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「 squeese 」

《 新島知夏 略歴》


・2006 東北芸術工科大学美術科日本画コース 卒業


2016 第51回主体展 秀作作家  損保ジャパン日本興亜美術財団賞  会員推挙


2016 第18回雪梁舎フィレンツェ賞展佳作


・2017 第35回上野の森美術館大賞展 入選


2023 美容万博in名古屋 ライブペインティング




赤ん坊をモチーフにした独創的な絵画表現で、鑑賞者に強烈なインパクトを与えるアクリルペインター ・新島知夏。


現在 二児の母であり、デザイン専門学校の非常勤講師を務めながら、精力的に創作・発表活動を行っている。


新島の作品は全て、彼女が自分自身と対峙して生み出した“自画像”たちだ。




「 My dear 世界にひとつ 」

新島は、この世で最も身近な存在である“自分”を画題に選び、時に画面がグロテスクになるまで己の心の奥底を見つめてきた。

第一子を妊娠した時、自ずと画中の女性も妊婦になった。


それから出産、育児の中で、「母と子」が「自画像」シリーズの中のもう一つのテーマとなり、生々しく実感のこもった“母性”を描き続けている。

アクリル画家の古山浩一に師事し、画風だけでなく、絵に対する姿勢においても大きく影響を受けているという。




「 in your dreams 」

絵に取り組む際の新島は、常に何か疑問や葛藤、高揚感、幸福感…様々な感情と向き合っている。

単純に絵を描く楽しみを感じるよりも、悩みの方が大きいという。


迷い、苦しみながら、それでも逃げずに描き続ければパッと霧が晴れるような瞬間がある。


そうしてステップアップした後に次なる壁に突き当たるが、挑み続ければ乗り越えられることを知っている彼女は、決して挫けることなく、とことんまで悩みぬき作品を生み出しているのだ。




「 with all my heart / My heart was in my mouth 」

片手間の制作はできないという新島は、子らを寝かしつけてから絵筆をとる。

締め切りを抱えている際は、徹夜になることもしばしばだ。


家族のサポートがあるとは言え、制作を続けて行けるのは、新島の意志の強さ故だろう。


だが、無理をして描き続ければ良いというものでもない。

もちろん子を優先し、筆を止める時もあって良いのだ。


子から手を離せない時も一時のことで、子の成長と共に絵を描く時間も戻ってくる。

「絵は逃げないから」と新島は語る。



「 cuddle 」

母として、画家として、パワフルに活動する為には健康管理も重要だ。


育児中の体形管理のために始めたランニングを、現在も続けているという。


また、食事の際は必ず“ベジ・ファースト”。

5分かけて野菜を食べ、食物繊維をしっかり吸収させてからタンパク質・炭水化物をとる。この習慣によって適正体重を維持するだけでなく、体の調子もとても良いそうだ。


体調を整え、エネルギーを蓄え、今夜も新島は画架に向かっていることだろう。

子の成長と共に、また新島自身が人として、母として成長する中で、彼女の作品はどんな進化を遂げていくのか。

今後の益々の活躍が楽しみである。


(執筆者: 大石)


 

次回、新島知夏ワールドをIYNで堪能できるのは、2023年5月開催の『LOVE展vol.2』!

見応え抜群のアクリル原画がずらりと並びます。お見逃しなく!!



会期:2023年5月12日(金)~5月21日(日)

営業時間11:00~18:00

会場:CreationCafe IYN

   大阪市北区中崎西4-1-19



新島知夏instagramアカウントはこちら→@niijima_chika

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