- yuko Oishi
- 4 日前
- 読了時間: 4分
更新日:3 日前
猫覆面 in ART INPUT 2025
会期:2025年5月29日(木)~6月1日(日)
会場:Gallery IYN
~会期中の通販購入について~
展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。
展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!
お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!
スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。
独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・
新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。


アニメや漫画、または映画などを鑑賞する際の“熱い展開にはドキドキし、悲しいシーンには涙する高揚感”、これが、猫覆面の心を創作へと駆り立てる原動力。
自分も、感じたことを作品にして人々と共有することで、誰かにも同じ胸の高鳴りを感じてほしい・・・
そんな思いから、独自のイラスト作品やカラー漫画を制作・発信し、その傍らでWEB漫画の作画依頼等も引き受けているという。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
猫覆面:自分の中で代表作品と呼べるものはまだありません。
強いていうならば、「取締り」というオールカラー漫画で登場させている異形頭のキャラクターが現在Xとpixivで一番興味を持って頂いてます。
そのキャラクターのお陰もあり、以前より多くの人に作品を見てもらえたり、ささやかなご縁にも恵まれた事で、より思い入りのあるキャラクターとなりました。

「取締り」をはじめ、猫覆面が描く作品には数々の人ならざる異形頭たちが登場する。
何故、異形頭に惹かれるようになったのか、
それは猫覆面本人にも判らない。
しかし、思い返せば幼い頃から忍者など顔を隠した表情の読めないキャラクターに惹かれることが多く、そうした嗜好が今に繋がっているのかもしれないとのこと。
そうした自分の“好き”を発信することが活動の醍醐味であるが、作品を見て貰うなら、鑑賞者に喜んでもらえるよう、彼等の“好き”も取り入れたい・・・
そう考えて猫覆面は、フォロワーのリアクション動向を見ながら「このモチーフは好んでくれる人も多そうだな」と分析し、それを作品作りに積極的に生かしている。
最近新しく取り入れたモチーフは、ペストマスク。
自身の好む異形頭とも通ずるものでもあるため、とても気に入っているそうだ。
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
猫覆面:物語を考えるのが子供の頃から日常のようなもので、バトル漫画に魅了されてからアクション描写を好んで描くようになりました。
『俺だけレベルアップな件』という作品と出会い、オールカラーで描かれたアクション描写が自身の求めた理想だった事でより技術を磨く事に繋がりました。
その甲斐もあり、Webtoon漫画などで仕上げや着彩のアシスタントの仕事をさせて頂く機会にも恵まれました。

どうやったら躍動感のあるカラーイラストを描けるようになるかと摸索していた頃、猫覆面はアニメーションを静止させて参考にしようと試みるなどしていたが、そこで自分の求めている答えを見いだすことは出来なかった。
動きの一部を切向いてみても、静止画における効果的な魅せ方のヒントはない。
だが、Webtoon漫画「俺だけレベルアップな件」と出会い、迷いは一気に払拭された。
それは猫覆面にとってバイブルであり、最も的確で相性の良い参考書だったのだそう。
そこで学び取った“躍動感”の表現を、「ART INPUT展」でもじっくりご堪能頂きたい。
様々なデジタル画表現の内、これまでは“アニメ塗り”に主軸を置いてきたが、最近は別の塗り方にも挑んでいるらしい。
まだファンアート作品でしか披露していないが評判が良いため、オリジナル作品にも取り入れて、鑑賞者の反応を伺いたいとも考えているそうで、その点も今回の展示の見所になりそうだ。
取材の最後に、猫覆面に次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
猫覆面:絵に目標が出来た事で、周りの作品や評価と比較するようになってから劣等感や嫉妬で悩む時期がありました。
それを克服出来たのはYouTubeで絵描き講座をされてる方々のお悩み相談の配信で、自分と同じ悩みを持つ者が多くいることを知ったと同時に、気持ちを整理する為にどう考えて捉えるべきかを配信から学びました。
お陰で自分を納得させる答えを見つける事に繋がり、今では自身への劣等感や、他の作品に嫉妬をしてネガティブに陥る事もなくなり、以前よりも楽しく学べてペンを振えるようになりました。
(取材/執筆:大石)
猫覆面の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく!
猫覆面のSNSも、是非ご覧ください。
いいねやフォロー、ご感想やご依頼、お問合せのメッセージ大歓迎です。