AYA in GIFT2024
会期:2024年3月15日(金)~3月18日(月)
会場:Gallery IYN
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AYA 経歴
・鉄腕アトム誕生フェスティバルイン旭川 イラスト部門 優秀賞
・YEAR OF THE FROG 円山スネークアート展 国際カエル年賞
・映画「ジョン・カーター」イラストコンテスト 優秀賞
・ホキ美術館大賞展 入選
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
人生を大きく変えてくれた、ひとつの出会い。
それは、高校を中退後にフリースクールへ通っていた時のこと。
絵を描くのが好きだったAYAのために、スクールが探してきてくれた指導者に導かれて、彼女は頭の中に浮かぶ様々なイメージをすんなり画面の上に引き出せるようになった。
恩師が教えてくれたのは、描画の基礎や構図の取り方、画材の扱い方など、技法的なことだけに留まらない。
コンクールへの参加を後押ししてくれたり、展覧会のレセプションパーティーに連れて行ってくれたり・・・
AYAは「楽しい」「悲しい」などの感情表現、自己表現が不得手で、他者とのコミュニケーションも難しく感じていたのだが、様々なことを経験させてもらい場慣れしていくことで、いつしか苦手を克服していったのだった。
フリースクールを卒業してからも、この師弟関係は続いた。
師が亡くなってからも、伝え尽くせぬ感謝の思いを胸に、AYAは画架に向かっている。
嘗ては「うつむくようにして生きていた」という彼女だが、絵は大きな力と希望を与えてくれた。
創作は彼女にとって、生きる原動力と言っても過言ではない。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
AYA:学生時代に恩師となる絵の先生と出会い、創作の楽しさを教えてくれました
制作をはじめて、自分の言葉にできない想いを昇華させることができるようになりました
幼い頃から西洋絵画が好きで、特にルネッサンス期の絵画の影響を大きく受けているAYAの作風は、油絵具を薄く何層も塗り重ねた古典技法をベースにして作品を描いている。
水彩やアクリル絵の具を扱う時もあり、その際も基本は薄塗りで、こちらは紙そのものの色や質感も生かせるようにと意識して描いているという。
2023年にたまたま耳にした楽曲の歌詞にヒントを得て、「空っぽ」であることの意味について考えたことが、現在のメインコンセプトにしている「空(カラ)」に繋がった。
空っぽであることは、何かを取り入れる余地がある状態。
縛られるものがないからこそ、自由でいられる。
昔から、心が満たされない焦燥感のようなものを感じていたが、逆に「空っぽであっても良いのだ」と、吹っ切ることが出来たという。
写実画も抽象画も手がけているAYAは、前者を描く際には現実空間に限りなく近い写真を超えた写実表現を、後者は見る人の心を癒し、あたたかい気持ちになってもらえるような絵を目指している。
GIFT展には、写実と抽象、それぞれの作品が並ぶ予定だ。
作品を通して、あるメッセージを鑑賞者に届けたいと、彼女は話してくれた。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
AYA:こころを空っぽにして、作品と対峙して私のメッセージ「空(カラ)」を受け取ってもらえたらと思っています
空にはいったんゼロにして大事なものと向き合おうと言う意味が込められています
写実画を志す者にとっての登竜門であるホキ美術館大賞展で入選を果たしたことは、AYAの更なる自信に繋がった。
全国規模の公募展で審査員の目に留まる絵を描けるようになったのは、亡き恩師の教えがあったからこそ。
彼女はこれからもより高みを目指し、挑戦を続けて行くつもりだ。
現在はシェアアトリエを借りて制作に打ち込んでおり、依頼作品の納期や出展展覧会の期日が重なった時などは、休みなく通い詰めて絵筆をとることもあるという。
アトリエ内のスペースを使って、絵画教室やワークショップを開くこともある。
恩師が授けてくれた表現することの喜びを、人に教える経験も積んだAYAは、表現者としてこれから増々飛躍していくことだろう。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
AYA:今は情報やあふれるものに囲まれた日常に居ます。そのあまりにも多すぎるものに、大切なことに気が付けなくなっているような気がします
(取材/執筆:大石)
AYAの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
AYAのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @aya.hamachi
twitter: @AyaCreator
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koukishin.sakka.aya@gmail.com
《 AYA プロフィール 》
AYA
油彩画家・イラストレーター
当別在住の画家。主に油彩画を描く。同時にペットのイラストや企業のキャラクタ―デザインも手掛けている。
近年ではインスタレーション(空間芸術)を制作、国内のコンテストにも積極的に取り組む。
様々なジャンルに挑戦し表現し続けている。
略歴
2003年 鉄腕アトム誕生フェスティバルイン旭川 イラスト部門 優秀賞
第48回新道展 佳作賞 札幌市民ギャラリー
2005年 新道展50周年記念展 道立近代美術館
2006年 第51回新道展 佳作賞 札幌市民ギャラリー
2007年 第52回新道展 会員推挙 札幌市民ギャラリー
2008年 YEAR OF THE FROG 円山スネークアート展 国際カエル年賞 円山動物園
2009年 Nikke Pure Heartイラスト大賞 ホームページ賞
2010年 JRタワーアートプラネッツ 入選 プラニスホール
2012年 映画「ジョン・カーター」イラストコンテスト 優秀賞 道新ギャラリー
平成の「生まれ出づる悩み」2012 コンテスト 入選
2013年 らいらっく新鋭展 浜地彩展 道銀らいらっくぎゃらりぃ
ホキ美術館大賞展 入選 ホキ美術館
北海道・黒龍江省国際交流美術展2013 コンチネンタルギャラリー
2016年 浜地彩展 時計台ギャラリー
2018年 平成の「生れ出づる悩み」コンテスト2018-2019
2019年 田中まゆみ・浜地彩二人の軌跡展 道銀らいらっくぎゃらりぃ
2021年 浜地彩展~当別から~ 旧カネヨよねぐち呉服店ギャラリースペース"