エリむーと in GIFT2024
会期:2024年3月21日(木)~3月24日(日)
会場:Gallery IYN
~会期中の通販購入について~
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。
エリむーと 経歴
・学生時代の部活:美術部・文芸部
・2001年にインターネット開始。翌年に初個人イラストサイト開設。
・2009年8月にツイッター開始。個人サイトは2014年まで鯖を変え名を変え続けていたが同年8月にツイッターへ完全移行。
・2019年10月からSkebを皮切りにあらゆるコミッションサイトに登録、有償での絵依頼活動を開始する。
・2022年4月に個人事業開始。
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
家族が漫画好きで、小さいころから家に漫画があったこともあり、色んなジャンルの作品に触れていたエリむーと。
自分から進んで読むようになったのは「なかよし」に掲載されていた「美少女戦士セーラームーン」。
その他「魔法戦士レイアース」など、愛読してきた諸ジャンルの漫画作品たちのエッセンスが、エリむーとの創作表現の根元になっている。
彼女は幼稚園の頃からすでにオリジナルキャラクターを使ってたくさん漫画を描いており、一番没頭して作品制作をしていた学生時代は部活動よりも日常的に制作している時間の方が長かった。
登校時間ぎりぎりまで絵を描いていることも少なくなかったそう。
パソコンでデジタル作品を制作するようになったのは高校生の時。
デジタル技法のノウハウを知らなかった為、原画をスキャンしたものにパソコンで着彩する塗り絵方式で描き始め、現在も同じ手法で作品制作をしている。
それまで着彩に苦手意識があったが、パソコンを導入してからは一気に表現の幅が広がったそうだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
エリむーと:元々絵は物心つくかつかないかという頃から描いてました。とはいえ当時は絵というより漫画を描くのが好きで。
オリジナルのキャラクターはもちろん、それを使った漫画をたくさんラクガキ帳にしたためていましたし、空き時間と紙とエンピツがあれば絵を描いているような子供でした。私の今日までの人生の半分以上は自分の絵が描かれた紙で占められていると思います。
今も描きたいもの、好きなものを描きながら、日々をすごしております。
学生時代は漫画家を夢見た事もあったが、20代の頃ネットが普及し始め、個人で絵を自由に発表したものを見てもらえる環境を知り、そこから絵は完全に趣味として描き続けることになった。
ここ数年で「コミッション」という文化が広まるにつれ、「いち個人で簡単に有償依頼を始められる環境」になったので、それなら自分もやってみたいと思い始めた頃、趣味で絵を描いていた時からの知り合いに依頼をされるようになり、イラストレーターとして活動するようになってからのエリむーとの創作表現は、キャラクターデザイン依頼をはじめ、ロゴデザインなど多岐に渡っている。
当初は「趣味のついで」であり、個人事業という本格的に仕事として絵を描く事は想定していなかったが、コミッションに登録してみたことを家族に伝えたところ「やるんなら開業して本格的に仕事としてやれ」と伝えられ、より精力的に絵を描き始める。
今後は等身大のキャラクターデザインや、ゲームが好きな事もあり、「ゲーム関連の依頼も受けれるようになれたら」と話してくれた。
長年趣味で製作してきていたものを仕事に出来て、はじめは実感は湧きづらかったが、自分の制作したものに対して報酬を得るようになったのは本当に有難いこと。
絵に関する仕事の経験がこれまでなかった為、やりがいよりも難しさの方が大きいが、「絵を描いてきた枚数は誰にも負けない」とエリむーとは語る。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
エリむーと:作品に深い意味とか理由とかは無いです。ただただ自分が頭の中で思いついて描きたいなと思ったものを描いているだけなので。
それにも何かしらの「個性」が生まれているのであれば、私といういち絵描きの世界を覗いていただければなと。
そして漫才師の如く、あわよくば私の名前だけでも何なら絵の1つだけでもいいので覚えて帰ってくれると嬉しいな~と思います。
昔からピクトグラムなどの「省略された中で特徴的な部分が分かる」デザインが好きだった。
故に、「キャラクターデザインをする際も限られた中で表現したい部分をどこまで表現できるか」という縛りを設けて制作する事が得意だというエリむーと。
本ページの掲載作品はイラストレーターを始めた際に、オリジナルキャラクター作品を増やそうと思い描いた「水族擬人化シリーズ」の中のひとつ、ダンゴウオ科の擬人化。
(赤がダンゴウオ、黄色はフウセンウオ、茶色はコンペイトウ)
『絵を描くこと以外では水族館に行くことが好きで、フウセンウオは私が好きな水族のひとつです。』
『半開きの口と丸っこいポヤポヤした見た目が本当に好きで、擬人化した少女にもその特徴を感じてもらえるととっても嬉しいです。』
自分が楽しいと思う事以外は一切やりたくないと、ある意味で社会に反抗しつづけた結果、学や知識、運動技能などは人より遥かに劣ってしまうが、「絵だけは周囲から褒めてもらうことができ、自分に自信を持てる唯一のもの」とエリむーとは語る。
この取り柄があったから、下手にひねくれることなく生きてこられてとも感じているそうだ。
「千人の敵より一人の味方」というように、たった一つの特技が人生の宝になる。
そんな掛け替えのないギフトを持つエリむーとに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
エリむーと:現代社会を深く考えたことがたぶんないです。さっきも勉強嫌いで学はないと言いましたが、本気で、社会のアレコレを全然深く知らない知ろうとしないくらい、自分に知識というものはありませんし、一切興味のないものから学ぼうという姿勢はほとんどありません。
なので何かが欠落してるというなら、むしろそれは自分ではないかと思います。
昔はそこまでそうではなかったかもしれませんが歳をおうごとに自分に足りない部分はずっと足りないまま、しかも新しく足すことができなくなったので、足りないところは取り柄である絵の紙で全て埋めてしまった状態なのかもしれません。
(取材/執筆:上田)
エリむーとの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
エリむーとのSNSも、是非ご覧ください。
X(twitter):@Emt_mezzo
いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。
エリむーとへのお仕事ご依頼、お問合せは
下記メールアドレスまたは各コミッションサイトのメッセージにて
em-ezzo@ymail.ne.jp
各コミッション先やポートフォリオまとめはコチラ
《 エリむーと プロフィール 》
個人事業としてフリーのイラストレーターを始めたばかりのちいさな新人です。
趣味のお絵描き歴はほぼ年齢、仕事としてのお絵描きは青二才です。
普段は老若男女人外問わずキャラクターを描くのが好きですが、今回の展示はこれまで自作品として作ったマスコット的ミニキャラや、決めたモチーフで自分流に擬人化したミニキャラを一斉に出させていただきました。
楽しんでいただけると幸いです。
あと常時ご依頼募集してます。今回はミニキャラ主体ですが、等身大の絵やイラストカット等々も描きますよ~