを活用しながら仕事をしている身なので。


ただ、例えば「自分のこの人生の意味」といったものは、いくら便利なネットを使っても答えなど出てきません。

私はそれについてもう二十数年考えてきましたが、考えたとていまだに答えは出ません。


でも、少なくとも1つの事について考え続け、悩み続けることに意味はあると思います。

むしろ、答えにたどり着くことよりも、そういった葛藤の時間こそが、人生を豊かにするものではないかなと思っています。


(取材/執筆:大石)

 

G-shipの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


G-shipのSNSも、是非ご覧ください。

instagram:@g_ship410

X(twitter):@G_shipxxx

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《 G-ship プロフィール 》

マンガ家/イラストレーター/薬剤師。


【略歴】

・SKIMAにてオーダーメイドのアイコンイラスト販売

・youtubeマンガ動画チャンネルにて作画/プロット/動画編集を担当(3社経験)

・出展:ループル美術館(フレンチレストラン・エビストロEBIZO店内展示場)、AAA Gallery、cells展、GalleryIYN、クリエイターズラッシュ!!(東京駅構内デジタルアート展)

・realize(クリエイターサークル)所属。Vモデル販売中













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