び in GIFT2024
会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)
会場:Gallery IYN
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び 経歴
・2023年 「童話展2023」出展(Gallery IYN)
・2023年「幸せランチはカフェテリアで」出展(Gallery glad.)
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
小さい頃、よく父が絵を描いて遊んでくれた。
それを真似て描く内に、 び にとって絵はいつしか日常生活の一部になる。
部屋にかけて貰った大きなホワイトボードは、いつも彼女の絵で埋め尽くされていた。
オリジナルイラストを描くようになったのは高校生の頃。
社会人になってからも趣味として続けた創作は、仕事で落ち込む事があった際、何よりに心の支えとなった。
絵に没頭することで、辛い気持ちも紛らすことができたのである。
そうして描いた作品をネットで販売してみたところ、購入者から「元気になれる」「幸せな気持ちになれる」など、あたたかい感想が寄せられた。
またコロナ禍の折に、友人に作品をプレゼントしたところ とても喜んでくれた。
友人も社会に出てから苦労をしていた様子だったが、そんな彼女に笑顔を届けられたことが び に絵を描く意義を再認識させる。
彼女が目指すのは、誰かに小さな安らぎを届けられる、そんなイラストレーションだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
び:明るい作品になるよう心掛けています。自分の作品を見て元気になってもらえたらなという思いから始めました。
び が透明水彩絵具を用いてイラストを描くようになったのは、SNSで水彩技法の巧みなクリエイターの作品を見かけたことがきっかけだった。
心惹かれた作品を参考にしながら、我流で今も技法探求に取り組んでいる。
豊富な色のバリエーションに、水の量を調整すれば更に表現の幅は広がり、色が混ざりあうことで意外な効果が得られたり、描けば描くほど発見と驚きがある。
最近は、絵具に加えて万年筆用のカラーインクも使用している。
下塗りに鮮やかな発色のインクを用いることで、上から絵具を塗った際に下層が透けて見えるのため、以前よりも絵に明るさと深みが出て来た。
ただ淡いだけでなく、重厚でメリハリの効いた表現が可能になり、 び の描くイラストの世界観は、これから一層広がりと魅力を増していくに違いない。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
び:「なんか元気出たなぁ〜」って少しでも思っていただけたら。
大人もお子様も楽しめるような作品を描きたいです。
び がイラストを描く上で何よりも大切にしているのは人物の表情だ。
ある程度は喜怒哀楽を言葉で表現することが可能だが、どんなに言葉を重ねても表しきれない感情を、一瞬で他者に伝える力が表情にはある。
故に、彼女は表情の描写には一切の妥協を許さない。
思った通りの顔つきになるまで、何度も何度も描き直しをするのだそう。
一番こだわるのは、口の描写。
顔の中の比率や、形から、その印象ががらりと変わってしまうため、描画がとても難しいが、狙った表情にたどり着いた時の感慨は一入だ。
どんなに落ち込んでいる時にでも前向きな気持ちになれるような、とびきりの笑顔を描き出す才に長けた び に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
び:表情。面と向かっての会話。
SNS社会で会話をする事が減り、表情が読めなかったり、無機質な文章での会話で判断力が無くなったなと思いました。
(取材/執筆:大石)
び の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
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instagram: @beer29bibibibibi
twitter: @beeeeeeeeerno1
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