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Spika in GIFT2023


会期:2023年12月22日(金)~12月27日(水)

会場:CreationCafe IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。




湖のイラスト
「 月に寄せる歌 」

Spika 経歴


・2021年 galleryIYN 「 三部作 和洋中展 IYN Art festival in 神戸阪急『心を映す鏡』展 」出展


・2023年 アートカクテル「 第6回公募展 風 」 出展


・2019年 「日美展」 出展



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。














 


IYNイメージキャラクター



海の向こうから、遠い異国の風が流れ来る。

その風は、未だ見ぬ誰かの祈りを運んで届けるかのように、少女の髪を揺らす。


Spikaの作品は美しく繊細で、ロマンチックな儚さと、ほのかな優しさが感じられる。


絵や音楽が好きな家族のもとで育った彼は、幼少期に美術館や博物館に行く機会が多く、アートは昔からとても近い存在だった。


描き始めた当初は、美術館で見た作品の影響からか、日本画のようなタッチで描いていた。

しかし、ある漫画との出会いがきっかけから、現在のイラストタッチの画風へと辿り着く




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


Spika:絵自体はそれこそ物心ついた頃には既に描いていたのですが、創作活動を本格的にやっていくことになったきっかけは高2の頃に当時所属していた部活で友達が持ち込んだ「ローゼンメイデン」を読んで、衝撃を受けた事でした。

創作活動において、特にギャラリー出展をしていくようになった経緯としては、専門学校を出たあと社会人をしてたのですが、ひょんな事からまた学生を3年ほどやる事になりまして。その時にとあるギャラリーさんから声を掛けられたのがきっかけでギャラリー出展をしていき、そこから本格的に創作活動をしていくようになりました。


ハープを演奏する女性
「 海の女神の歌 」

高校卒業後、介護関係の専門学校へ進学。その後、介護系の仕事へ就職するも環境が合わず退職。

そんな時、とある出会いがきっかけで、芸術系の専門学校へ行く機会に恵まれる。

再就職した場所と両立して専門学校へ通うようになるが、当時を振り返るとそれは 「すごく大変な生活だった」 とSpikaは語る。


一般的に、自主制作と仕事の両立は厳しいと言う人も多い中、Spikaはそこに学業も組み込んでいた。きっと、並々ならぬ努力を要したはずだ。


彼にとって絵の存在は、一言で表せば生き甲斐。使命感を与えてくれた存在だと言う。

多くの人が音を上げてしまいそうな生活も、絵に対する熱量が大きな原動力となって乗り切れたのだろう。


彼の心を支えていたのは、川端康成の小説作品中のある一文であったという。

「一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。」


※川端康成「一人の幸福」(新潮文庫刊 短編集収録「掌の小説」) より




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


Spika:絵を描くときにいつも、見る人に幸せを与えられたらと思っています。それこそ神に祈るような心持ちで。

ですので、GIFTしたいことはただ一つかなと。私の絵を見た人に何かしらの幸福を与えたい、それだけです。

今回は昨年から今年にかけて描いた作品を出します。イラストだけでなく絵画作品まで幅広く出しますが、私の絵を見た人が何かしら幸せだと感じてもらえるようにしていきます。


水しぶき
「 水脈 」

3年程前、テレビで見たルノワールの特集番組においても、彼は巨匠の言葉に感銘を受ける。

そこでルノワールの「絵というものは僕にとって、愛すべきもの、愉しくて美しいものでなければならないんだよ。」という言葉が胸に刺さる。

人生において、酸いも甘いも嚙み分けたルノワールだからこその、名言である。


ルノワールの人生観や制作に対する考え方を知り、制作の取り組み方が変わった。

今までただ何となくで描いていただけだったが 「見た方に幸福を与えたいと祈りを込めながら制作をするようになった」 と言う。


それは制作時の色の使い方にも影響があり、特に肌の色には拘るようになったそうだ。少し赤身を足したり、くすませたり。

そうすることで人物描写のリアルさも増し、その人物がどのように生きてきたのかという、背景描写にも深みが出る。


だからこそSpikaの作品には、思わず心が惹きつけられる魅力があるのだろう。


様々な出会いやきっかけを制作に取り入れて、アーティストとしての今後の成長が楽しみなSpikaに、敢えて自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.自分自身に欠落していると思う事はありますか。また欠落していると感じる事が、制作にどんな影響を与えていますか。


Spika:んー、自覚してるものだと…

恋愛というか、人を好きになる感覚?というのがいまいち分からないというか欠落してるのかなって思います。

心の中でどこか自分は一人なんだとでも思ってるのか…。そういう事もあってか、どこか寂しげだと言われることもあります。


(取材/執筆:ヨシカワ)

 

Spikaの作品を心ゆくまで堪能できる6日間

GIFT2023を、どうかお見逃しなく!


SpikaのSNSも、是非ご覧ください。

instagram:@penguinflower96

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《 Spika(スピカ) プロフィール 》


1996年生まれ、宮崎県出身で京都府在住

本業は介護職で仕事の傍ら絵を描いている。

ハッピーサイエンスユニバーシティ

未来創造学部芸能クリエイターコース短期特進課程卒業

絵を描く事、散歩、音楽鑑賞、読書、寝る事、食べること、着物着て出歩くこと、喫茶店でまったりすることが好き。割と多趣味だが大半が自己完結してる。ぼっちではない。(多分)

絵を描くことは生きる事と同じ事、絵を描けないくらいなら死んだ方がましと公言して憚らない程度の絵描きバカ。

ドレスを愛してやまないドレスバカでもある。














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