ASAKOMAI in GIFT2024
会期：2024年9月19日（木）～9月22日（日）
会場：Gallery IYN
～会期中の通販購入について～
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能！
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ！
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。
ASAKOMAI 経歴
・2022年:artbook事務局様出版「CUT2022」
・2023年:幻冬社様出版「東京フェイク♡LOVE」巻末挿絵
・2024年:artbook事務局様出版「GIRLS2024」
・他ファッションデザイン、webコラム挿絵など多数
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。
絵を描くようになる以前は、むしろ戸外で遊ぶことを好み、芸術に触れる機会と言えば、映画を鑑賞する程度であったと語る ASAKOMAI。
イラストを仕事にするようになるとは、当時は考えてもいなかった。
しかし現在、睡眠や食事の時間および副業として取り組んでいる事務作業の時間以外は、常にペンを握っているという程、絵は彼女の生活の中心になっている。
凛とした女性の美しさ、自立したハイヒールなど、そのイラスト作品からは、ASAKOAMIの追い求める理想の“強さ”、“しなやかさ”が滲み出ている。
作品を描いていると、憧れる対象の一員に自分もなれたような気がすると彼女は語る。
自分を信じ、胸を張って堂々と生きる女性像・・・それは、多くの人が「自分も斯くありたい」と願う、普遍的な理想像であると言えるかもしれない。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
ASAKOMAI：高校受験が終わり、時間が空いた時期に何か暇を埋めようと描き始めました。
高校受験以降、ASAKOAMIは独学でデジタル画の手法を習得した。
身体にハンデがあり、時折手に震えが生じてしまう為、デジタル技法はそうしたストレスを感じることなく快適に描画に専念させてくれるツールであると彼女は語る。
ただ、実際に絵具を混ぜる際のような、その瞬間にしか生み出すことの出来ない色味、効果が得られないのがデジタル画の難点であるとも考えている。
そうした点も踏まえ、今後はアナログ画にも取り組みたいと、最近練習を始めたところだそうだ。
絵を描くようになって以来、彼女が目にする世界はがらりと変わった。
以前は勉強ばかりで、いわば文字の中だけで生きているような毎日だった。
しかし今は書物から顔を上げ、彼女の瞳は周囲の様々な”美”を捉えることが出来る。
歩く道や、目にする景色が別世界のように輝いて感じられ、ありきたりの日常であっても素敵なもののように感じられるようになったのだとか。
その感動こそが、鑑賞者の心を惹きつける大きな磁力となって、作品に魅力を与えているのかもしれない。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
ASAKOMAI：心のゆとりになる絵を贈りたいです。優しくも、芯のある絵を描こうと思っております。
イラスト受注サイトがクリエイターの間で流行り始めた頃に、「せっかくだから自分も」と登録をしたことから、ASAKOMAIのキャリアが始まった。
ファッションデザインや挿絵など様々な依頼を引き受けてきたが、中でも思い入れのある仕事について尋ねてみると「公立高校の制服の着画イメージイラストを担当させていた時のことが印象強いです」と答えてくれた。
また、作品を発表する中で「貴方にしか描けない絵だね」という感想をもらった時がとても嬉しかったと、ASAKOMAIはこれまでの歩みを振り返る。
「心のゆとりになる絵」を生み出す為に、彼女は特に気にかけているのは配色だ。
なるべく優しい色だけで構成し、また日常的に見かける色合いを取り入れている。
何気ない色ではあるけれど、それを芯の強い人が身に纏えば、こんなにも力強くなる・・・理想は遠いところにあるのではなく、実は身近なところにその欠片が隠れている。そうしたメッセージを絵で届けたいと彼女は考えている。
最近はバレエやオペラからインスピレーションを受けて制作に取り掛かることも多いらしく、今後の発展が増々楽しみだ。
そんな彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
ASAKOMAI：私は受験に成功して、人生を失敗した人間です。それでも今こうやって絵を描いております。私にとっての絵のように、趣味を持つ人が少ないのではと感じることを日々感じます。趣味を持つことで、生活に潤いを感じる気がするのですが如何でしょうか？
（取材/執筆：大石）
ASAKOMAIの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく！
《 ASAKOMAI プロフィール 》
ファッションと観劇がすきです