大沼かしわ in GIFT2023
会期：2023年12月22日（金）～12月27日（水）
会場：Gallery IYN
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大沼かしわ 経歴
・幼い時から絵を描き始める。
・高校と短大で美術を学び、現在は障害者支援施設で利用者にアート活動を提供している。
・『私色に染まれvol2』出展（Gallery IYN）
・『PROMISING ARTIST 展示』開催（Gallery IYN）
・『MESSAGE展vol.5』出展（Gallery IYN）
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
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「可愛い」 ものが大好き。
可愛いものは、テンションを上げてくれると同時に癒しを与えてくれる。
そう語る大沼かしわ の描くイラストは、いずれも可憐な衣服をまとった少女たちが、あどけない無垢な眼差しで、鑑賞者を見つめ返している。
小学生の頃は小学館刊行の「ちゃお」を愛読し、特に おおばやしみゆきの「エンジェルハント」が好きだった。
長らく漫画家志望だった大沼だが、高校生の頃には漫画とは違う独自の絵柄で「かわいい」を表現したいと考えるようになり、現在の作風に至る。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
大沼：創作コンセプトは可愛い世界観です。小さい頃に少女漫画家になりたくて絵を描いていましたが、次第に漫画ではなくて女の子が描きたいことに気づいてひたすら女の子を描いてました。成長するにつれてフリルやロリィタなども好きになり、そういったゆめかわいいを描くようになりました。
漫画以外の色んな絵柄のイラストに触れて、漫画のような等身の高い絵だけではなく、私だけの絵柄が欲しいと思うようになったんです。
制作時は、描くモチーフの可愛さにドーパミンがどんどん出るという。
時には「可愛いよ～」と、画面に声をかけてしまう程だとか。
何度も描いているキャラクターは、もう娘のような存在。どんな服を着せようかと考える時は、まるで愛娘と洋服を買いに出かけた母の気分だ。
展覧会は、大切に大切に描かれた娘たちの、いわば晴れ舞台。
様々なコスチューム、シチュエーションの“可愛い”で、私たちの目を楽しませてくれることだろう。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
大沼：ひと目で可愛いと思って貰えるような作品を作りたいと思ってます。私の絵だとすぐに気づいて貰えるような世界観を表現できるように頑張ります。
一貫して理想の「可愛い」を描き続け、すでに独自の素晴らしい作風を確立している 大沼かしわ 。
そんな彼女に、敢えて自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.自分自身に欠落していると思う事はありますか。また欠落していると感じる事が、制作にどんな影響を与えていますか。
大沼：欠落してるのは、可愛いものや自分が憧れるもの以外への興味のなさです。元々他人に興味や関心が薄く、好きなクリエイターなど出ない限りあまり興味がわかないところです。クリエイターを目指しているので、様々なものに触れて取り入れた方が良いとは思うのですが関心のなさから絵柄や色が同じ感じになってしまっています。同性だけではなく異性も描けた方がいいのですが、可愛い女の子にしか興味がないので、作品は長所を全振りしている感じになってると思います。
（取材/執筆：大石）
大沼かしわ の作品を心ゆくまで堪能できる6日間
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