top of page


アーティスト白洋 in GIFT2024


会期:2024年3月15日(金)~3月18日(月)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!

お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!

スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。

独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・

新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





蓮と天女の絵
「 MI・YA・美 」

アーティスト白洋 経歴


・2009年 故・阿部峯照氏に仏画を師事


・2012年 マサキユミ氏にシルクスレッドアートを師事


・2010年より 各地ギャラリー等で作品を展示

(◇広島県…被ばく建物/旧日銀/宮島のぎゃらりい宮郷/ガレリアレイノ/尾道ecoライフ館 ◇山口県…いろやギャラリー/和木美術館 ◇関東…横浜赤レンガ倉庫/上野の森美術館/千疋屋ギャラリー) 


・2013年 公益(財)日本障害学習協議会(JLL認定)シルクスレッドアート認定講師を取得 / 一般社団法人日本アートセラピー協会 パステルアートインストラクター取得


・美術フリー雑誌 つくりびと66号に作品掲載



 















絹糸を様々な長さに切ったり、粉末状になるまで細かくしたものをキャンバスの上に貼り付けて描画するシルクスレッドアート。 このクラフト技法を用いて、アーティスト白洋は描き出すのは、絹糸の光沢を生かした艶やかな色彩で彩られた極楽浄土。 蓮の花が咲き誇る池の上空を、艶やかな姿の天女たちが舞い踊り、音楽を奏でる・・・その場面場面が画布の上に展開する。 小さい頃から手芸など物づくりが好きだったが、絵画とはほぼ無縁で過ごしてきた白洋。 そんな彼女の表現者としての出発点は仏画である。

絵に関してまったく初心者だったが、元絵となる仏や菩薩の姿を転写する手法は取り組みやすかった。 絹本にドーサを引いたり、顔料を膠で練ったりする作業には苦労をし、筆の扱いなども初めてで難しいとは感じたものの、心を落ち着けて仏と対峙するその時間は無心になることができ、心を静める事ができた。 仏画教室のチラシに描かれていた、鮮やかな観音菩薩の色彩に惹きつけられてから、白洋は今日まで色の美しさにこだわって創作をしている。 パステル画にシルクスレッドアートと、使用画材も増やし、それぞれの特性を生かしながら、平和で優しさに満ちた黄泉の世界を描き続けているのである。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


アーティスト白洋:コンセプトは、「魂の喜びや癒しに寄り添うアート

~笑顔と心穏やかに~」です。


2019年、お寺で見た仏画教室のチラシに惹かれて始めたのがきっかけです。

その1後 3人一度のめまぐるしい介護になる中、どんなにしんどくても

筆や絹糸に触れながら、観音さまや天女の作品を創り上げていくプロセスは

楽しく穏やかなアート時間です。


蓮の絵
「 魂縁(たましいのえにし) 」

身内三人の介護を同時に行い、心身共に疲労困憊状態だった白洋が、毎日のしんどさを忘れることのできたのが月に一度の仏画教室。

大好きな美しい観音菩薩を一心に描いていると、自然と心が安らぎ、菩薩の慈愛が心に染み入ってくるようだった。

もし仏画がなければ、自分はあの壮絶で激動の介護生活を乗り切れなかったかもしれないと、白洋は当時を振り返る。

また、絵と向き合う時間は、白洋の生活に“彩り”“喜び”“穏やかさ”・・・

美しさと、そして楽しさを与えてくれたという。




彼女の描く仏画が独創的な極楽図へと変化した切っ掛けは、介護をしていた実母との別れだった。

母を看取ってからしばらくしてから、母に思いを馳せて絵に向かっていた際に、「むこうの世界はどうなっているの?」と心の中で呼びかけたところ、一つの情景がありありと目に浮かんでくるような気がした。


この世の生を終えた人々は子供の姿に還り、極楽浄土へと招かれる。

そこで人々は、天女になる修行をしているのだ。

今生ではもう会えぬ人達は、この上なく美しい楽園で、いずれは美しい天女になって幸福に暮らすのだ。だから、悲しむ必要はない。

風が吹いて、花が舞うのも、天女になる修行をしている彼等の息遣い。

決して寂しがる必要もない。


そう、母が教えてくれたような気がした。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


アーティスト白洋:その人に必要な心の栄養(笑顔や元気、癒し)を感じてくれて、

こころ満ちる気持ちを GIFTしたいです。また、展覧会を通じて、一人でも多く 私のアートで笑顔になり、癒される人が増えて欲しいです。

作品が、必要な人の元へ旅立ちお役に立てるような展示にしたいと思っています。


天女の絵
「 夜明けの音 」

母を見送った直後、バネ指で数か月手が動かなかったことがあり、手を動かせぬもどかしさを味わった白洋は、「ただ、元気で好きな絵を描ければ、それが一番幸せ」であると語る。

シルクスレッドアートも日本画顔料で描く仏画も、はたまたパステルも其々好きで、あれもこれも描きたいとは思うが、熱中しすぎると指に負荷がかかってしまうので、無理はせず程ほどに。

気負わず無為自然に、彼女は創作の時間を楽んでいる。 美しいものに触れて心を癒すこと・・・その感動は日々を生きる為のエネルギーになる。 きれいな夕焼け空や、草花、建築物。そして、美しい人。 気持ちを明るくし、前を向いて歩くための元気をくれる、そんな「美」の力を知るアーティスト白洋に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.自分自身に欠落していると思う事はありますか。また欠落していると感じる事が、制作にどんな影響を与えていますか。


アーティスト白洋:アートの力で 笑顔と平和になるという思い込みが欠落してるかな。

自分自身には、自分の絵をアピールする力と言葉での絵の解説力、積極的に絵を進める言葉のテクニックが。。。欠落してるかなーと感じます。


(取材/執筆:大石)

 

アーティスト白洋の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


アーティスト白洋へのお仕事ご依頼、下記アドレスまたはホームページから!

adrianatara-73@hb.tp1.jp
















bottom of page