amë in GIFT2024
会期:2024年3月21日(木)~3月24日(日)
会場:Gallery IYN
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amë 経歴
・高校時代 美術部に所属
・高校卒業後~ 本格的に創作活動を開始
・2018年~ 企画展やイベントでの活動開始
・2019年~ ライブペイントでの活動開始
・2022年 第51回「純展」入選
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
クレヨンや色鉛筆など、多くの子供たちにとって馴染のある定番の画材だけでなく、2歳の頃から自宅のパソコンでも絵を描いていたというamë。
アナログとデジタル両方の手法を駆使し、イラスト、デザイン、抽象画・・・と、実に幅広い表現手段を彼女は持っている。
現在も愛用しているアクリル絵具とは高校時代に出会い、授業・部活動で学んだ点も勿論あったが、子供の頃からよく家族に連れて行ってもらった美術館が、彼女に多くのアート表現を教えてくれた。
古典絵画から、近代芸術まで、ありとあらゆる作品に触れて「このような作品があるのか」と、多様な様式、作風を自然と吸収していったのだった。
絵を描くこと、見ることは、生活において欠かせないルーティン。
気持ちが動揺した際、幼少期のamëは自分に対して絵本を読み聞かせて心を落ち着けていたという。
自身で絵筆をとり、画面の中で想像の世界を膨らませることもまた、不安や悩みから彼女を守ってくれている。
空想して遊ぶことの延長で絵を描いてきたため、amëとってアートとは決して敷居の高いものではなく、極めて日常的なものであるのだそうだ。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
amë:幼い頃から日々の生活と共に創作活動がありました。
発達が周囲よりもゆっくりな子どもだったのも理由としてあるかと思いますが、創作活動が恐らく一人遊びの一種、自分を表出するためのツールだったのだと思います。
活動内容としては頭の中、画材やデジタル媒体、人形を用いて、絵を描いたり、物語を作ったりしていました。
正直、私は何を好きで何のために創作というものをしていたのか覚えているような感覚がなくて、幼い頃での創作活動に関しては断片的にしか記憶がありません。
でも自分の描いた作品と周囲から創作活動をしていたことを知りました。
今も幼い頃からの続きとして生活の一部でもあったことからか「創作活動」というものを行わせていただいております。
その時々で表現として行えるものを探して試して、描画、写真や音楽、動画、物語づくり等といった表現のツールを増やしていった印象があります。
創作のコンセプトは、場面や状況によって変わります。でも基本的には「自分の頭の中にあるものを形にする」というのが共通してそうです。
そこから、その空間や皆様へ少しでも寄り添うような力になれるようであって欲しいというものが追加されているのだと思います。
大学時代に一時は教育学部に在籍していたamëが、「ある一つの目的に向けて教えるというスタイルは、自分には合っていない」と感じたのは、根っからのアーティスト気質ゆえであったかもしれない。
創作に携わることがしたいと文学部へ編入し、授業課題と並行して個人的な創作活動をする中で創作仲間と出会ったことを皮切りに、自身の内なる世界の外への発信も更に積極的に行うようになる。
「興味深いね」「この色味が好きです」などの感想が寄せられて、それまでは自分一人のものだったアートに、「誰かのためのアート」という意識が加わった。
現在 彼女は、発表する展覧会のコンセプト、共に展示するアーティストたちとの調和、会場の客層などから、どんな絵が求められているだろうかと熟考し、その中で自分らしさを如何にして出せるだろうかと思案して創作をしているそうだ。
幼い頃から創作は、常に自身と共にあるイマジナリーフレンドのようなものだった。
その後、アートという永遠の遊び場に鑑賞者という仲間が加わって、絵は、彼女と外界をつなぐ橋の役割も担ってくれている。
誰かに何かを伝える時、言葉を用いると直接的になってしまい、時には相手と衝突したり摩擦が生じてしまうこともあるだろう。
しかし、絵は鑑賞者の心に委ねられる部分が多く、描き手の思い込みが柔和されるため、より穏やかな形で思いを発信することができる。
amëが広げるアートの輪はしなやかに優しく・・・鑑賞者や、同じアートを志す者たちと、確かな絆を紡いでいくことだろう。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
amë:言葉にするのが難しいのですが、GIFTというのを私自身が使っていいのかおこがましくも思っています。
私としては御覧いただく皆様の心にお邪魔する感覚です。
とにかくこのせっかくの貴重な機会なので、私の作品が展示での空間、時間や皆様へ少しでも寄り添うような、力になれるようなところに居られたら幸いです。
平素の創作だけではなにか行き詰まりを感じ始めたamëが、前々からイベントでその存在を知り興味のあったライブペイントに挑戦を始めたのは5年前。
ペインターの募集を見かけて応募をして以来、不定期だが様々な場所、イベントでパフォーマンスを行っている。
限られた時間の中で、直感的に、大胆に絵具を遊ばせることは、心をより自由に解放してくれる。
これからも、機会があれば積極的に参加していきたいと考えているそうだ。
また、活動を通じて知り合った仲間たちとグループ展を企画もしてみたいし、これまで使ってきた様々な画材や素材・・・絵を描く以外の媒体もすべてを活用して新たな表現を試みてみたい。
amëの世界は、これからも広がり続ける。
心身のコンディションと相談をしながら、様々な“縁”を大切に、今後も活動を続けていきたいと語る彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
amë:欠けている部分は、たくさんあります。
日々反省しながら、創作で「自己の表出」と「芸術としての表出」を続けているところです。
恐らくその欠けた部分を補うためにも創作活動をして外に発信することで、外との繋がりと自身の内面や欠落から創った「芸術」に昇華することで「+(プラス)」にしようとしているのだと思います。
(取材/執筆:大石)
amëの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
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instagram:@ames6w
X(twitter): @amec6w
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「何かお力になれるところがありましたら、 ご連絡ください!」by amë
《 amë プロフィール 》
amë(あめ)という者で、分析と研究と創作から表現を楽しむ熊猫。
発音は、「雨」でも「飴」でもどちらでも。
主な活動としては、SNSや企画展への作品投稿・展示、ライブペインター。
特に固定の方法はなく、その時々で行いやすい方法で表現活動中。
こだわりは、色と隠しスパイス。
そしてamëの材料をほんの少し。