杏 in GIFT2024
会期:2024年3月15日(金)~3月18日(月)
会場:Gallery IYN
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杏 経歴
・2022年5月 初個展「流」開催 神戸三宮cafe &bar「en+」
・2022年9〜10月 仙台アンデパンダン展参加
・2023年5月 個展「風」開催 伊勢市Enn.cafe
・2023年6月 square展参加 横浜レンガ倉庫
・2023年9〜10月 仙台アンデパンダン展参加
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
広告の裏に好きな漫画を模写することが多かった子供時代。
漫画作品などに登場する龍の姿に心惹かれてよく描いていたが、当時は自分が龍をモチーフに絵画を描くようになるなど考えもしなかったという杏。
中学校では美術部に所属していたが、高校を出てからはパタリとペンを置き、それから約20年もの歳月が流れていた。
じつに不思議な縁と偶然が重なりによって、杏は再び絵と向き合い、アートで自己を表現するようになる。
その最初の転機となったのは、3年前。
フェイスブックで知り合った友達が開催するアートセラピーのワークショップに、ほんの軽い気持ちで参加した。
思うがままにキャンバスにアクリル絵具を乗せていった結果、筆致を重ねてぐるぐると生じた幾重もの円が、花の形のような、抽象とも具象ともいえる作品が出来上がる。
久しぶりに何かを描画する楽しさを味わうと共に、「こんな絵を私は描けるのか」と意外に感じた。
これが、杏が表現者になる第一ステップ。
次なる転機は、そのワークショップから1年後のことだった。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
杏:2020年に知人が開催したアートセラピーで初めてアクリル絵の具に触れる。
セラピー後は特に使うことはなかったが、一年後、伏見稲荷神社参拝の後、掌サイズのキャンバスに目が止まり、龍の絵を描き始める。
伏見稲荷大社の参拝案内を請け負う友人の企画に参加し、そこで杏は二人のアルコールインクアーティスと知り合いになる。
偶然にも彼女たちは龍をメインの画題としていた。
これは、昔から杏が好んで描いてきた龍が導いてくれた奇縁であるかもしれない。
参拝しながら話も弾み、後日、杏は参加者の一人にアルコールインクアートを体験させて貰うことにする。
帰り道に立ち寄った画材店で見つけたミニキャンバスで、杏は手持ちのアクリル絵具でアルコールインクアートに近い表現を試みてみる。
その試みは失敗に終わったが、昔取った杵柄で、余ったキャンバスに龍を描いたみた。
ふとした思い付きで、インクを混ぜるのに使っていた割箸を折り、そのささくれで描いたのだったが、その即興画はなかなかの出来栄えだった。
そこから、アクリル絵具を用いた龍の描画に力を注ぐようになる。
抽象と具象の間のような、杏ならではの龍画。
画面全体を渦巻くような筆致は、まるで水底から静かに沸き上がるエネルギーのようだ。
また、試行錯誤の中でメディウムを使ったポーリングアート手法を習得し、そちらも作品制作の中で活用している。
「面白そうだな」「やってみようかな」
その直感のままに行動した結果、現在の杏の創作活動がある。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
杏:可能性は無限大 全ては自分の中にある。
描いた作品を展覧会やイベントで発表するようになり、作品を見てくれる人との交流も、杏の人生に新しい感動を与えた。
鑑賞者が伝えてくれる感想が励みになるので、会場へは出来る限り足を運ぶようにしている。
ある時「この絵で幸せな気持ちになったから、戴きていきますね」と、ポストカードを購入してくれた人があった。
自分の絵が誰かを幸福にし、心を満たすことができたという感慨は、言葉にならない程だった。
直感のままに始めたアートで、己を縛っていた固定観念を打ち壊し、自分の世界がどんどん開けていく。
時には、周囲の目を気にして立ち止まってしまうこともある。けれど彼女は、「やりたい」と思ったままに行動することで到達できる、その煌めいた世界を知っている。
これからも杏は、自分の心に耳を傾け続けることだろう。
自分に素直になれば、これまで知らなかった自分を発見することができ、自分を好きになることに繋がっていく。自分を好きになれば、他人にも優しくなれる。
アートを通じて知った、その喜びと幸せを多くの人に届けたいと意欲を語る杏に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
杏:相手を思いやる想像力と
自分軸で生きる力
嫌だなと感じている職場で我慢して「いい人」を演じて働いていたら、嫌がらせに遭うようになり、強制終了がかかっったこと。
今だからそれは自分軸ではなく他人軸で生きていたからだとわかりますが、当時は辛かったです。
(取材/執筆:大石)
杏の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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杏のSNSも、是非ご覧ください。
instagram: @hama541
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kurofunetai _g@yahoo.co.jp
《 杏 プロフィール 》 2020年に受けたアートセラピーで初めてアクリル絵の具にふれる。
その1年後、伏見稲荷登拝をきっかけになんの知識もないまま、龍神の絵を描き始める。
直感のまま生まれでる龍神は、エネルギーが強い。
2022年5月 神戸三宮 en+(エンタス)
初個展「Ryu」
2023年5月 伊勢 Enn.Cafe
第2回個展「風」
2024年5月 伊勢 Enn.Cafe
第3回個展開催予定"