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にじゅうまるのねこ in ART INPUT 2025


会期:2025年2月6日(木)~2月9日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





筆文字アート
「 写経~みんなの心に幸あれ~ 」


「毎日 色んな事があるけれど、毎日花丸(にじゅうまる)なのだ」

長い年月をかけて辿り着いたその答えを胸に、にじゅうまるのねこ は毎日の生活の中で感じたことや、読んだり耳にした言葉を自らの言葉に置き換えて、書き綴っている。


幼少期から書道を習い、文字を記すことはずっと好きだったが、周囲から評価をされても何故か己の書く文字に自信が持てず、いつも「何かが違う」と感じていたのだそう。

今まで積み上げて来た書道の経験を生かし、自分らしさを発揮できる道はないものだろうか・・・

そう考えていた折に、SNSを通して巡り会ったのが“筆文字アート”。

伝統的な書道よりも遥かに自由で、ぬくもりと優しさのこもる書風を目にして、彼女は「これなら自分の求めていた文字が書ける」と直感したのだった。




Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。

また、何故その作品をお選びになりましたか。


にじゅうまるのねこ:写経です。筆文字アートと出逢ったきっかけとなったからです。


筆文字アート
「 写経~人それぞれ~ 」

高校の授業の一環で、にじゅうまるのねこ は初めて写経を体験。

当時、人生について様々な不安や悩みを感じていたが、経典に記された仏教の教えの中に、一筋の光を見出した。

その後も、あらゆる困難に見舞われて辛酸を舐め、時には死さえも考えることもあったが、写経をするとまるで「生きていて良いんだよ」と励まされるようで、ぎりぎりのところで幾度となく救われてきたという。

ふと思い出した時に筆を取って心を鎮めたり、旅先の社寺で写経体験に参加したり・・・

気が付けば、彼女の心には己も他者も慈しむ気持ちが満ちていた。

そうして彼女が写経を通して得たものは、筆文字アートと出会ってから書き綴った無数の言葉の中に息づいている。


かつての自分と同じように苦しんでいる人の心を、癒せる筆文字作品を・・・

それは、自分自身の心が波立っていては叶わない。

人を癒すことが出来るように、まずは自分が心を落ち着ける。

そして真心をこめて書に向えば、寧ろ自分の方が癒されている。

「誰かのためにと思いながら、いつも私の方が助けられているようです」と、にじゅうまるのねこ は明るい笑みを浮かべて話してくれた。




Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。


にじゅうまるのねこ:私の小さな小さな些細なことがあったときに筆文字アートに魅力を感じて、“にこふで”で活躍している矢野多江子さんと出逢い、筆文字アートがこんなにも癒されて、心をワクワクするものだと知り、毎日、毎日、書きたいと思った言葉や自分の思いを描き続け、マルシェ・ギャラリー出展・友達ににこふで名詩(お名前ポエム)ができ、今までこんなことが出来なかった私です。


筆文字アート
「 祖母へポエム 」

毎日の生活の中で感じたことや、動画を視聴しながら入ってくる情報。

また、経典に記されていること等、あらゆるものを自分なりに解釈し、自分の言葉に置き換えて、にじゅうまる は日々筆を走らせている。

身近な人に“お名前ポエム”を贈る際には、数秘術を参考に、その人の誕生日から言葉を選んでいるのだそう。


これからの目標について訊いてみると、「日めくりカレンダーを作ろうとしているのですが、書いてみたら内容が被ってしまったりして、なかなか苦戦しています」と話してくれた。

どんな言葉を書くべきか、考えれば考える程に袋小路に入ってしまうらしく、完成まで今しばらく時間がかかりそうだが、優しさとぬくもりに溢れた365の言葉と共に毎日を過ごすことが出来れば、その1年はきっと満ち足りたものになるだろう。

カレンダーが販売される日が、待ち遠しい。


取材の最後に、にじゅうまるのねこ へ次のような質問を投げかけてみた。




Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。


にじゅうまるのねこ:私の人生を終わりにしたい時があって、何度も何度も自分に「なんで生きているの?」と藻掻き悩み苦しんでいた時にある人の言葉に気づかされて、「私は生きてていいんだ!!」と思い、徐々にではあるけれど、ポジティブに考えるようになりました。


(取材/執筆:大石)

 

にじゅうまるのねこの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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