flowrite in GIFT2024
会期:2024年3月21日(木)~3月24日(日)
会場:Gallery IYN
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flowrite 経歴
・2017年春頃 絵を描き始める
・2019年12月 SNSへの作品投稿を本格的に始める
・2020年5月 Gallery IYNより誘いを受けて、初めて展示会に出展(2021年の『わたし色に染まれ』)
・2020~2023年 Gallery IYNをはじめ、複数のギャラリーの展示会に参加
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
アニメーションは好んでよく視聴していたが、絵に対して特別に注意を払ったり、自身で描いたりすることは、大学生までは全くなかったというflowite。
彼に絵筆を握らせたのは、SNSのタイムラインに流れる様々なクリエイターたちのイラスト投稿だった。
綺麗な風景写真などを眺めることが好きだったので、写真関連のアカウントを多くフォローしていたら、カテゴリーの類似性からイラスト系アカウントもおすすめされるようになり、段々と興味が湧いてきたのだそう。
現実世界に存在する対象を切り取る写真とは異なり、絵はゼロからアーティストが画中世界を創造する。
画面に何をどのように配置するのか、どんなキャラクターを登場させ、どのような色調にするのか・・・
何から何まで描き手の意のままだ。
その自由さに心惹かれ、flowriteは我流で鉛筆や水彩でイラスト制作を始めた。
1年程経つと、きちんと指導者に添削してもらいたいと考えるようになり、絵画教室に入門。
デッサンやクロッキーなど絵画の基礎を学んだが、絵を描くきっかけになった投稿イラストの殆どがデ
ジタル画であったため、彼の最終目的地はデジタルイラスト。
デジタル手法に関しては、完全に独学であるそうだ。
シンプルな色面を背景に描かれた人物像がflowriteの作品の特徴であったが、最近は空間描写に力を注いだ画風に移行しつつある。
描かれたのはどんな場所で、それはどんな一場面なのか。
鑑賞者の想像力を刺激できるよう、情景を丁寧に描き出せるイラストが目標であり、影の付き方にも気を配り、立体感とリアリティが感じられる作品が目標であるという。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
flowrite:淡い色合いで空気感を演出することを心がけています。大学生の頃にX(当時はTwitter)でいろんな作家さんの素敵な絵を見たことがきっかけで、自分でも絵を描くようになりました。
数あるアニメーション作品の中でも、flowriteは「秒速5センチメートル」など新海誠の監督作品が好きで、澄んだ空気感が伝わるような色調に憧れているそうだ。
自身も同じく、美しい景色に心が洗われるような絵を描きたいと、色調には特にこだわっているという。
気分が落ち込んでいる時でも、その絵を見る事で元気が貰えるような・・・穏やかな気持ちになれるような作品を目指しているのである。
日々の生活の中で、ふと目に留まった人物の仕草だったり、服装だったり、また魅力を感じた風景などからスタートして、flowriteのイラスト作品は誕生する。
そうしたものは写真に収めて人々と共有することも可能だが、自分の手で描くことによって、思い入れはひとしお強くなる。
イラストを発信するようになって、様々な人から感想を貰ったり、作品を見て喜んでくれる鑑賞者の笑顔に勇気づけられたり・・・
嬉しい経験が積み重なって「生活がとても楽しくなった」とflowriteは語る。
今では創作は彼の大切な気分転換であり、人生になくてはならないものになっている。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
flowrite:リラックスした良い気分になったり、安心感を感じていただけると嬉しいです。
今回は複数の作品が見れる展示なので、見る人に「お、いいな」と思っていただける作品を一つでも多く出したいです。
絵を描き始める以前のflowriteは、没頭して情熱を注げるものを特に持っていなかった。
その頃と今では、心の持ち様がまったく違う。
制作をする際はすべての些事を忘れ、夢中になって打ち込めるので、心をリセットすることができ、気持ちが自然と整えられる。
リフレッシュできる術があるということは強みであり、社会人になってからは猶更それが心の支えになっている。
絵というものがある故に、どんな時も自分に自信が持てるし、次は何を描こうかと考える楽しさは、気持ちに潤いとハリを与えてくれるのだ。
仕事の繁忙期などは制作に手がつかないこともあるが、「時間に余裕がある時にしっかり描けば良いのだから」と、どっしりと構えておくことが両立のコツ。
自分にプレッシャーをかけたり、無理をしたりはしない。ただし、時間を効率的に使うにはどうしたら良いかと思案はする。
両者のバランスを取りながら、これからもflowriteはイラストと共に生きていく。
彼に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
flowrite:多様性が重視されるようにはなりましたが、まだまだ各個人がそれぞれの得意分野を活かせる環境が十分に整っていないのではと感じます。作家である自分の場合でも、創作することや絵を描くことは文化としてもっと盛り上げていくことができるはずだと思うので、その発展に少しでも貢献できたらいいなと思います。
(取材/執筆:大石)
flowriteの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
flowriteのSNSも、是非ご覧ください。
instagram:@flowrite_illustration
X(twitter):@flowrite_paint
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《 flowrite プロフィール》 会社員業のかたわら絵を描いています。淡い色で空気感や瑞々しさを演出することを目標にしています。