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更新日:4月11日


pikatan in ART INPUT 2025


会期:2025年5月29日(木)~6月1日(日)

会場:Gallery IYN


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イラスト作品
「 カメレオン 」

 

星々を旅するピンクのお団子頭がチャームポイントのメルクと、葉っぱの生えた白い餅(?)のような生き物ピコの物語・・・「メルピコレポート」

この二人の冒険をpikatanが描き始めたのは、専門学校生の頃。

“バンド・デシネ”というフランス語圏で独自に発展した漫画手法が用いられており、間もなく第3巻が完成するそうだ。

社会に出てからの多忙な毎日の中、なかなか思うように制作の時間をとれず、予定していた刊行時期よりも2年遅れてしまったが、出来る範囲で少しずつ筆を進めながらpikatanは、メルとピコと共にゆったりと時間をかけて宇宙の海を渡っている。


そんな彼女の旅路の出発点は、「メルピコレポート」よりも以前に空想した物語であるらしい。




Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。

また、何故その作品をお選びになりましたか。


pikatan:代表作となると悩みますが少し前にリメイクした「海の森」という作品ですね!

創作活動の原点でもあり1番愛着がある作品かもしれないと思う作品だからですね!


イラスト作品
「 海の森 2024Ver. 」

「海の森」の主人公である金髪の少女は、メルとピコのように旅をしながら、星々の情報を収集している。

その物語イメージが湧き上がったのは高校の授業中だそうで、以来この“星の子”と呼ばれる少女はpikatanの描くイラスト作品にしばしば登場しており、お気に入りのキャラクターだそうだ。

いずれは、「メルピコレポート」の世界と、星の子の世界も繋げられたらと考えているとのこと。


「海の森2024ver.」は、オリジナル作品よりも重厚に絵の具が塗られ、より見応えのある作品に仕上がっている。

但し、本当はもっと透明水彩の特性を生かした描画にしたいのだが、つい“ゴリゴリにベタ塗り”をしてしまう点が、現段階の課題であるらしい。

創作の軸にしている画材はコピックマーカーとマルチライナーだが、最近は透明水彩の他にもアクリル絵の具などにも挑戦しているそうで、表現の幅を広げるべく「まだまだ修行中」なのだそう。



Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。


pikatan:創作の方向性が決まった時期は高校3年、17~18歳の時期ですね!それと同じ時期ぐらいに1番影響を受けた絵師さんの「松村上久郎」と出会いました!

松村さんの作品は万年筆で下書きなしで紙に描いて行くペン画作品が多く、最近では水彩やデジタルでのカラー作品も描いている方です!

主にごちゃごちゃした世界を描いていて細かい所にも遊びがあるような見応えのある作品が多く、フランス圏のマンガのバンド・デシネを知るきっかけにもなった方です。


イラスト作品
「 2025年賀状 」

透明水彩に挑戦するようになったのも、敬愛する松村上久郎氏の影響。

また、ペン画においても以前は彼に倣って一発描きをしていたのだが、作品の雰囲気をきちんと掴んだ上で描画に臨む方が自分には描きやすいと、近頃は大まかなラフは描くようにしているらしい。

だが、下描きをしないことで生まれる偶然性にもpikatanは魅力を感じており、今後の描画方法はまだ摸索中であるようだ。


ART INPUT展においては、新作だけでなく、過去の作品・・・「メルピコレポート」や「星の子」とも違う世界観の作品も共に並べる予定であるという。

それぞれの作品の世界観を楽しんで貰いつつ、私の成長具合も感じて頂けたら嬉しいです」そうpikatanは話してくれた。


取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。




Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。


pikatan:苦しい状況って身体的にも精神的にも来るんですよね(汗)そういう時はだいたい絵を描くのをやめてゲームに逃げますね、それか全く違う事を始めるとかします。(ぬいぐるみ作りやミニチュアなど)それでもダメな場合は何もしないで寝ます。


(取材/執筆:大石)

 

pikatanの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく!


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