あかつき in GIFT2023
会期:2023年12月22日(金)~12月27日(水)
会場:Gallery IYN
~会期中の通販購入について~
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。
あかつき 経歴
・2005年から15年間 レストラン等でフランス詩における朗読ライブを行う
・2021年 首里城基金アート切手 図柄として作品を提供。
・2022年 オレンジリボンキャンペーン ジクソーパズル 図柄として作品を提供。
・2021年 「無題展 - Untitled Exhibition –」出展(日本文藝 主催)
・別名義「しののめ」にて アラブ首長国連邦・ドバイ「World Art Dubai」(2022・3)、「サロン・アート・ショッピング・パリ」フランス・パリ(2023・10)等に出展
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
→
→
子供の頃から絵をよく描き、好きな漫画の絵を難なく描き写すことが出来たという刺繍絵画作家の あかつき。 その天性の画力は、小学校時代に、彼女に絵を描いてほしくて同級生らが集まり、行列ができる程だったとか。
絵を見る事も好きで、特にマリー・ローランサンのモダンな画風、淡く優しい色調に心惹かれる、感受性の豊かな少女であった。 画才に恵まれた彼女が現在手にしているのは、絵筆ではなく、絹糸と針。 つややかな糸を幾重にも縫いみ、絵画とは全く別の重厚さを持つ「刺繍絵画」を生み出している。 あかつき の祖母は、呉服屋に並ぶ反物を見ただけで、帰宅後に同様の物を自ら織り上げ、染め上げることのできる染織の達人であった。 そんな祖母の姿を見て育った少女は、やがて服飾学校で刺繍を学び、他方面でも様々な経験を積んで、現在クリエイターとして絹糸を扱っている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
あかつき:「刺繍画」で綴る物語の世界。着想の基軸にはいつも物語があり、それは既存の物であったり、時には独自の物であったりと…そこに宿る詩や情景を 布の上に絹糸で浮き描き綴る。
機織りの名手であった祖母の影響で絵画と絹糸に親しんだ幼少期を過ごし、アパレル、音楽、イベント業界を経て2011年東日本大震災を機に再び創作活動をスタートし 現在、二つの「あかつき」と「しののめ」名前で活動をしています。
どちらも構想の世界観は共通するところはありますが、「しののめ」は天井が高くとれる展示向きの大型作品に寄せており格調的、そこから少しプライベートも垣間見える小型の作品を差別化するため ファンシー ロマンチックなテイストの「あかつき」が生まれました。
「刺繍絵画」は、予め用意された図案転写に沿って糸を指す一般的な「刺繍」とは異なる。
あかつき は、画家が紙や画布に向かって絵筆を走らせるのと同じように、思い描いたイメージを直接針と糸で描画してみせるのだ。
これは、非常に高い刺繍技術と画力を持つ者でしか成し得ぬ描画技法である。
刺繍は極めて緻密な作業であり、時には3時間をかけて3cmしか捗らない場合もあるという。
作業の途中で脳内のイメージが薄れることもしばしばで、完成までにとてつもない労力を費やし、この絢爛たる画面が浮かび上がっているのである。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
あかつき:日本刺繍がベースにあるのでどこか和的でありながら 洋の要素もある絵柄で 独自のキャラクターを設定し物語を彷彿出来たらの想いで描いています。
古来より重宝されてきた絹糸の艶が奏でる美と寓話的なモチーフで 鑑賞者なりのそれぞれが思い描く「何か」を心の琴線に響きを贈りたいと思っています。
あかつき は長年シャンソンとフランス語の詩に親しみ、その情的世界観を吸収してきた。 朗読ライブでランボーやエリュアールなどの詩を朗読する際に、自作のものを披露することもあったとか。 当時書いた詩はもう残されていないが、詩の心と世界観は、今も布地の上で息づいている。 あかつき の刺繍絵画に描かれている犬は、彼女の愛犬のイタリアングレーハンドから派生した個性あふれる紳士淑女たち。 ファッションデザイナーのアニェスと、その弟ロビン。イースター島の幼い統治者マチルダ姫など、しっかりとした人物設定がなされている。 彼等の棲まう美しい世界へ、絹糸の放つ優しい光沢と、糸の重厚かつ柔らかい風合いが、鑑賞者を誘ってくれるのである。 卓越した画力と刺繍技術、そして独創的な詩的世界を持っている あかつき に、敢えて自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.自分自身に欠落していると思う事はありますか。また欠落していると感じる事が、制作にどんな影響を与えていますか。
あかつき:人脈作り プロモーション能力、今どきのツールを使っての発信力が足らないと感じます。
制作するうえでの影響は感じませんが、私のテクニックは 頭の中に構想 完璧な下絵があったうえで 布の上に糸で絵図を直接描いていくものです。
一般的なツールで絵画が描けるレベルよりも より相応な画力の上に成り立っていて 又 一般的な図案刺繍とは一線を画すると自負しているのですが 正当な評価を受けるための プレゼンテーションする(撮影技術等も含め)足りていないと感じてます。
(取材/執筆:大石)
あかつきの作品を心ゆくまで堪能できる6日間
GIFT2023を、どうかお見逃しなく!
あかつきのSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @akastuki112
いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。
あかつきへのお仕事ご依頼、お問合せはInstagram DMにて!
「提案いただければ ご相談応じます」by あかつき
《 あかつき プロフィール 》
刺繍絵画作家
物語の世界を糸で綴る画家
2020年頃より本格的に始動
首里城アート切手やオレンジリボンキャンペーン等の、社会的意義の事柄への図柄の提供を中心に、日本国内ベースに活動しています。使用する絵具は、針と絹糸、霧や霞に見立てた半透明の布の上に、童話の挿絵を施す様に絵図を描いていきます。
別名義しののめ:海外ベースに活動
アラブ首長国連邦・ドバイ/フランス・パリ等へ出展。稀有なニードルアートである糸の織り成す上品な絵柄は「異彩」との高い評価を得る